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理想の暮らしについて

小さい頃からピアノを習い、ずっと音楽に触れてきました。わたしの祖父はピアノの調律師でしたし、自分自身も聴覚が敏感だとは思っていたけれど、自分が思っている以上に敏感なのだと最近気づきました。

わたしには、どうしても時おり、人に対するものの言い方が強くなってしまうという欠点があるけれど、それは、普段耳から入ってくる刺激がわたしには強すぎたため、それを吐き出していたのだと気づいたのです。

テレビの音も苦手ですし、人から聞く愚痴や悪口などもとても苦手なのですが、そういった音を入れないで生活することは不可能だと思い込んで、本音では辛いのにがまんして、お付き合いをしていたのです。

「そのようなものを排した暮らしもできるのだ」

そう思えたのは、お知り合いのお宅にお邪魔したことがきっかけでした。

自然に囲まれたそのお宅では、鳥の鳴き声しか聴こえてきませんし、いつも静かで穏やかな空気に包まれて生活されているのが肌で感じとれました。

以前からクラシック音楽などを聴いていたけれど、よい音を入れる以上に、苦手な音を入れないことがわたしには必要だったみたいです。

今は実家暮らしだけれど、いつの日か、自然に囲まれ、静かで穏やかな暮らしがしたい、そう思います。

#聴覚過敏 #田舎暮らし

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