億男

お金と幸せの答えを 見つけに行ってくるよ

九十九(つくも)はいつも一緒にいた一男(かずお)と
お別れをする

15年後に再会し、一男は九十九に
その答えが見つかったか
その答えとは何か
教えてもらおうとする

というあらすじ。

つくもの最後のオチに、わたしは、やられた!と悔しかった
が、爽快感もあった
図書館への返却日が迫っていたので、途中で
最後だけ読んでしまおうと思ったのだが、ページを順番にめくってよかったと思ったからだ

お金にわたしも興味はある
だが、お金のことを知らなかったと思う。

お金に何か勝手なイメージを抱いて、理想をふくらませて
お金そのものを見ていなかった
そんな気がする

九十九は
1万円札の大きさを、知っているかと一男に問う

15cmくらい?とかわたしは思ったが、正確には知らなかった
重さも1円玉は1gと知ってたが、それ以外の硬貨はわからない

わたしは、お金の何を見ていたんだろう

価値だろうか。

千円札が1枚あれば、昼ごはんは美味しいもの食べられるな
という楽しみ。

財布にこれくらい入ってたら、何かあって急にタクシー乗っても間に合うな
という安心。

そういう価値を、わたしはお金を通して見ているようだ。

九十九は、最後にお金と幸せの答えを言うのだが(ネタバレしたくないので書かない)

そのとおりだな、と思う。
わたしはまだ答えを探している途中だ
これからだ

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