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天使のお茶会


小さい頃に見た夢がある。少年が友人とかくれんぼをしていて、鬼になった少年は探しているうちに森に迷い込んでしまうのだ。森の奥深くには大きなお城があって、道を訪ねようと中に入ってみると か弱そうな少女がそこには住んでいて、最初は怖がられるんだけど少年はなんとか自分は怖い人物ではないと説得し、少女は少しずつ心をひらいていくの。少年は少女の美しさに魅了されながら 夜空の下でティーパーティーをしたの。その後少年がお家に帰れたのか、少女と共に過ごしたかはわからないけど。

私が絵画療法でも通っていたらきっと描き続けていただろう空想世界をいつか形にしたいと思っていた。

でも、私はこの物語の少女役はできなかった。
もし 少女が お城の中で息を潜んでいても 見つけ出してくれる優しい誰かに会いたかったとしたら?
私は少女のように誰かを待たなくても、自分から動けるようになった。夢を愛していた当時と気持ちも環境も違うから、もう戻らなくていい。

今の私は 天使のように波動高く 必要な分だけ纏って 目に見えない素敵なものも愛して 良いエネルギーと共に身軽に生きたいと思っている。 だから、私はこの物語の傍観者であり、成長した私が 空想世界を体験するぐらいが丁度いい気がした。

森の奥、お気に入りの食器で小さなティーパーティーを開いた。自然に囲まれ 誰にも邪魔されないゆっくりとした時間を過ごしたの。
天使とは肉体を持たない光の存在、天使の翼は光のオーラ 天使のオーラが波紋のように広がり翼のように見えているんだそう。
私は肉体を持っているから 天使になるために 光になったんだ_


今は西日が眩しいあの時間が好きだけど、昔は月が優しく見守ってくれる夜が好きだった。でもお月様は今でも魅力的に感じるし、私を表す1つだと思ってる。
大切にしたいものはなにか見極めた時に自分の世界観って形にできるんだなって1日過ごして感じた。
友達が私の理想に付き合ってくれて 色々調達してくれて やりたいことできて 本当によかった。


余談
友達が着てきたヴィンテージワンピが可愛いんだけど生地が薄くて本当に繊細で、動くと少し破けたりとかして すごく儚くて 人生って感じがしたの。どんなに小さい傷でも痛み続けたら修復できなくなるなって改めて思えた出来事が最近あって、それをワンピースが体現しているみたいだった
世界は自分の意識でできているから、自分の根本的な心と向き合って、トキメキと幸せを感じながら生きようね。本当に。

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