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創作に親しむ(映画、演劇、本、漫画、音楽、アートとか)

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好きな映画をジャンル関係なく、心に浮かんだ順に、文字数の限界まで書き殴る。 『ブルースブラザーズ』、『ゴッドファーザー』、『バックトゥザフューチャー』、『メンフィスベル』、『ジョ… もっと読む
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映画 『BLUE GIANT』の好きなセリフ

《本記事の一部が、タイトル映画のネタバレになるかもしれません》 漫画の『BLUE GIANT』が映像化されると最初に聞いたとき、なかなか勇気のある決定をしたものだと感じた。 原作のあらすじ自体は単純である。 主人公の高校生である宮本大(みやもと だい)が、ライブハウスでジャズの演奏を目の当たりにしたことで、サックスプレイヤーを目指すことを決意する。 サックスを猛練習した末、大は高校卒業後に上京し、そこで出会った仲間たちとジャズバンド「ジャス(The JASS)」を組み

サイコーサイコーサイコーだよ

先々週末は体調を崩したせいもあり、どうにも気分が塞ぎ込み、暗い話ヲ連続投稿してしまった。 今週はヲ蔭様で体調も回復した。 ところで、気分が塞ぎ込んだときのアップ方法というのは、各位もノウハウヲお持ちだと思うが、何もする気が起きないとき、音楽ヲ聴くというのは実にメンタルに効果的であると思う。 そんなことを考えていた折、面白いエピソードヲ思い出した。 昨年、映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(原題: Everything Everywhere All

[本読んだ] スウェーデンのミステリ『犯罪心理捜査官セバスチャン(上・下)』

《本記事には掲題作品のネタバレが含まれるかもしれません。オチを書かないように注意してはいますが、読まれるかどうか慎重にご検討ください》 年末年始の休みを利用して読んだ本の紹介である。 『犯罪心理捜査官セバスチャン(上・下)』(創元推理文庫) (著者:M・ヨート、H・ローセンフェルト) 本作は日本人にとっては割と珍しい(?)ような気もするが、「スウェーデンのミステリ小説」である。 2人の脚本家による共著である。 日本の岡嶋 二人(おかじま ふたり)さんみたいである。

映画『ブルース・ブラザーズ』の世界に入り込み、シカゴの高架下をただ歩く

先日、映画『ブルース・ブラザーズ』に引っ掛けて、このような投稿をした。 以前はこのような投稿もした。 やはり、今年最後の締め括りとして、映画『ブルース・ブラザーズ』を記事タイトルに入れたかった。 唐突だが、とーとさんが先月、こんな素晴らしい記事を投稿している! 今年最後の「フォロワーさまお薦め記事」に実にふさわしい。 主にシカゴ・ブルースについて書かれており、マディ・ウォーターズの名前なんかも出てきてニヤリとしてしまう。 シカゴでブルースを聴くというのは私も経験済

【1年前に読んだ本】『賭博者』は笑えるドストエフスキー

さあ、『年末休みのチャレンジ投稿』のゴールまで、もう少しだ。 頑張って完走するぞ! つい最近、宝くじモクモク記事で昨年末に読んだ本『宝くじが当たったら』(講談社文庫)を紹介したばかりである。 ※※※※※ もう1冊、昨年末に読んだ本を思い出した。 しかも、めちゃめちゃ面白かった。 こちらである。 『賭博者』(新潮文庫) (著者:ドストエフスキー) ※※※※※ えっ?! どどどどどどどどどどどどどどど……どっぴゅ~ん! どどどどどどどどどどどどどどど……ドストエス

[年の瀬に英語の勉強しようぜ] バナナボート

年内は店仕舞いのフォロワーさまたちも増えてきたようである。 私はダラダラと投稿を続けておりますがね。 遊びに来ていただけるのであれば、新年からでも構いませんが、私のことヲ忘れないでくださいね ToT🐦 さあ、年の瀬にヲ勉強なんてするもんじゃない。 先日、この記事を投稿した。 チラッとハリー・べラフォンテ(Harry Belafonte)の『バナナ・ボート』(Day-O, The Banana Boat Song)のことを書いた。 ハリー・べラフォンテが亡くなったのは

年末だし、キャブ・キャロウェイのおっさんのスキャットでも聴こうや

もう年末だし、面倒な話はやめよう。 余計な言葉は不要ということで、一緒にスキャット唱法でも聴こうよ! 以前、私の一番好きな映画『ブルース・ブラザーズ』愛も絡め、R&B記事を投稿した。 『R&B聴かない?』 同記事をきっかけに『ブルース・ブラザーズ』をご覧いただいたフォロワーさまもいらっしゃるようで、嬉しい限りである。 私は小学校2年生のときから、本作の信者である。 いつぞや、フォロワーさまから「あの『はりはりほー』のおっさんが最高!」みたいなコメントをいただいた。

さあ、さあ、ヲ立ち合い! 神ヲ召喚するよ!

今年も愚か者の税金ヲ納めてきた! 助手🐦「幸運ヲ呼ぶピンク鳥🐦博士! いきなり太字でどうしたんですか? ピヲピヲ🐦」 博士🐦「引き寄せピンク鳥🐦助手クン! 私はね、ハミング🐦さんが投稿した1つ前の記事ヲあまり多くの人に読まれたくないんだよ。ピヲピヲ🐦」 助手🐦「だから連続投稿みたいなタイミングなのですね。連続投稿すると、先に投稿した方の記事はあまり読まれなかったりしますからね。それにしても、なぜハミング🐦さんは、ボクらが読まれたくないと思う記事ヲ投稿するんでしょうね。ピヲピ

[本読んだ] 『夜市』と『玩具修理者』を読み比べた。ついでに『酔歩する男』。

《本記事には掲題作品のネタバレが含まれるかもしれません。オチを書かないように注意してはいますが、読まれるかどうか慎重にご検討ください》 久々の本レビューである。 最近、若干ホラー調のショートショートを書いたので、今年読んだホラー系小説について書く。 因みに、「アッシは怖い話は……ブルブルブル 🥶」と逃げ腰のアナタ! ちょちょちょい! 逃げる前にちょいと聞いてーな。 今回ご紹介する3作は、カテゴリーこそホラーだが、いわゆる呪いの人形がオラーッと追いかけてきて顔面にへばり

【ドラばな】ドラがムダにテンション高いエピソード!

先月は [ドラばな] 投稿をサボってしまった。 ドラ誕生日にあわせて何か書こうと思ったのだが、『第1回 ハミング杯』や『54字の宴』のようなフィクション系のイベントもあり、タイミングヲ逃してしまった。 別に毎月律儀に[ドラばな]を続ける必要はないのだが(ということは前にも書いたのだが)、何となくトップ画像のドラカレンダーを貼りたいのである。 因みに、サボってしまった9月のドラカレンダーはこんな感じである。 今回はタイトルに書いたとおり「ドラがムダにテンション高いエピソ

サルサって何さ?

 掲題の通りであるが、謎解きでもない。  「サルサ」と聞いて、何を思い出すだろうか?  トップ画像のような美味しそうなソースを思い出す方も多いかもしれない。  ソースのほかに「サルサ」というラテン系の音楽に合わせて踊る「ペアダンス」があるのだが、このダンスって、日本でどれほどの知名度が有るのか、よく分からない。  先に音楽を貼った方が説明が早いかもしれない。 『オルケスタ・デ・ラ・ルス(Orquesta De La Luz)』のオフィシャル音源が有ったので、"Sals

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【イラスト】『アヒル口の麗子 -vacation バージョン-』(作:「モンキーマジック」さん)

昨日、各地で『ゲリラ ドラ54字リレー』が開催された!

《今回は、最後に「めちゃめちゃ面白い人たち」の作品をご紹介しているので、「読まれた方がお得記事」です》 [プロローグ] タイトルのとおりである。 昨日、noteの各地で「濃い面々、総勢7名」による『ドラえもん 54字物語リレー』、別名『ドラ54字リレー』がゲリラ的に開催された。 ゲリラ開催を仕掛けたのは7名なのだが、何とも濃い面子が揃ったものであり、私は少人数でこのメンバーに囲まれることに若干、恐怖に似たものを感じている次第である。 特に数名が濃度に大きく貢献してい

[54字の物語] 終戦記念日に『ドラえもん』54字リレー

本日は終戦記念日。 第二次世界大戦の終結を記念する日である。 かつての連合国側の国々含め、世界的には必ずしも本日が終戦を記念する(または戦勝を祝う)日として定められているわけではないようであるが、日本では本日が「戦没者を追悼し、平和を祈念する日」とされる。 先日、広島と長崎の原爆の日には、特別な記事を投稿されていたフォロワーさんがおられた。 さて、今回はタイトルのとおり「ドラ54字」である。 もう少し早い段階で投稿してもよかったのだが、私にとって平和の象徴の1つである