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1分で分かる~アルカリ骨材反応~

今回はアルカリ骨材反応についてです。
橋梁補修工事などで良く出てきます、塩害とセットで覚えておきましょう。

結論

☞コンクリート中のアルカリ分(ナトリウムやカリウム)が反応性骨材と反応し、ゲル状の物質を生成します。
☞そこに水分が混ざると膨脹し、コンクリートにひび割れが発生します。

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解説

☞アルカリ分に反応する反応性骨材を用いてしまうことが原因であり、コンクリートのがんとも呼ばれ、内部で気付かないうちに劣化が進行していってしまう場合が多くあります。
☞対策としては「無害骨材の使用」、「高炉・フライアッシュセメントなど混合セメントの使用」、「アルカリ総量の規制(3.0kg/m3以下)」などがあります。
☞補修方法としては硝酸リチウム(LiNO2)を注入し非膨脹とすることにより、それ以上の膨張を防ぐ方法、表面に防水処理を行うことによって、水分の進入を防ぐ方法があります。

みなさんは、どう覚えていますか?

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