目に見える変化には〝時差〟がある
「変化するぞ!」と決めた瞬間から
実際、目に見える状態へ変化するまで
必ず時差がある。
場合によっては数年単位の時差が発生する。
そう考えると今、私の目の前に広がる
現代の姿(街の風景や制度や仕組みなど)は
誰かが数年前に考えたアイデアであり、
それが今=リアルタイムの形となっている。
偉大な日本の先人たちの歴史、
特に明治の年表を調べると面白い。
人々が文明開化を謳い
年号が江戸から明治へ変わり、
人々がちょんまげから散髪、
侍の象徴である刀を捨てるまでの
年表をまとめてみた。
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・明治元年(1868年)
鳥羽伏見の戦い(戊辰戦の緒戦)
江戸城の無血開城
五箇条の御誓文(明治天皇)
明治へ改元、江戸を東京へ
・明治4年(1871)
散髪脱刀令発布
・明治6年(1873) 明治天皇 散髪
→文明開化の象徴となる。
・明治9年(1876)
帯刀禁止令(廃刀令)布告
山県有朋らが提唱
※不平士族が多発する。
・明治22年(1889)
ちょんまげ姿、ほぼ消滅する
散髪脱刀令から約18年
帯刀禁止令から約13年
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これを見るとわかる事がある。
変化しよう!と決めた瞬間から、
目に見える状態に変化するまで
数十年の月日が経っている。
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上記の事を当事者として置き換えた場合、
「きっと5年先の将来はこうなっている」
「たぶん10年先の将来はこうなっている」
「将来はこうなっていたらいいな」
その「なっていたら良いな」という未来を
自らの手で創れるよう常に大義を刻みながら
変化するまで辛抱強く物事に取り組むことが
求められている。
逆に今、怠けたり、手を抜いたり
生半可にやった仕事や行動は
数年後、必ず自分にそのツケが回ってくる、、
自分だけならまだ良いが、
そのツケ=負債は今の子ども達や
周りの人にも広がり、背負わせてしまう事になる
日本が良くなる。日本のためになる。
常にその思いを持ち生きたい。
常に将来の〝あるべき姿〟を
具体的にイメージしながら逆算して動いていきたい。
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前職であるリクルートHDの出木場CEOの話でも
逆算や明治維新などの話が出ていた。
勉強になる動画だったのでこちらに保管します。
・リクルート出木場CEOに関して
25:10頃から
引用・PIVOT公式YouTubeチャンネル
明治維新の話は36分ごろから
引用・テレビ東京のカンブリア宮殿
(※月額550円・1か月無料)
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