クラシック一級建築士建築士事務所

鎌倉の建築事務所です。カリフォルニアにて住宅設計に携わり15年ほど湘南で活動中。明るく…

クラシック一級建築士建築士事務所

鎌倉の建築事務所です。カリフォルニアにて住宅設計に携わり15年ほど湘南で活動中。明るく風通しの良い湘南らしい暮らしづくりを提案しています。カラマツや米杉を使った経年変化を楽しめる木の家づくりを中心に今まで感じた住宅のノウハウをお伝えしていきます。www.clachic.casa

マガジン

  • さあ、湘南暮らしを始めよう!

    湘南暮らしのポイントになるようなクリエイターさんの記事をまとめています。暮らし方のトピックを集めていきたいと思います。

  • 湘南での住宅メンテナンスの極意

    湘南の木張りの家、無垢の家お住まいの方へ ご自宅のメンテナンスの極意をお伝えしましす

  • 湘南ビーチFM78.9で湘南の暮らしを語る 放送同録

    晋道はるみさんのデイリー逗子葉山のトークコーナーでの放送同録をまとめています。湘南で木の家で暮らすことについて楽しく語っております。

最近の記事

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米杉張りの家と暮らす

湘南といえば米杉の家、そんな憧れの米杉の家の暮らしについてちょっと掘り下げてみました。またクラシックの主力は米杉に変わる信州カラマツの家、カラマツに好きな色で仕上げた外壁はとても美しく歩く人も目を見張ります。詳しくは弊社HPまで www.clachic.casa

    • 家づくりで最初に誰に出会うべきか

      家づくりを始めるときに誰からスタートするかは本当に大事です。家づくりに関する書籍などもたくさん出ておりますが、何も知らない方がほとんど。最初の一歩が皆さんにとっての家づくりの全てになりますので、まずは自分に合った方向性がどれだけあるのかを知っておくのは良いことだと思います。 1)不動産:窓口は不動産 不動産から業者を紹介されるケース。建築条件付きにもなると土地とはいえ、建物が付いてくるので感覚は(設計は行わない)建売に近いと思います。窓口は不動産担当となり不動産と関係が強

      • これから家づくりを始める方への最初の一歩

        自分は湘南で土地探しからのお手伝いをしている設計事務所ですが、場所に限らずこれから土地を探す方、家づくりを始める方への最初のアドバイスです。 家族の価値観は様々、近道は共通項を見つけること 設計の仕事をしていると要望の話をお伺いしている時に、“えー、そうだったの?” “聞いてないw“ などの言葉が相互に飛び出すことも。育ちも生まれも違う夫婦が一つ屋根の下、それは当然のことだと思います。まず大事なのは要望を家族(主にご夫婦で)で全て書き出します。ジャンルとか予算とかは構わず

        • 中古住宅の思わぬ落とし穴

          今回は築20年もいかない住宅のはなし とあるご相談を受けました。2Fの東側の壁にカビが出てクロスが浮いてしまっているから見てほしいと。場所は神奈川は葉山の斜面地にあり東側の日当たりも風抜けも良く、2Fは窓を開けると気持ち良い風が抜けるような場所でした。外から見たら綺麗な外壁で何も不具合は感じられません。 しかし東側にあった家具をどかしてみると壁一面には黒いカビ、そしてクロスが波打って浮いていました。もしやと思い後日クロスを剥がしてみると内側の石膏ボードはカビで真っ黒に、そ

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        • さあ、湘南暮らしを始めよう!
          39本
        • 湘南での住宅メンテナンスの極意
          5本
        • 湘南ビーチFM78.9で湘南の暮らしを語る 放送同録
          2本

        記事

          古くなった屋根をリニューアル

          先日自宅のお隣さんからの相談で屋根をリニューアルすることになりました。 築15年くらいでコロニアルの屋根は家主DIYによる塗装が施され、それが返っていためる原因になっていました。 よく古くなった屋根の再塗装の(怪しい)営業が近所を回ってくることもあると思いますが、コロニアルの場合は材の隙間に塗料が入り込み、劣化で剥がれた部分からが水を吸い上げたり、入り込んだ水を留める原因など作ってしまいます。また下地をきちんとしていないと剥がれて近所に塗膜が飛んでいくことも・・・ 更に

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          昨年最後の湘南ビーチFMでの放送同録 リフォームを視野にいれた家づくり

          昨年最後の湘南ビーチFMでの放送同録です。 高騰する住宅コストにたいしてのちょっとしたアドバイスのお話しです。 晋道はるみさんと楽しくお話しさせていただきました。

          昨年最後の湘南ビーチFMでの放送同録 リフォームを視野にいれた家づくり

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          検査をしていると断熱や気密処理はバッチリだけど、窓の位置やサイズも小さくて暗く寒い家も多い。なぜか1階寝室より2階リビングが劇的に暗い家すらあった。それでもうちの数値はいいんですよとかなると思うと少し残念。家って気持ちよさも本当に大事。

          検査をしていると断熱や気密処理はバッチリだけど、窓の位置やサイズも小さくて暗く寒い家も多い。なぜか1階寝室より2階リビングが劇的に暗い家すらあった。それでもうちの数値はいいんですよとかなると思うと少し残念。家って気持ちよさも本当に大事。

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          信州カラマツと歩む家の暮らし

          湘南の木の家で周知されつつあるカラマツ材。その彩りと風合いの良さ、そして沿岸部の耐候性も高いことで知られています。住宅では他の建材と一緒くたになってしまいますが、このカラマツがどのように私たちの元に届いているのか信州の山からの映像をお送りしたいと思います。クラシック一級建築士事務所。

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          家づくりで皆さんが知らない現場のはなし

          建築士として工務店の現場監理で15年、最近では建設保険評価員として現場検査も行っていますが、お客様には見えていない現場の姿があります。 それは数値では現れないもの Xなどでの家垢さんの間ではC値など室内環境の数値で盛り上がっておりますが数値では出てこない家づくりに対する心の度合いというものがあります。例えば過去の現場検査ではこんなことがありました。

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          リスクとチャンスを見極める湘南の土地探し

          最近は湘南でクラシックと土地を探すお客様が本当に増えました。共通して言えることは既に長い間土地探しを続けたけど信用できる人がいかなったという経験を皆様されていました。家が好きな不動産のプロと家づくりのクラシックと一緒に回ることでお客様も自然に土地の見方もできてくる。土地探しから暮らしをイメージしワクワクされるお客様の顔は自然と明るくなっています。一緒に土地を探しませんか? クラシック一級建築士事務所(神奈川県鎌倉市)

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          設計料が見えるか見えないかの違いについて

          よく話題に上がる「敷居が高いイメージの設計料」についてジャブ的にトークしてみたいと思います。 敷居ってなに? 設計業を長年している自分にとってもはっきり言ってよくわかりません。お客様の線引きをしたこともないですし、設計料が高い!(工事費の7−8%くらい)とも言われたこともありません。おそらく俗に言われるこの言葉は設計料が500万以上でさらに色々追加項目ある!なんて経験された方の言葉が1人走りしたのではないでしょうか? 日本人はパッケージ価格に弱い 一つ考えられるのはな

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          鎌倉の土地には風致(植栽義務)の落し穴

          敷地面積20% 植栽計画の大穴 長年の設計の壁 鎌倉市には駅前、旧市街地などを除くほぼ住宅地の全域で風致地区エリアが指定されています。緑豊な鎌倉の景観を維持する目的で個人的には賛成です。規制のないエリアなどでは敷地がコンクリートで覆われることで地面が熱を持ちエアコンが効かなくなる、また雨水が土壌に浸透せず河川や下水道にも負担がかかり河川災害リスクや下水道代のコストアップなども人間の生活に形を変えて戻ってきています。 鎌倉市の風致規制法は主に壁面後退、外壁などの色彩指定、敷

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          間違えないためのHM・ビルダー選び

          世の中色々なハウスメーカーやビルダーがあり、外観スタイルや内部の仕様、坪単価など自分の価値観に合ったところを探されていると思います。そんな中で比較するポイントで意外な重要だと思われることをお伝えできればと思います。とはいえ絶対ではないのであくまでご参考まで。 ハウスメーカーさんは営業職が前線にいるので現場までの連携力が鍵 対応力が良い営業さんが担当になるとワクワクしますよね。但し営業さんが前線にいる場合は、その要望がしっかり現場まで連携が取れるかが重要な鍵です。工事中は設

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          管理者は現場にいない、が管理費はかかる

          HMの家アカさんの悩みを聞いていると現場管理者が現場に来ない、設計者ももちろん現場に現れないから図面と違う仕上げになっていても会社の上司にはスルーされたなんてこともあり、本当にそんなことありえるのかなと思っていました。想像以上にそんな事例は多いようです。それでもお客様は現場管理費というものをしっかり払っています。 人手不足で1人で十何現場も現場を持っている。 たまに会える現場管理者さんに聞いてみると、ひとりで15件くらい抱えていることはザラのようです。1日に2箇所行っても

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          湘南ビーチFM 放送同録

          震災100年目を迎えた日本、すでに大きな震災を二回も経験することとなりました。家づくりの考え方も変わってきたと思いますが、家づくりにおいてどのように震災を捉えるべきかお話しさせていただきました。また増える湘南移住者にとっての耳寄りな情報をお伝えします。

          自分の家は性能か、デザインか?を考える

          注文(木造)住宅の設計を湘南エリアではじめて15年くらいになりました。当時の設計スタンスと現在のスタンスには世の中の動きを受けて変化してきたと思います。 1:日本の住宅は夏を旨とすべしは、世界的猛暑で窓すら開けられなくなってきた。 2:建築コストは15年前に比べて土地+建物で2000万円以上は上がってきた。 3:エネルギーの高騰を受けて、光熱費をいかに落とすことが命題になってきた。 4:コストを押さえるために税金・補助金対策の認定住宅の流れが主流になってきた。 このあたり

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