読書記録:岡田斗司夫『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない 電子版』

2015年の本です。就職活動が大変すぎるから、就職しなくてもいい働き方を考えよう、時代は変わってるんだし、という本なのですが、就職活動が大変すぎるという前提で書かれていますが、若い人はあんまりこの本の内容を割り受けない方がいいんじゃないかなと思いました。書かれている内容が、若者が真に受けるには多分先進的すぎです。こちらに進んでしまうと、就職できなくなってしまいます。いったん就職してから考えたっていいんじゃないかい?と思います。

 ただ、岡田さんの説くマルチポテンシャライト的な生き方は、もう社会や企業については色々知っていて別の行き方を求めている大人世代にこそ有用なのかもしれないと思いました。