濱田金男

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マガジン

  • 高崎ものづくり技術研究所では何を研究していますか?

    合同会社高崎ものづくり技術研究所の提供する製造業向けの様々なサービスを紹介します。

  • 日本の未来 若者は「生きがい」を見出せるか?

    今後の世界の動向、経済、技術の進展は、どのような方向に向かっているのか?政府や産業界、そして日本人は、それをどのように認識し、対応していこうとしているのか? そうした中、これから日本を担っていく若い人たちはどのように仕事やプライベートの時間を過ごし、また将来に向かってどのように生きがいを見出し、行動していけばいいのか?一緒に考えてみたいと思います。 このマガジンは、9つのテーマで構成されており、順次執筆をつづけていきますので、応援よろしくお願い致します。

  • 中国美人「王紅華」の波乱の半生(第1章)

    中国美人「王紅華」の波乱の半生は、したたかとも思える王紅華の波乱に満ちた生き方にスポットを当てています。この短編小説は2004年、中国人少女が内陸部の村から出稼ぎのため都会に移り住み、家族を想いながら必死に生きる姿を描いた、リアリティーに富んだ内容のフィクションです。

  • ついにやってきた!中国工場撤退の厳しい現実

    チャイナリスクの増大に伴って、中国からの大手企業の撤退が加速しています。ここでは、実際に事業撤退を経験した私が、当時(2012年)の中国の変化や、海外進出の考え方、撤退の難しさなどをまとめたものを改めて公開します。

最近の記事

能登半島地震復旧は何故進まない?関西万博は即刻中止し国土強靭化に集中すべき!

能登半島は私の両親の実家があり、今では、従兄弟が何人か、半島で暮らしており少なからず被害を受けています。 連日、ニュースで報道されている通り、今だに電気、水道、道路など生活インフラが寸断されたままで、このままでは半島各地の集落はゴーストタウン化してしまうのではないかと危惧されます。 能登地震を始め、過去多くの地震が発生しているのにも関わらず、日本の災害予防の対応が進まない理由は、一体何なのでしょうか? 予算の制約があると言うが? 国土強靭化などの災害予防対策には、多額の

    • 羽田空港事故から2つの教訓!「ヒト」のミスとあるべき安全システムの観点から分析する

      新年早々不幸な災害、事故が続いており、感じていることをnoteに書き綴ってきましたが、今回は羽田空港のJAL機と海上保安庁機の衝突事故について安全システムの観点から分析してみます。 情報はテレビやネットから得たもので、必ずしも十分ではありませんが、奇跡的に全員の乗客が機内から脱出できた点と、海保機が誤って滑走路に侵入したという、この2つの事象についてコメントしたいと思います。 まず、全員が脱出できた点ですが、これはCA(客室乗務員)の功績が大きいと思います。 テレビニュー

      • 厳しい2024年の幕開け!日本の古い街並みの弱点を早急に補強すべき

        能登地方の家屋の倒壊、大規模火災など、これほど壊滅的な被害となった背景には、街の低い耐震化率と、高い高齢化率があり、これは、日本の地方都市共通の問題と考えられます。 私の従兄弟は何人かは、七尾市能登島に住んでおり、ここ数日安否の確認に追われていました。 能登島は両親の実家があり、子供の頃から何度も訪れており、第2の故郷と言っても過言ではありません。 輪島市や珠洲市にも訪れたことがあり、静かな平穏な海辺の街並が印象的でした。 しかし、珠洲市では、市内にある住宅約6000軒

        • 先人の知恵の「瓦屋根」!実は地震や台風に弱い?

          瓦屋根には「高い耐久性」「見た目の良さ」「断熱性と遮音性に優れる」など、多くのメリットがある反面、地震や台風に弱いといわれています。 さて、自然災害が多く発生する日本の先人たちは瓦屋根をどのように考え、現在まで受け継いできたのでしょうか? 瓦は茅葺屋根と比べると重量のある素材です。 現在のように耐震構造が完全でない昔の建物は、地震で建物が揺れたときに柱などにかかる負担が軽くなるよう、瓦が落ちやすくなっているといわれています。 大きな地震で屋根の被害が出ているのは、実は、こ

        能登半島地震復旧は何故進まない?関西万博は即刻中止し国土強靭化に集中すべき!

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        • 高崎ものづくり技術研究所では何を研究していますか?
          4本
        • 日本の未来 若者は「生きがい」を見出せるか?
          10本
          ¥100
        • 中国美人「王紅華」の波乱の半生(第1章)
          11本
          ¥200
        • ついにやってきた!中国工場撤退の厳しい現実
          6本
          ¥100

        記事

          高崎ものづくり技術研究所はどんな会社ですか?

          合同会社高崎ものづくり技術研究所 概要 ■会社名:合同会社高崎ものづくり技術研究所     Takasaki Swift Technology Solutions Co.Ltd ■操業:2014年3月1日 ■会社設立:2017年8月15日 ■代表者:代表社員 濱田金男 ■資本金:200万円 ■売上高:2000万円 ■主な事業  ●無料ネット配信サービス  (メルマガ・メール講座、無料マニュアル)  ●現場ですぐ使えるマニュアル・DVD  (現場の手引書、自己学習、社員教育テ

          高崎ものづくり技術研究所はどんな会社ですか?

          働き方改革の本当の意味とは?松下幸之助氏の訓示から

          松下電器産業の創業者・松下幸之助氏は、学歴もなく、健康にも恵まれず、 資本もない状態から、一代で世界的なエレクトロニクス企業を築きあげた人物として、時代を超越して評価されています。 【現場ですぐ使えるProマニュアル】  ★現場管理者・監督者の品質管理基本マニュアル  ★工場長の業務改革・品質改善活動マニュアル  ★若手・中堅社員の「プロ人材」育成マニュアル 松下幸之助氏は、従業員に対して、「松下電器は何をつくるところかと尋ね られたら、松下電器は人をつくるところです。

          働き方改革の本当の意味とは?松下幸之助氏の訓示から

          高崎ものづくり技術研究所代表ご挨拶

          合同会社高崎ものづくり技術研究所では、圧倒的な情報量を誇る製造業の品質改善、生産性向上などの付加価値向上に寄与する製造業の現場ですぐ活用できる品質改善手法・事例の紹介を行っております。 代表のご挨拶 変化の激しい日本の社会、どのような考え、行動が必要なのか、製造業の若手社会人に対して一言意見を述べさせて頂きます。 中小製造業では、特に人材や時間に限りがあります。 そんな中で、効果的な品質管理を行うにはどうすればいいでしょうか。 日本のものづくりは、人に受け継がれてきた

          高崎ものづくり技術研究所代表ご挨拶

          オンデマンド製造業の現場で使える教育マニュアルシリーズ

          DVD媒体またはオンデマンド配信でお届けする教育マニュアルシリーズです。 このマニュアルシリーズは、過去10年間にわたって、セミナー、寄稿記事などを再編集、リニューアルを繰り返しながら完成させたものです。  No.01 現場監督者向け品質管理基本  No.02ab ヒューマンエラー徹底対策講座:基礎編/応用編  No.03 現場で使えるなぜなぜ分析の進め方  No.04 4M変化点管理実践講座  No.05 中小製造業 若手社員の実践的教育の進め方  No.11a FMEA

          オンデマンド製造業の現場で使える教育マニュアルシリーズ

          すぐ使えるものづくりの手順書

          設計手順、工程品質管理手順、協力工場管理手順など手順書・管理ツールを網羅しています。(電子データ) このマニュアルシリーズは、過去10年間にわたって、セミナー、寄稿記事などを再編集、リニューアルを繰り返しながら完成させたものです。 【設計手順】  N0.01メカトロニクス機器の設計技術  N0.02FMEA/DRBFM手順書 【工程品質管理手順】  N0.03クレーム対策書(不良報告書)作成手順書  N0.04製造現場のヒューマンエラー対策手順書  N0.05製造工程

          すぐ使えるものづくりの手順書

          ものづくりのProが使うマニュアルとは?

          製造業の第一線の現場ですぐ役立つProマニュアルシリーズです。 設計品質向上、製造工程品質向上、作業効率化・生産性向上に役立つ手法や手順を網羅した電子データマニュアルシリーズです。 このマニュアルシリーズは、過去10年間にわたって、セミナー、寄稿記事などを再編集、リニューアルを繰り返しながら完成させたものです。 【品質管理基本】  No.01 現場管理者・監督者の品質管理基本  No.02 若手社員の品質管理の基本  No.03 若手・中堅社員の「プロ人材」育成マニュア

          ものづくりのProが使うマニュアルとは?

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          2030年代に向け、若者は生きがいを見出せるか?

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          赤字に陥った企業の緊急対策!利益を生み出すための荒療治

          以下は、製造業において、現場から利益を生み出すための荒療治的改革のステップを示します。 従来生産性向上の名のもとに進められてきた改善は、工程単位/設備単位 の効率化・稼働率向上であり、部分最適の考え方でしかありません。 しかし、生産性向上は、売上、利益を伸ばすための改善であって部分的な 効率化に留まるのではなく、工場全体(職場間連携)/流れを作る/仕掛 在庫(滞留)削減などの「全体最適化」を睨んだ改革が必要となります。 ★現場から利益を生み出すための荒療治(その1

          赤字に陥った企業の緊急対策!利益を生み出すための荒療治

          中小企業の人材育成で重要な「プロ人材」育成;自ら問題を発見し、周囲を巻き込み解決に向け行動する

          中小企業では人材育成まで管理が行き届かない場合が多く見受けられます。 しかし若手~中核人材育成は、企業の継続・発展には欠かせません。 人材育成は、5年後、10年後に企業力に大きな差となって表れます。 一般的に人材育成に力を入れておらず先輩が後輩に仕事を見よう見真似で教えることのみにとどまっています。 しかし、会社の規模もある程度大きくなり、さらに成長を遂げるには人材育成が重要なポイントとなります。 特に中堅社員、優秀な現場のリーダーの存在が欠かせません。にもかかわらず階層

          中小企業の人材育成で重要な「プロ人材」育成;自ら問題を発見し、周囲を巻き込み解決に向け行動する

          組織図は企業の未来を示す設計図!中小製造業の利益(付加価値)を生む組織形態とは?

          1.製造ライン組織から開発型組織へ脱皮する 中小製造業の利益(付加価値)を生む組織形態へ転換させるためにはどうすればいいでしょうか? 中小製造業では、今まで、取引先企業から受注した製品を図面通り加工し、納期に合わせて生産するための組織を構成し、運営してきました。 受注生産に適した組織とは、取引先からの受注窓口である営業部門、納期通りに生産するための生産管理部門、図面に合わせて加工組み立てを行う製造部門、検査や品質管理を行う品質管理部門などが、主な組織です。 今まではこ

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          なぜ若手社員は消極的なのか?必要なのは明確なノルマ?

          なぜ若手社員は消極的なのでしょうか?  チームとしての力を発揮するには、コミュニケーションを密にして、みんなで知恵を出し合い、物事を解決したり、より良い方法を考えたりしなければなりません。 しかし、自分から積極的に動こうとしない、積極的にコミュニケーションを 取ろうとしないなど 若手社員を中心に、消極的な社員が多いという実態をどう考え、解決していけば良いでしょうか? 1.若手・中堅社員の考え方と行動 若手、中堅社員の特徴として  ①仕事よりプライベートを優先する  ②指示

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          意見が言えない組織風土!ダイハツの不正はなぜ起こったのか?

          日本の企業では、人手不足の中で生産性をいかに高めていくかが最も重要となっていますが、しかしながら、なかなか従来からの組織風土から抜けきれません。 製造業では「効率化して開発期間を短縮したい」「品質問題をなくしたい」などには関心があっても、 例えば、「開発システムの全体最適化を図って、開発リードタイムを短縮する、また多品種でも生産性を高め売上・利益を確保していく」など、 「企業の抜本的な改革を進めていこう」という行動にはなかなか至りません。 人の行動は頭ではわかっていても徹

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