身近にあった美しい景色 Cowichan Bay
バンクーバー島には、無数の入江があります。ここに住んで一年以上になりますが、初めて行ってみた入江の美しさにまたも息を呑みました。
カウチン・ベイは、バンクーバー島南東部のやや大きい町ダンカンから車で10分足らずの場所にあります。ダンカンにはWalmart、SuperStoreなど大きめのスーパーやショッピングモールがあるためちょくちょく行くのですが、カウチン・ベイには行ったことはありませんでした。
しかし、元考古学研究者の卵で地理オタクの私としては、ラグーンだとか氷河地形、地層を見て回るのが大好き。今回、ようやく行くことができました。
入江は思ったより広く、やはり湖のように静か。そして真正面に大きな山がでーんと座っています。
これは意外でした。Mount Tzouhalemという山らしく、場所といい、そのシェイプといい何か先住民にとって意味ある場のような雰囲気です。
目を西の方にやると、遠くに山地が見えています。
入江の入り口にはまず、小さな公園。小さいながらも桟橋がありテーブルや椅子、美しい植栽がありました。
マリーナの向こうに見えるのは、ソルトスプリング島です。
さらに進むと、もっと大きなボート用の桟橋がある公園へ。駐車場はなんと、ボート牽引車両用ばかり。そして、桟橋には釣り人への注意事項が満載。カニが採れるらしいですね。
母があまり歩けないので、マリーナまで行く余裕はなかったのですが、レストランやお土産屋さんなどがあって楽しそうです。
日没が近そうなので、カウチン・ベイをあとにして、メイプル・ベイを経由してクロフトンへ。メイプル・ベイはこれもこぢんまりとした隠れ家のような入江。険しい崖に家が張り付くように建っている場所もあります。カフェやレストランも多少はあるようですが、今回は探検はやめて通過のみ。
クロフトンは、ソルトスプリング島行きのフェリー乗り場があります。シュメイナスよりも小さいまちですが、歩きやすい遊歩道が海沿いにあります。
ここも静かです。キャンプシーズンとあって、キャンプ場にはたくさんのキャンピングカーが泊まっています。
カウチン・ベイのカウチンはカウチンセーターの「カウチン」でした。
今日まで知りませんでした・・・どおりで聞いたことがある。
あのセーターの発祥の地だったんですね!
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