【簡単DIY】お手製透かし鬼灯ランプ

画像1 秋にガーデニング関連の市があった。狭いバルコニーしかない私でも鉢植えなら、と物色しに行った。すると思いもよらず鬼灯の鉢植えと出くわした。最初は買うつもりなどさらさらなかったのに、彼が頬を赤くしてじっと私を見つめるのだ。嘘かと思い3巡したが、私の姿をひたひたと狙うように見つめ続けている。「夢に出てきそう、か、買わなきゃ」と渋々買うことに決める。生産者のおじさんに育て方の確認をし、多年生植物だとわかる。多少高くてももとは取れると判断しホッとする。数週間たち、緑だった実も全て熟した後、収穫する(11月5日)
画像2 収穫後、ジャムの空き瓶に鬼灯を入れ、水を張る。頭まで浸かるよう、しっかりと水を入れ、浮かないように落し蓋をする(私はラップを重ねたもので蓋をした)。3日ほどたつと水が腐敗してきて濁るので取り替える。ネットでは、「2週間くらいで表皮がトロトロになるから水を捨てて歯ブラシでこすって表皮を洗い流す」とあったが、個人差が大分あるようだ。私の場合は数日ごとに水を替えながら約1ヶ月漬けた。硬水だと腐りにくいのか?それは謎。さて、こちらは約1ヶ月後に水から上げたばかりの状態。一部剥げて葉脈が見えているのがわかる。
画像3 流水である程度表皮を落とした後、今度は器に水を張り、歯ブラシでこびりついた表皮を優しく擦る。これは水を替えて5度目くらいの状態。それでもまだ表皮の残骸が出てくる。特に枯れた部分の葉脈は目が詰んでいるので、間に残った滓を取るのは結構手強い。
画像4 7、8回やったところ。もうあまり滓が出なくなったから、この辺でいいだろう、と突然切り上げる雑なO型。ちなみに、歯ブラシは無印良品のものを愛用。こっちのはヘッドが大きすぎて奥歯まできちんと届いているか不安があり、買わないようにしている。
画像5 水から引き上げ、乾かしている図。
画像6 中の実は、洗っている最中に勝手に外れるものと、そうではないものがあるので、落ちなかったものは小鋏でカットする。「私、園芸、やってます」的な図。しかし全くの初心者なのはキッチンペーパーを敷いている当たりからバレバレ。
画像7 1日乾かした後、仕事帰りにFrying Tiger (日本にもありますよね?)で、電飾(colore caldo、つまり暖色とあるやつ)1パックと電池を購入する。できれば瞬間接着剤もある方が良いと思うが、私の場合は今年は実が7つしか採れず、来年バージョンアップ版への改良を目論んでいるので、今回は電球部分を鬼灯に刺すことにした。
画像8 じゃじゃーん、全体像。実は下のテレビ台兼ベンチもお手製。木の板を買って友達の家で電ノコで切って作ったのだ。DIY大好き女の実態があらわに。
画像9 縦にしてみる。
画像10 近景。かなりご満悦。
画像11 凄く近景。これでクリスマスの準備は万端だな、といいつつ、クリスマスは例年通り放浪に出るのであった。年末年始に楽しもう。完

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