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【読書感想】Sense up 「大人のセンス」でもっと素敵な私になる考え方とテクニック

前回の「マイバッグ」に引き続き、こちらを読了。

wインスタなどで「どう見せるか」、スタイリング、というところに特化していて潔い感じがしつつも、そこはかとなく、自分らしさを損ねてしまうような、「罪悪感」のようなものを感じながら読む。「見せるか」って、自分の中にはあまりない考え方で。

思い出してみると、中学生から、海外マダムの暮らし方、みたいな文庫が大好物で、それは自分の美しさは、自分を知ること、再発見すること、という定義が、どこかにあったからと思った。海外に行けば自分はよそもので、アイデンティティを自然と問われる機会があり、それを楽しく「読んだ」のだと思う。

翻って、日本のおしゃれな本はあんまり読まなかった。特にスタイリングの本は、「どれを読んだらいいか」わからなかったからと思う。

でも読み進めると、「モノトーンのがおしゃれ」「色を統一した方がおしゃれ」など、オシャレな人によく言われることだなあ、とも思い、耳が痛いような気はした。目的がはっきりしていて、悩まない。ただひたすら、オシャレに見せるための方法がハッキリと書いてある。

でもそうすると、自分を表現するってなんだろう?という、日本の文化的背景にもぶち当たって逡巡、、。

最終的には、それすらも楽しめたらいいのでは、という明解な結論に、やはり最後まで潔さを感じるのでした。
自分が、そもそも考えることを楽しんだり、その道草の気づきが楽しいタイプだから、共感するというよりは、おしゃれな見せ方をささっと学んだほうがいい、ということを勉強させてもらえた、という感じで読みました。そもそも読んだ理由も、SNSをやっているから、どんな知恵があるのか知りたかったのだし_φ(・_・

取り急ぎ、お部屋は茶系で揃えていきたいと思います。

素敵な夜を。


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