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「植物染め」の染色家と森に籠って制作した服 Bois&Forets edition.01

4/27(土)スタートの“l'île d'eau (リル・ドゥ・オー) “POP UP/Exhibitionと同日程でDESSIN DE MODEから派生したニューレーベルBois&Forets(ボア・エ・フォレ)のローンチイベントをPOESIES(ポエジー)にて開催します。

Bois&Forets / edition.01

“NATURAL DYEING”
ーDYER YASUHIRO HOSHINA

Designer/Direction by dessin_official


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Bois&Forets LAUNCH EVENT
at POESIES

6days

4/27(sat.)、4/28(sun.)、4/29(mon.)

5/4(sat.)、5/5(sun.)、5/6(mon.)

DESSIN DE MODEは日本の素材と、日本の高い縫製技術や職人技を用いてコレクションを製造しているブランド。
デザイナーは一年の大半を全国の技術の高い職人や工場をまわることに費やし、その対話や信頼関係から新しい創作が生まれています。

デザイナーがそのクリエイションや哲学の集大成と位置付け、この度ローンチするのがBois&Foretsです。それは素晴らしい日本の手仕事や職人技と自ら向き合い、職人と仕事や行動を共にする事によって生まれたアートピースのような洋服。

創作に大変な労力や時間を費やし、とても素晴らしい服が作れたけども、はたして労力に見合う価格なのだろうか?ラグジュアリーブランドなら、どんな価格をつけるのだろうか?
そう言った自問自答を重ねた末、Bois&Foretsは誕生しました。

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edition.01は、北陸地方で創作を行う「植物染め」の染色家、星名康弘氏とコラボレーションしたコレクションです。
二人は森に囲まれた星名氏のアトリエに何日も籠り、実験や失敗を重ねながら創作を続けました。

完成したのは上質なリネン・シルク素材に、本物の花や草を押し付けて、煮る冷ます寝かすなどの行程で染色したジャケット、シャツ、パンツなど。
それらは一点一点の表情や風合いが異なり、制作する季節/その時々の植物の状態によっても仕上がりが別物になるとのこと。

自然の壮大さ/美しさ/植物の匂いや感触/手仕事の魅力/職人技/を感じられる、まさにアートピースのようなコレクションです。

「林と森」の意味を持つBois&Forets

ファッションを消費する都市と、それを生産する山間の縫製工場のギャップの大きさ

ここは同じ日本なのだろうか?



各地の工場に向かう途中で、景色の良いところを見つけては休憩します

最近は特に渓流が好きで、そのまま森へ入って過ごす時間に癒されています


草木の匂い、ゆっくりと流れる時間、やがて立ち上がるイメージにも大きな違いを感じます

感じるままに、ここでしか作れない服、それがBois&Foretsだと思います

edition.01のインスピレーションとなった森

森の中にいると白いシャツが緑に見えたりします
寝ていると服の上に葉が落ちてきます

草花で装飾されたような錯覚したのを覚えています

しばらくして星名さんの個展を見て、その記憶が甦りました

インクジェットプリントでは人工的でしかなく、星名さんの作品は植物の匂いまでも感じさせてくれます


どの位置に草花を置くのか

生地や裁断したパーツなどの平面ではなく、
縫い上がった服に草花を配置するという試行錯誤しながらの作業なので、染め上がるまでとても不安でした


しかし、とても素晴らしい仕上がりになったと思います

Bois&Forets LAUNCH EVENT
at POESIES


[ 期間 ] 2024年4月27日(土) 〜 4月29日(月)、
5月4日(土)〜5月6日(月)
[ 時間 ] 12:00 〜 19:00
[ SHOP 情報 ] POESIES(ポエジー)
東京都渋谷区幡ヶ谷 2-1-3 高橋ビル 1F
tel : 080-5739-0795

DESSIN DE MODE instagram;

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