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〈114〉連携するって、そんなに難しいことか?①

1.小学校教師
2.スクールカウンセラー
3.幼稚園・保育園保育士
4.保健師
5.行政福祉課
6.不登校支援相談員
7.発達支援センター
8.療育を行う作業療法士、言語聴覚療法士

9.中学校教師
10.民生委員

子ども達の発達を長期的視点で捉えれば、連携が必要な職種は、ざっと挙げてもこれだけあります。

人脈づくりが一番近道で一番難しい。

そんなことは重々承知。

自分の欠点もこれだから、尚更難しい。


…にしても。

「他職種連携はとても重要です」って、専門職資格取得のための講義などでよく聞く文言じゃないのですか。

当たり前の世界だと思っていたら、全然。

連携って言葉知ってます?のレベル。


筆者の放課後児童クラブは、長年どことも連携せずやってきた組織で、現在の支援員が0から組織構築をしようと、数年もがいている状態です。

0から連携を模索するのは難しすぎる。

いや、子ども達の利益を第一に考えて、長期的視点で連携の意義を理解すれば、難しいことではないはずなんですけどね。

つまり大人の事情で連携しないということです。


小学校は何とか連携しだしたわけですが、発達支援センターが手強い。

地域事情があることはわかっていますが、地域事情があるからこそ何とかしないといけないのに。

必死にアポ取ったのに、当日ドタキャンされるとか。

発達支援センターが社会ルール逸脱してどうするんだ。


発達支援センターが通所支援なら、学童保育は育成支援です。

学校教育と学童保育・放課後デイサービスの支援の連続性って大事じゃないんですかね。

どんなに療育や放デイで専門職が良い支援をしても、それを学校教育や学童保育、家庭での日常生活に落とし込めないと意味ないのでは?と思うのは自分だけなんですかね。


「連携しましょう!」と言うと、「一線を引きながら連携できたらと思います。」と言われるんですよ。

このセリフ、小学校にも言われたことあります。

職種の違い、それぞれの機関の役割の違いなんて、わかってますよ。誰も垣根無くしてぐちゃぐちゃしながら連携しましょうとは言ってないですよ。

まあ、それらの違いを"一線"と表現しているのかとは思いますけど、この言葉に「自治体内の他の放課後児童クラブと同等の扱いとして」が続くと、発達支援センターが学童保育をどう位置付けているのかがわかります。

理由は次の記事で。

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