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緋色 〜色彩の詩(うた)〜



彼岸花の咲く丘のように、


緋色 に染まった君の胸元、


心の中まで、


君をおびやかすのならば、


僕が、


その 緋色 を吸い尽くしてあげる。



(だから、君よ)


(その鋭い牙を)


(僕の首筋に立てろ)



そして、



お互いの「優しさ」をグラスに注ぎ、



飲み干そう、酔おう。




葡萄酒のように、


味わおう。




だるく、ゆるやかに、


深く…



深く…



限りなく、



深く。






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