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英語コーチングサービス、PROGRITを受講した3ヶ月の成果は…?

 

※この文章は、無償で受講したサービスの感想を含みます。そこをご理解いただいた上で、読み進めてくださいませ!


2020年の疫病禍。

暮らしの拠点だったアメリカの状況も大変なものだったけれど、同時に日本のことも気になって、13時間の時差があるタイムラインを追いかけてしまうばかり。ニュースもSNSも見ない大阪在住の友人と電話したときには、「あんたのほうが、よっぽどうちの近所のこと詳しいなぁ」とか言われてしまった。

自分が見えている世界なんてものはもはや、どこに住んでいるかという肉体の置き場よりも、精神的な拠り所と慣れ親しんだ言語に依存してしまうのだなぁ。それに加えて私はツイ廃。

もちろん目の前にあるアメリカの暮らしは温度を伴って飛び込んでくるので、右足はアメリカ、左足は日本、というようなどっち付かずの日々。でも、そうやってふたつの社会に足を突っ込んでおくのは案外悪くない。

物事を観るときの視点が二次元から三次元になったように感じるし、国の運営には長所と短所があることを嫌でも思い知らされるし。

てことは逆に、日本にいても、遠く離れた異国に暮らすことも可能という訳で。SNSと言語能力、そして強い執着心さえあれば……!


──



この夏、私はのっぴきならない事情で日本に帰国することになってしまったのだけれど、正直めちゃくちゃ心残りがあった。

もともとは家族の意向で、縁もゆかりも計画すらもない中で移り住んだニューヨーク。しかしアメリカンドリームなんて夢のまた夢。日本語圏でそれなりに生き甲斐を感じつつやってきた29年間に比べて、社会的地位もなくなり、何をしようにもカタコト英語で、お決まりのように陥ってしまった自己喪失。それでも足掻いているうちに、ようやくやるべきことが見えてきた中で、疫病。崩壊。お疲れ様でした、解散!

……という圧倒的残尿感の残る米国暮らしを終える直前、「帰るのならば、むしろ本気で英語を身につけて、右半身をアメリカに残しておこう」という気持ちになったのでした。強い執着心はある。SNSもある。あとは高い言語能力さえあれば、右半身を英語圏に置くことは出来るはず……!

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頑張り方を、長らく間違えていたようで


言い訳だけしておくと、それまでも別に、頑張ってなかった訳じゃないんです……。でも、頑張り方を間違えてた。

渡米直後は、「英語は赤ちゃんのように耳から身につけましょう!赤ちゃんは単語帳を使わない。とにかく英語のシャワーを浴びて、喋りまくること!」というようなYouTubeにあった赤ちゃん返り作戦に感銘を受け、それを実践すべく丸腰で英語コミュニティに次々と飛び込んでみた海外経験ナシの30歳。(あとは洋画を観たりPodcastを聴いたり……聞き取れないんですけどね……)

そこで鍛えられたのは屈強なメンタルと相槌スキル。考えていることを言葉にしたくても引き出しが貧相なので、いつも誰とでも同じ会話ばかり繰り返してしまう。相手の言っていることがギリギリわかっても、次の会話が文章で出てこない。それ故、なんとかリアクションしようと大袈裟な相槌だけで終わらせてしまう!”Really?!” “Awesome!!“ “Absolutely!!“とか感嘆しつつ

(日本語なら私、もっと饒舌で知的で素晴らしいのにな??????)

と歯がゆくなるばかり(あくまでも英会話時に比べて、です)。

というか。そもそも、赤ちゃんは脳内で論理的な思考はしてません。(してないよね?)語彙力が「ママァーー!」だけでも、やるせなさを感じていないはず。けれども大人を長くやってる身としては、今この頭で考えていることを外に出したい。

しかも学生時代に身に着けた英語の知識もそれなりに残っているので、まっさらな赤ちゃん感覚で耳から習得するのは、無理が過ぎたようで……。

(私の感覚ベースではあるけれど、中高時代にほぼまったく英語を勉強していなかった人は、耳からの学習に長けているのでは……?という気がします。真面目に勉強した人はその記憶を失うことは不可能なので、赤ちゃんがえり作戦は諦め、大人として英語を学んだほうが圧倒的に効率が良かったです。涙)

ということでここからは、「学生時代にそれなりに英語の勉強をしていたけどそれ以降は喋る機会もなく大した努力もしてこなかった大人」が、どうやったら効率よく上達出来るのか、という話を後悔混じりに書いていきたいと思います。3年前の自分に読ませたい。


噂のPROGRITをやってみることにした


たまたまPROGRITという英語コーチングサービスの新井さんという方から、「実際に3ヶ月のコースを体験していただいた上で、率直なレポートを書いていただけませんか?」 とご相談いただいたので、これはうまい話すぎないか? と思いながらやらせていただくことにしました。

つまり本記事、無料で受講させていただいたサービスのレビューをふんだんに含みます。が、良かったところも私には合わなかったところも全部書いておきたいな、と。(ちなみに報酬は受け取っておりません。)

PROGRITってなんぞ? という方に簡単に説明すると、いわゆる英会話教室ではなく、英語の流暢な日本語コーチが専任でつき、自習のカリキュラムが与えられ、毎日学習のリマインドをされたり、不明箇所を教えてくれたり、毎週テストや面談があったりと、手取り足取り導いてくれる……というもの。かなり手厚いです。

しかし、正直なところ。お勧めするのを躊躇うくらいには高い。3ヶ月で税込みおよそ54万……。私はこの価格にずっと二の足を踏んでいたし、受講している友人を見て(ね、年収いくらですか……)という下衆な気持ちで眺めておりました。すみません。

手取りが1億ある方には問答無用でお勧めでしたい充実した内容ですが、やっぱりそれぞれのお財布事情に合わせた学習方法があると思うので、このnoteでは、具体的に成果が出た英語学習の内容をメインに書いていこうと思います。


3ヶ月の学習で、どれくらいの変化があったか


結果から申し上げると、VERSANTという80点満点の国際基準英語テストで

45点(PROGRIT受講前)

54点
(3ヶ月受講後)

という9点アップを果たし、かなり効果が出ました。といっても54点がどないなもんか、いまいちわからんですよね。なので、恥を捨てて通知表も晒させていただきますと……

Before 45点
「ネイティブスピーカーのペースの会話についていくのは難しい」

日本人あるある、「文法はそこそこわかるが喋れない」の図です


After54点
「時として、ネイティブスピーカーの速度で展開される会話に参加することができます。」

流暢さが16点も爆上がりしました。Awesome…


ちなみに日本人平均は38点で、海外赴任に最低限必要なスコアが47点。私は45点→54点だったので、ひとまず最低限ラインを超えられて泣きました(まだまだ全然満足は出来ないのですが…!)。

そもそもVersantは、1ヶ月海外留学すると1点上がる、くらいの目安があるらしく、3ヶ月での9点アップはなかなかエラいことなんです。何がエラいって、カリキュラムが、です。だって、これまで独学で足掻いていたときより、圧倒的な成長を感じられたので……。

実際、学習後半に、早口かつ小声な英語ネイティブの友人とお茶をしたところ、彼女の言っていることがいつもの何倍もクリアに聞こえてきたのでびっくり。これまでは1時間で脳が限界を向かえていたのに、はじめて3時間半も会話が絶えず、私史上空前の盛り上がりとなりました。嬉しかったなぁ……。

もっと早く勉強法を変えていれば……という後悔はあるけど、人生で今が一番若い。後悔してる暇があればシャドーイングやったほうがマシだ!

3ヶ月、遂行したカリキュラムの概要


私に与えられた1日の課題は以下のような感じ。

①簡単な瞬間英作文を、口に馴染むまで繰り返す(30分)
→週1の面談で英作文テスト実施

英単語を50単語覚える(30分)
→週1の面談で単語テスト実施

2分程の短い音声を、何度もシャドーイングする(30分)
→録音をコーチに送信して、フィードバックをもらう

④英語の物語や伝記などを多読(30分)

(上のペースがつかめた頃から)DMM英会話(30分)

これを毎日頑張ります。合計2時間半。正直キツい。でもどうやら、全部いっぺんにやるのが重要らしいです!単語だけ、英会話だけやっても伸びづらかったので実感がすごい。

2時間半ずっと座って勉強……となると時間確保が大変ですが、だいたいアプリや音声があるので、洗濯物を畳みながら、駅まで歩きながら、お風呂に入りながら……という「ながら」を活用し、なんとか頑張りました。(使った教材は後述していきます。)


飽き性な私に遂行出来るのか問題


ただ、私は飽き性で、計画性もなく、マニュアルも教科書も大の苦手。さらに何事も我流でやりたい、めんどくさい人間です。「与えられた課題をコツコツこなす」というのがマジで無理。だから正直、たぶんPRIGRITは向いていなかったような……。

最初はそれでも我慢して教材を進めていたのですが、やっぱり向いてないのでストレスが溜まる。ストレスが溜まると、学習が嫌になる。そこで放棄するとマジで意味がないので、途中から「わがままになろう!」と思い直し、「この教材の思想があまり好きじゃなくて…」とか「なぜこの学習をするのか意味がわからず……」とか、率直に伝えるようにしました。

その度にコーチの方が臨機応変に教材や勉強法を変えてくれたので、ストレスも大幅に軽減。なんとか最後まで離脱せずに出来ました。形を変えても離脱しない、それが大事……!

とはいえ、やることは簡単


のっけからネガティブワードを連発してしまいましたが、学習内容に歯が立たない、みたいなことはありませんのでご安心を。むしろ英語内容としては簡単すぎて、「これでええんか?」と不安になるレベルでした。ゲーム感覚で取り組むと、楽しくなってきます。具体的な勉強法は以下!

①簡単な瞬間英作文を、口に馴染むまでやる


たとえば、瞬間英作文の教材はこんな感じ。

明日晴れればいいなぁ。

I hope (that) it will be fine tomorrow.

この石鹸はいい匂いがする。

This soap smells good.

『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』より


えっ簡単すぎない???? と思ったのですが、これが「1秒以内に答えよ」という制限がつくと、なかなかパッと出てこない。出てきても、過去形や複数形にするのを忘れたり……。こうした簡単な日本語を、文字通り秒で英語に変換できるように訓練していくと、驚くほどに日常会話力が上がりしました。ちゃんと文章で喋れるようになった。

そして教材なのですが。まずは『どんどん話すための瞬間英作文 トレーニング』で、中学英文法を体系的におさらいし……


次に『スラスラ話すための瞬間英作文 シャッフルトレーニング』で、さまざまな文法の例文を瞬間的に英作できるように訓練しました。


音源もあるので、スマホに入れて湯船に浸かりながら取り組んでました。

ですが、この教材は個人的に苦手でした。というのも、例文の中に家父長制やジェンダーロールが色濃く滲んでいて、どうしても気になってしまう……。もう少し現代的な内容にアップデートして欲しいところです。


ちなみに教材を買わずとも、瞬間英作文系の学習教材はYouTubeにも豊富にあるみたいです。(これはPROGRIT推奨の動画、という訳ではないです)



②英単語を50単語覚える


苦手なんです英単語。でもやるっきゃない。そして、PROGRITにお勧めされ、使ったのはこちらの教材。

最初は単語帳でしっかり勉強し、うろ覚えの段階で音声を聴きながら(家事をしながら)定着させる……という手法で取り組みました。音声は、アプリ『abceed』の中に金のフレーズの音声が入っていて、無料でもある程度活用できます。

単語帳での英語学習ってなかなか実生活に活かしにくいと思っていたのですが、シャドーイングやリーディングと同時進行でやっていたので、頻出語句なんかは「お、出た出た!」と記憶に定着しやすかったです。

ただこちら、タイトル通りTOEICの対策本なので、ビジネス向けの難しい単語が多い。たとえば、

complimentary:無料の
approximately:おおよそ、約

……あたり。もちろん知っておいて損はないですが、日常会話だと”free”や”about”で乗り切れます。

それよりも、日常的には「あれ?大腸って英語でなんていうんだっけ……???」「キリンが……ん、キリンって何だっけ?ロングネックホース(違う)??」と簡単な名詞で躓いたりするのですが、案外そういうのを網羅している単語帳って少ない(大腸はlarge intestine、キリンはgiraffe)。日常会話能力を上げたい、そしてVersantの点数を上げたいのであれば、そうした英単語を徹底的に叩き込んだほうが良さそう。

なので私は英単語学習本としても評価の高い子ども向けの図鑑で勉強し直そうかな、と思っています。(これもPROGRIT推薦という訳ではありません。今届くのを待っている最中なので、レビューはまた後日…)



③2分程の短い音声を、何度もシャドーイングする


正直、英単語と瞬間英作文は教材とやる気があれば独学でもある程度出来ると思うのですが、シャドーイングに関してはPROGRIT、すごいです。専用アプリがかなり使いやすい。(ちょっとバグはありますが…)

シャドーイングって、簡単に言えば英語教材の後に続いてそのまま真似て発音する……というもの。かなり効率の良い学習法で、これを本気でやったお陰でリスニング能力とスピーキングの流暢さが爆上がりしました。

今までも何度か我流でトライしようとしたのですが、自分の発音が合ってるのか否か? というか英語が速すぎてまったく追いつけないんだが??? とギブアップし、なかなか難しかった。

そしてPROGRITさん。「シャドーイングだけやりたい」という方のニーズにちゃっかり応えて、『シャドテン』という特化したアプリも出してます。月額21,780円……と決して安くはないですが、これはお勧めしたいです。


このアプリの難点としては、教材の数がまだまだ少なく、中でも女性が喋っている音声教材の選択肢がかなり限られていること。私は女なので、やはり女性の声のほうが真似しやすいのですが……充実することを願っています!




④英語の物語や伝記などを多読


いわゆるリーディングです。スマホアプリで伝記やコラムを読むだけなので、疲れたときに寝っ転がりながら読んでました。私が与えられた教材は「ラダーシリーズ」のLevel3。色々ありますが、これとか面白かったです。

ポイントは、30分で読めるだけ読むこと。わからない単語があってもその場で調べず、想像で補いながらどんどん読む! たくさん読む!

自分のレベルに合わせた教材なので当然のことではあるのですが、英語で読書を楽しんでいるうちに「わたし、英語スラスラ読めてるな……?」というマインドになってきます。自信がつくって大事。お陰で、SNSに流れてくる英語ニュースも、かなり抵抗なく頭に入ってくるように。

あと、読む時に脳内で音声を再生すると途端にスピードが下がるので、速読をするためには脳内再生しないほうがいいらしいです。私、日本語であれ英語であれ、脳内自動再生しちゃう質なのですが……。




⑤DMM英会話


みなさまご存知、オンライン英会話です。こちら、以前やったときはSkypeを利用していたと記憶しているのですが、今はDMMの自社アプリになって、先生との画面共有などが圧倒的にスムーズに出来るようになりました。とても使いやすいです。

でもオンライン英会話って、話すネタがないと自己紹介だけして終わりがち。私は自己紹介は200回くらいやったので、それはもういい。次に行きたい。

最初はPROGRITのコーチから「テーマ別英会話」という教材をお勧めされたのですが、そちらの質問内容がいまいちピンとこなかったので、途中からDaily Newsを読んだ上でのディスカッションに切り替えました。気候変動や人権問題からエンタメまで、様々なトピックスの中で気になる記事を選んで意見交換をするので、持論があるテーマだとかなり会話が弾みます。

ただ、英会話って自習とは違って時間がどんどん流れてしまうので、文章が咄嗟に出てこないことも多々。そこで、DMM英会話終了後に、5分ほど時間を取って「話したかったけど言い回しがわからなかったこと」を自分の頭で考えて英作文する、という義務を課されました。そしてもう一度、他の先生と既出のテーマで喋ってみると、今度はちゃんと…話せる……!



コーチの存在


PROGRITのカリキュラム内容はだいたいこんな感じです。

シャドーイングは専用アプリがあったほうがいいですが、他はほぼ独学でも実践できる内容ばかり。DMM英会話もリーズナブルだし、かなり安く済ませながら、無駄なく英語力を伸ばすことは不可能じゃないと思います。怠けてしまいそうな場合、英語のオンラインコミュニティや、学習記録アプリで第三者と励まし合うのも良いかもしれません。

PROGRITの場合は、コーチと毎週面談して、英単語・瞬間英作文のテストを受けたり、学習アプリへの記録がない日は生存確認をされたり……と、ありとあらゆる手段でサボらないようにフォローされます。怠け癖のある私にはかなり効きましたね……。

あと、最初と最後にVERSANTを受験させてもらったのが、モチベーションを維持するためにとても良かった。英検やTOEICのような大掛かりなテストではなく、スマホで、たった17分で受けられる超お手軽なVERSABT。しかもAI採点なので、その場ですぐに結果がわかるし、精度も高い。 受験費用も高くないので、とりあえずVERSANTをやってみて、現状を知る……というのもおすすめです。



結果、かなりのサボり癖がある私も、何度もリマインドされながら(すみません)、コーチからの前向きで明るいLINEを度々既読スルーしながらも(ほんとすみません…)途中で離脱せず、走り切ることが出来ました!!!ありがとうございます!!


しかし本音を言えば。偏屈でネガティブな私には、PROGRITの皆様のポジティブでやる気いっぱい! な雰囲気に、最初はしばらく適応出来ずにおりました……。スポーツとか、青春とか、努力、友情、勝利とか、総じて苦手なものでして……(めんどくさなほんとに!!!)

が、そんな私にも根気よく付き合って、少しでも成果が出たら共に喜んでくださって、、、、最後のzoom面談は、お別れがさみしくて涙が出てしまったよ……。ポジティブってすごいですね。斜に構えて生きるのも、休み休みにしようと思わされました。


3ヶ月終了後の、マイペース英語学習



とはいえ、1日2時間半もの学習を半年、1年……と続けていくのは、なかなかしんどい。生業に響きます。

だから2時間半のスパルタ英語学習は終わりにしましたが、とりあえずネイティブの英語を聞き取る精度はかなり上がったので、今は日常の中に英語を取り入れてます。

たとえば日々のストレッチを英語のものにしたり……


洗濯を畳みながら英語のPodcastを聴いたり。バイリンガルニュースは面白いですよね。大好き。(半分日本語なので話題を見失うこともなし)

もしお勧めの英語コンテンツがあれば、是非コメント欄やTwitterのリプライで教えていただけると嬉しいです!

あとはTwitterで英語ニュースや英語アカウントばかりのリストを作って毎日チェックしたり、Instagramで遠い異国にいる友人とときどきお喋りしたり。シャドーイングだけはサボると顕著に耳と口が怠けるようなので、そこだけは引き続きやっていきます。

あとはやっぱり、仕事で英語を喋る機会が欲しくて……。疫病が明けたらあちらでやりたい仕事の計画も立てつつ。国内でも、ス、スピーチする機会とかあればとても頑張りますのでよろしければ何卒……。


PROGRITと語学留学、どっちが良い?


私は2018年に1ヶ月間の超短期語学留学も経験しているのですが、双方の強みはまるで違うなぁ、と。

効果的に英語力を伸ばしたいのであれば、PROGRITのほうが速いです。語学留学は、グループレッスンなどは待ち時間も長いですし。あとはやっぱり、留学するとなれば仕事を休まなきゃいけないのも厳しいですしね。仕事と併行しつつ、隙間時間で効率的にやるには圧倒的に強い英語コーチングサービス。

でも、心にずっと残るのは、異国で過ごした緊張感のある日々。あの国で出会った人とまた会いたい、こんどはもっと深く話したい……という欲が原動力になって人生や生業を前へと進めてくれるので、その価値は計り知れないです。(短期留学を綴ったエッセイ↓ がきっかけで、本を出すことにもなったりしました。すごい。)


ちなみに。コーチが話していた一番のお勧めは「語学留学前にPROGRITで基礎を固めておく」らしいですが……そこまで金銭的・時間的余裕がある人は稀じゃないか??? と思いつつ。各々の出来る方法で取り組んで参りましょう……!


しかし何度も思ったのが、「日本各地の中学・高校がPROGRIT方式の英語学習を導入したら、日本の英語力は爆上がりするのでは……」ということ。

私自身、英語は好きな科目だったんです。中学、高校とかなり真面目に英語を勉強してきた身ではあるものの、やっぱり実践に弱い。あの頃必死になって勉強した日々も無駄ではなかったと思うけれど……。

今の教育現場は変わってきているとも聞きますが、これから英語を学ぶ子どもたちがもっと、世界に片足を突っ込みやすくなることを願っています。そうすることで、いまいるなんてことない場所が、途端に違って見えてきたりもするものですし。


おしまい!








新刊『小さな声の向こうに』を文藝春秋から4月9日に上梓します。noteには載せていない書き下ろしも沢山ありますので、ご興味があれば読んでいただけると、とても嬉しいです。