保育認定と傷病認定

自治体によっても違うし、個人によっても違うと思うからざっくりと

通常保育園(認可園)は就労認定で保育の必要性があると認定されれば入園できる。

保育時間は園長判断になる(私立と公立でまた少し違うと思う)が通常は就労時間(就労証明書通り)プラス通勤時間。

仕事後のスーパーや仕事後の1人時間はNGだ。

それだけでなく認定は数値化されていて週の労働時間、月の労働時間でポイント制度みたいになっている。

4月の保活ではそのポイントで優先順位が決まり入園できるかが決まる。

育休後に復帰しなければ退園、転職は何ヶ月以内等細かい決まりがある。

転職を考えるにあたってまず一番重視したことは『我が子がこの園に卒園まで通い続けられる事』だった。

どんなに酷い職場で会社ぐるみでパワハラを隠蔽する職場だったとしても上司が誰かを毎日怒鳴っている職場でも、我が子が安心できる保育園で過ごせて、病気の時に休めればそれでいいと思っていた。

もちろんその条件をクリアできる職場を探しまくっていて見つけたけど、うまく転職できるかわからない。
それとは別にこのままではいけないという何かを感じた。

メンタルクリニックに通い始めたのが秋。その頃は転職は考えていなくてどうすればこの場所で穏やかに過ごせるのかという気持ちで通っていた。

しばらく通って、ちょうど保育園の来年度の認定の時期がやってきた。

仕事は続けてたので就労で認定継続はできるけど、本当にそれで大丈夫か不安になった。

まず保育課に相談し、傷病認定について確認をした。

病んでいて保育を認定される🟰子どもが児童相談所に連れてかれるなんてことはないか?という質問までした。

役所の人は今まで苦手だったけど、この時の人はめちゃくちゃ優しかった。

そしてメンタルクリニックで診断書を出してもらった。

そして、それを雪の降る我が子の誕生日に役所に持って行った。

思っていたよりもスムーズに傷病認定で保育園の継続が確保された。

傷病認定になったことで不便になった事は多分、何一つない。

仕事も認定内容ギリギリではあるが続けられているし、仕事帰りにスーパーによっても『違反』をしてないという気持ちの余裕ができた。

偏食の我が子が食べられるものを少し時間をかけて作ることもたまにはできる。

帰ってくる育児に備えて体力を温存する時間もできる。

多分、ズルいと思う人もいるんだろうなと思う。

得?楽?助けてもらってる気持ちはたくさんあって保育園には感謝しても仕切れない。

ただ、心を病む経験をしたかったか?認定されたかったか?と聞かれると凄く複雑だ。

診察代や薬代もいるし。普通に生きられない認定をされたような気持ちもある。

薬なんてなくても元気でいられるなら、一日中働いても笑顔で子どもと過ごせるならその方がきっとパワフルでハッピーだ。

保育園がなかったら私は診断書をもらってたのだろうか?

たられば考えても仕方ない。

与えられた環境でできることをする。

できるだけ楽しむ。

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