これが映画業界のための記事なるのか?メディアの思考レベルの低下
X(旧Twitter)のタイムラインで流れてきたポスト
佐藤利明さん(@toshiakis)のもので
というものがあった。
元ネタ
(最もつまらないゴジラ映画は…? ファンも呆れる低クオリティの作品5選。怪獣映画の歴史に泥を塗った迷作をセレクト)
は映画の紹介をする映画専用サイトで出版社が運営をしているものである。
原作者や監督にもインタビューをしているし出版メディアとして映画配給各社から画像の使用権も得ている
映画感想、批評の
大前提が失われているのでは?
映画の感想や批評自由ではあるが大前提として
「読み手が不快にならないような文章にするべき」だとは思う
それは
「極端に悪意に満ちた言葉は使うべきではない…」ということといえる。
個人の意見として酷評、悪評もあるのは当然で、
それも感想であることは仕方ないものだといえるし好き嫌いがあるのも当然
しかし今回の記事は
映画業界に対して評価をするべき立場のメディア。
もっというならば、映画業界を後押しして映画業界を盛り上げるべき立場とも言えるメディアが映画作品を小馬鹿にするタイトルになっている。
まず映画作品の良し悪しは(編集部目線であるとしても)できるだけニュートラル性を持つべきだし、悪評を書くにしても読み手はもちろんその映画の制作側の監督やスタッフが
「悔しいがおっしゃる通り」
というのであれば文句も出ないだろう。
だが今回のコラムの記事内容はまだまともな部分があるかもしれないが、タイトルが過去のゴジラ作品を小馬鹿にして蔑んでいると感じざるをえない。
これを個人のブログやNOTEではなく、メディアが行っていることが信じられない。
もちろん取り上げている作品は、昨今のゴジラ作品
「シン・ゴジラ」「ゴジラ・マイナスワン」
と比べると見劣りする部分はあるのは認めるが、やはりタイトルも含め文章表現全般において過激さを追いかけるばかりになっているのではないか?と感じる。
そもそもこの記事を書くことはもちろんネットで公開することに異論はなかったのだろうか?
書くにしてもタイトルの付け方に悪意がありすぎる
と読み手に感じさせてしまう…ということは考えなかったのだろうか?
TVも含めてメディアの低レベル化は著しい昨今
もう少し、読み手が感嘆の心象を持てるような記事を作ってもらいたいものです。
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