前回の記事はこちら。

1日目で歌舞伎町下北沢東京タワー高円寺と十分すぎるくらい東京を満喫したが、ここから更に2日目だ。

2日目

ホテルの食べ放題で朝食を済ませた俺達は、浅草に行くことにした。

浅草で昼から酒飲む無職

俺が浅草に来るのは初めてだ。浅草については下町であることと雷門くらいしか知らないが、ずっと行ってみたい場所だった。俺は風情のある下町が好きなのだ。

そしてついた浅草。

雷門！

でかちょうちんの下に付いてる竜の彫刻。

仲見世通りを通る。

刀が売っていた。マイ刀って一本くらい欲しいよな。

浅草の仲見世通りの先にある塔。

浅草を歩き回ってお腹を空かした俺達は昼ごはんにすることにした。そこいらにもんじゃの旗が立ってたので浅草はもんじゃなのか？と思って、もんじゃ焼き屋に入った。

豚キムチのもんじゃとハイボール。

平日の真っ昼間から無職2人で喰らうもんじゃと酒の美味いこと美味いこと。無職最高だなと俺達は乾杯した。

浅草の商店街で飲んだいちごビール。

旅先で昼間っから酒を飲む幸せはたまらないよな。

YouTubeのshorts動画で紹介されててめっちゃ美味そうだなと思ってた抹茶クレープ。かぶりついたら抹茶の粉がバフってなる。

この抹茶クレープのお店が花やしきの近くにあったんだが、俺は花やしきの存在を知らなかったから街中にあんなジェットコースターが走ってることに衝撃を受けた。

それにバリバリ観光地ライズされている仲見世通りからひとつ通路を外れたこっちには、老舗の渋いモツ鍋屋や居酒屋がたくさんあって、こんなところで飲み歩きなんてしてみてーと思った。今回は時間ないけどいつかほんとにしてみよう。

浅草からスカイツリーって見えるんだな〜と散策しながら思っていたが、調べると2km程度らしい。それなら徒歩でいける。俺達は浅草から歩いてスカイツリーまで向かうことにした。徒歩で遠くの目標まで移動するってのがなんかこう、青春ぽくていいしな。

浅草から歩いてスカイツリーへ

スカイツリーに向かう途中で飲んだ抹茶ラテ。

ほんとに濃くてガムシロップを大量に入れて飲んだ。抹茶好きとしてはたまらないな。

そしてスカイツリーへとひたすら歩く。

ズン

ズンズン

ズンズンズン

ズンズンズンズン

ドン！

スカイツリーの下まで無事辿り着いた。

途中金色のうんこが載ってる変な建物もあった。調べたらサントリーの建物らしい。

川に浮いてた宇宙船。

街の景色を含んだスカイツリーのスナップショットを大量に撮ったが、ベストショットはこれだろう。

スカイツリーの根っこの部分も見た。溶接の跡まで確認することができた。

せっかく来たから上に登ろうか迷ったけど、カップルしかいなそうだし昨日の東京タワーで十分高所からの眺めは堪能したから、スカイツリーはいいかとなって登らなかった。

2日連続で東京タワーとスカイツリーという二大ビッグシンボルを巡ることができ、俺は満足だった。旅行する時には隠れスポット的なところもいいが、まずは王道をクリアしたくなるのだ。

東京タワーとスカイツリーを見たとあらば、押しも押されもせぬ東京観光だろう。

高円寺AGAIN

スカイツリーに辿り着いた頃には夕方になっていたので、俺達はそこから場所を変えて晩御飯にすることにした。

場所はなんと、1日目と同じ高円寺。

鈴木もぐら、いるかな。

駅に着いたら、1日目と同じようにロータリーと喫煙所を隅々まで見て回る。

いない。

俺は諦めて晩ご飯のお店を探すことにした。

まず鈴木もぐらがいきつけだという居酒屋に行ってみたが(昨日とは別の店舗)、満席だった。

だからこの動画で紹介されているしゃぶしゃぶ屋に行ってみた。

3500円で食べ放題のお店。ただ肉の品質が一般的な食べ放題よりも高い気がした。かなり美味い。

食事中に山口に、「サイキさんは今まで会った無職で1番まとも」と言われた。

俺は、そんなに無職に会うことがあるか？と内心思った。

満腹になり満足した俺達は、このお店を紹介してくれた鬼越トマホーク坂井に感謝の念を抱きつつ店を後にした。

店を出た後に、飽きもせずに俺達は商店街や公園など鈴木もぐらが出没しそうなところを探し回った。

だが、結局鈴木もぐらに出会うことは叶わなかった。

別にただ生で見るだけなら、ライブに行けば確実に見ることができる。

ていうか、鈴木もぐらからしても街中で俺みたいな訳分からん奴に探し回られても迷惑極まりないだろう。

ただ、高円寺の街中で出会ってみたかった。

そして願わくば握手でもしてもらいたかった。

また東京に来ることがあればその時もまた鈴木もぐらを探すために高円寺に訪れてみたい。

またの日まで、もぐらさんと高円寺の街、さようなら。

その後甘いものを食べたくなった俺達はクレープ屋に行くことにした。Googleマップによると、高円寺の隣駅、中野周辺に美味いクレープ屋があるらしい。俺達は一駅くらいなら歩いていけるだろうと思い、歩いて中野まで向かった。

ただ実際に歩いてみると高円寺から中野まで歩くことは相当しんどかった。俺達は選択を誤ったと後悔しつつ、なんとかクレープ屋まで辿り着いた。クレープは美味しかった。

高円寺を歩き回る中でおもしろいものを見つけたので載せておく。

渡り鳥文庫。果たして勝手に持っていって良いのか、システムはよく分からない。

あと高円寺のロータリーの様子。ここで集まってお酒を飲んでる人やダンボールを敷いて寝ている人、TikTokを撮っている女の子だったりがいて混沌としていた。

眠れずに夜明け前の新宿を徘徊

新宿のカプセルホテルに戻った俺達は、風呂を済ませて互いのカプセルの中へと戻っていった。

俺は旅の中で撮った写真を見ながら、楽しかったな〜と満足感に浸った。

そうしていつの間にか深夜になっていたが、俺は全く眠くならなかった。元から寝付けないというのもあるが、その時は完全に東京に空気に当てられていた。ホテルに戻る前に夜の様子も見てみたいと、ギラギラとしたネオンが輝く歌舞伎町を見て回ったのも効いていたのかもしれない。

俺は深夜徘徊が好きだ。中学生の頃からハマり出して、よく夜中に家を抜け出してイヤホンで音楽を聴きながら家の近所をぶらぶらと歩いた。

だから、この時も外を歩いてみることにした。

ホテルの外に出ると空気がひんやりしていて気持ちいい。

道路を歩くと、路地裏からネズミが飛び出してきてギョッとした。

俺は人混みが苦手だ。

でも、早朝4時の新宿はひと気が少なくて悪くなかった。

結局日が昇るまで新宿の街を歩き回って、2日目は徹夜ということになった。俺は普段徹夜することなんてないが、東京がそうさせたのだ。

ホテルに戻ってきてドライサウナでも入ろうかなと思ったけど、徹夜の身体ではさすがにぶっ倒れそうだなと思ってやめておいた。

2日目まとめ

浅草スカイツリー高円寺と2日目も色々と見て回れた。

特に浅草が良かった。食べ歩き飲み歩きで1日中浅草に居ても良かったくらいだ。また来ることがあれば、次は老舗モツ屋に入りたい。

3日目

高速バスで帰宅

3日目はもう帰るだけだ。山口は俺を送ってくれると言っていたが、俺がホテルを出る時間になっても寝ているっぽかったので、そのまま起こさずに帰ることにした。帰りも行きと同じ高速バスだ。ただ今度は夜行バスじゃない。正直言って夜行バスはもうこりごりだ。

朝から出てる高速バスに乗り込み、LINEで山口に旅行に付き合ってくれてありがとうと送って、俺は東京から地元へと戻った。

旅まとめ

旅行の記録はここまでだ。ここからは旅行の中で感じたことなどについてまとめていきます。

SNSで知り合うメリット

山口とは初対面だが、全然初めて会ったという感じがしなかった。それはTwitterでお互いのことを大体把握していたおかげだ。1日目のまとめでも書いたが、お互いのことを探り合うようなコミュニケーションを一切取らなくていいところが、Twitterで知り合うメリットだ。もうお互いがどんなものを好きでどんな人生を送ってきたかまで既に知ってるんだから何も隠す必要がない。

この旅行をしてから2ヶ月以上経過してるが山口とはいまだに頻繁にラインのやり取りをしている。

そして今度は北海道にでも旅行しようと計画を練っているところだ。

ただ俺がこの記事を書いている現在、既に山口は再就職して無職でなくなっているため、いつそんな休みを取れるかは分からないが。というか俺も呑気なことを言ってないで、さっさと就職した方がいい。

旅ログはすぐ書いた方がいい

書いていて思ったが、旅の細かい部分や山口との会話の具体的なやり取りをほとんど忘れてしまっている。旅ログはあまり時間が経たないうちに、さっさと書いた方がいい。

旅の感想まとめ

仕事を辞めたら絶対旅行に行こうと思ってたら、ちゃんと行けて良かった。

今回、回った場所を纏めると…

・新宿(歌舞伎町)
・下北沢
・東京タワー
・高円寺
・浅草
・スカイツリー

2泊3日、東京のいた期間は実質2日だと考えれば十分な旅程だったと思う。

旅行って予定を詰めすぎたら1日の終わりには疲れすぎてもう早くホテル帰りたいみたいなテンションになっちゃうから、そのバランスが難しいんだよな。

行き先は全部俺の希望だ。何も文句を言わずに付き合ってくれた山口には感謝しかない。

仕事を辞めたら行くと決めてた旅行に行けたのはいいが、国内だけじゃなく海外にも俺は行きたい。

パスポートは既に取得してある。

手始めにタイにでも行こうかなと考えている。その時はまたnoteに旅の記憶を記す。

1日目から長ったらしい文章だったと思いますが、ここまで読んでくれた方ありがとうございました！