しむらあいに

きっかけはある企画からでしたので、それは残しつつ。 性に関するアウトプット試運転の場…

しむらあいに

きっかけはある企画からでしたので、それは残しつつ。 性に関するアウトプット試運転の場といたします。

マガジン

  • アイのでびる観察日記

    コミュニティメンバーならさんが、悪魔的装いで横浜で走る! 人には隠したい自分=悪魔の姿で駆け抜けることで、そんな自分でも応援されるというメッセージを伝えたいという思いを込めたプロジェクトに、私は参加しました。 6回シリーズで、ならさんを観察していきます。

最近の記事

循環

ずっと今までなんともなかったのに、 体のケアの練習として私の近くを触れられ続けて、 ゆっくりと、けれど確実に体の反応が止められなくなった。 でも、ずっと今までなんともなかったわけだから、 その事を冗談めかして口にすることすら憚られるし、 そもそも何故か全くイヤじゃないし、 (できるだけ長く続けばいいな とか思ってしまって打ち消したりするくらい。。。) むしろ失礼なことをしているんじゃないかとか、反応に困ってしまって、 終わってから何事もなかったかのように挨拶して、家路につい

    • 「言ってね」

      「いつも何も言わないけど、して欲しいことは言ってね」 私が何も言わないのは、 して欲しいことがないからとか、 恥ずかしくて言えないからじゃなくて、 何をしてくれるのか楽しみで、 何をしてくれても気持ちがいいからで、 声が自然に出ていることが、して欲しいこととイコール。

      • 恥辱

        ちょっと前に、外陰部が少し腫れてしまいました。 座る角度により触れるとちょっと痛いのがピークで、1週間くらいで完治します。 急に「今日、できない」というと、彼が固まると思ったので、 事前にLINEで「もしかしたらできないかも」と、理由を伝えておきました。 そして、数日後顔をあわせたときに、 「どう?」 と聞かれて、 そのときすぐに何の話かわからなかったので、 「何が?」と返したら、 「あれ。痛い?」と言われて、(あ、あれか)と思い出しました。 思い出したんだけど、

        • 目交

          下にいるとき、 私はずっと横を向いていて、 もしくは腕で目を隠していたり、目を閉じていた。 今まで誰もそのことに触れなかったから、 どんなに彼が好きでも、私は横を向いていた。 「こっち見て」 「恥ずかしいからイヤ」 「恥ずかしくないよ」 「あなたがでしょ」 「目見たいよ」 「・・・・・・」 私は知ってた。 目を見たら、戻ってこられなくなることを。 私を見る目に吸い込まれて、 私という形がなくなって、 溶け合ってどこまでもいくことを。 目を見たら、もう離せな

        マガジン

        • アイのでびる観察日記
          6本

        記事

          立場逆転

          フェザータッチが気持ちいいと本で読んで、 してあげようと思って実践するんだけど、 気がついたら私の方が力が抜けてガクガクになっていて、 優しくキスをするのが気持ちいいと聞いて、 してあげようと思って実践するんだけど、 気がついたら私の方が息が荒くなっている気がするんだってば。

          ブルブル刺激

          足の疲れのセルフケアの為に、食わず嫌いを通していたマッサージガンを購入した。 足裏ブルブル 足首ブルブル(痛い) ふくらはぎブルブル 太ももブルブル(痛い) お尻ブルブル 太ももの内側ブルブル 太ももの付け根ブルブル・・・・・ も、もうちょっと奥・・・。 母も使うものなので、背徳感に負けてスイッチオフ。

          ブルブル刺激

          その都度ジレンマ

          できれば長く、そして広い範囲で肌が重なっていたい。 体に染みわたる内側からの満足。 だけど、からだが最低限繋がったときにこそ、 思い通りの快感がエンドレスに訪れる。 くっっ。

          その都度ジレンマ

          狙うは のど仏

          この前ヘッドマッサージに出かけたら、 セラピストさんに「ストレートネックかも?」と言われた。 彼に伝えたら、 その日から、抱き合うと上を向かされて、のど仏周辺のルーティンが加わった。 上向き苦しい。 ゾクゾクする。 ああ苦しい。 たまらない。 巻き肩になっているときは、上にいる私の腕を体の横でロックする。 ゾクゾク。 締まってく。

          狙うは のど仏

          「嫌じゃない?」

          向き合って、私の背中に手を回しながら。 私の唇に触れる直前。 私の服のボタンに手をかけようとして。 私が私を大事にする ということを、教えてくれた言葉。

          「嫌じゃない?」

          初めてのときは、ウトウトしていたのもあって、何が起きたかわからなかった。 目を開けて、体を起こしたら、そっと顔が近づいてくる。 戸惑った。 けれど、なぜか嫌な気分じゃなくて、そのまま任せてみた。 寝ぼけた頭で、終わったらこれからどうするか考えようと。 触れた瞬間、 頭が冴えて、まるで吸い寄せられるように止められなくなった。 私の身体がどうしちゃったのか考えようとしても、 唇が片時も離れたくなくて、喰らいついていく。 暑くて、汗だくで、のどが渇いて水が飲みたくて、 でも

          手をつなぐ。 触れるところは小さいのに、私は疼く。 服を着て、靴を履いて、街中を歩きながら、私は疼く。 顔に出てしまうので、彼の目が見れない。 もっと触れたくて、 でももっと、これを味わいたくて。 手の平をくすぐられると、もうダメです。

          なでるなぞる

          触れられているのか、触れられていないのかの、狭間。 私は私より大きな体格の男性に、 強くガシガシ頭をなでられたり、 ぐっと引き寄せられたり、 ぎゅっと抱きしめられるのが好きだった。 (そういえば街中のマッサージも強め希望) 壊されたかったのかもしれないし、 女として小さく弱いものでいたかったのかもしれない。 温かい手の平と指先が、ゆっくり私の首筋を降りていく。 表面はサラサラとしているけど、 内側はみるみるうちに湿っていく感覚。 それからの私は解放だ。 触れられてい

          私のパイ歴

          中学生になって、気がついたら膨らんでいたけど、 小学生の頃に「男子目線を気にした女子、コワい」体験をしたおかげで、 自分の体をそうやって意識することが増えるのもイヤで、 更に女子校だったので、友達と「めんどくさいよね~」と言い合ってうやむやにしていた。 とはいえ、 通学の満員電車内で痴漢に合うだけでなく、男子学生に痴女に間違えられて睨まれるし、 当時流行っていたピッタリした服が似合わない気がして、 すっかり自分の胸を持て余していて、煩わしいものでしかなかった。 けれど。

          いちごもしくはレモン味の初体験

          小学生の私がドキドキしながら読んでいた少女マンガには、 主人公が頬を赤らめて、好きな人に好きな気持ちを伝える告白をして、 相手は微笑んで、少しずつ近づいてゆっくりキスをするシーンがあった。 中学から女子校生活になり、6年間ですっかり男の人に対する免疫がなくなって、 クラスメイトが教師や先輩にハマっていくのを横目に、 友達に合コンに連れて行ってもらっては、 おしゃべりですら、大したコミュニケーションが取れずに、 ふんわりと傷ついて帰るという3年間。 性の知識も少しずつ増え、

          いちごもしくはレモン味の初体験

          はじめて入れてみる

          小学校で、女子だけ集合して保健の先生からお話を聞く。 おばあちゃんが好きだった午後のドラマを横で眺めるようになって、 男女がベッドで抱き合っている映像は毎日のように見ていたけれど、 意識して自分の体を触ろうとしたこともしないし、何がどうなって妊娠するのかわからずボケっとしていた。 中学にあがり、初潮が来た。 (血が出るのが、おしっこやうんこが出るところからじゃないぞ) 体がだるくて、ナプキンの扱いが面倒くさくて、 すっかり私にとっては生理はすぐに煩わしいものになった。

          はじめて入れてみる

          お医者さんごっこ

          Mちゃんの家も私の家も、古い団地の狭い2K。 遊びに行くと、大抵お母さんが笑顔で迎えてくれた。 Mちゃんのお母さんは、私の母や他の子のお母さんと少し違ったように思えたのは、 美人で、静かで、儚げで、ふくよかさの中に色気があったから。 玄関から続くリビングにお母さんが座っていて、 Mちゃんとは、いつも隣の部屋でふすまを閉めて遊んでいた。 私は大人しい方で、Mちゃんのアイデアに乗っていた記憶。 確か、人形遊び、お絵かき、噂話をしていたような・・・。 実は何をして遊んだのかは

          お医者さんごっこ