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The Bar Must Go On.

  元は、'The show must go on'。ショービジネスの業界で使われているフレーズで、「いかなることがあっても舞台の演技をとめてはならない」みたいな意味です。イギリスのロックバンドQueenに、同タイトルの曲がありますね。

 まさに、舞台やライブハウスなどエンターテインメント業界に大打撃を与えている新型コロナウイルス。同時に、僕たちの飲食業界も苦しんでいることは今更言わずともご存じでしょう。

 神戸の街にも緊急事態宣言が発令されて自粛休業を余儀なくされてた翌日、一体どうなってしまうのか、一体何ができるのかを考えながら家の近所をフラフラと歩いていた時に、ふと頭に浮かんだのが'The Bar Must Go On'。


「Bar文化を絶やしてはならない。」


 Barや飲食店は、心身や人間関係を調節する場所です。自粛生活で溜まったストレスのはけ口として、コロナショックが収まったらBarの役割が求められるはずです。Barは、全ての人に必要な場所ではありませんが、だからこそBarに足を運んでくださる方に少しでも安らぎを感じて頂きたい。組織で営業されているところも、僕たちみたいな在野も、気持ちは同じはずです。

 開業してから2年が経って、最大のピンチと直面していますが、できることはまだあるはずです。どれくらいの効果があるのかはわかりませんが、やれることをやっています。前売り券やギフト券がその施策の第一弾。まさかBarが、オンラインストアを持つとは思ってもいませんでしだがw。

▼Cinq オンライン店▼
https://cinq5c.thebase.in/

テクノロジーが人類を進化させてきたし、過去人類は有事の事態を乗り越えて社会をアップデートしてきました。今回のコロナも収束後、新しい時代に突入することは必然です。新しい時代に、Barの本質を根差しなおす。そんなことを、休業期間中にできた膨大な時間の中で考えています。

 'The Bar Must Go On.'

  少々大層な表現ですが、僕たちはこのフレーズを心に刻み、コロナ時代を歩んでいきます。やっぱりBarが好きだから。


 

 


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