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#36 吐き気、イライラもう嫌②【完】🤢💢💢

もう街はクリスマス一色ですね〜🎄🎅🤶


♡Mayu♡です。みなさまいかがお過ごしでしょうか🤔?
私は師走ということもあり、大学病院、鍼灸院、リハビリとちょっと忙しい日々を過ごしております💨



さて、今回は前回の続きです。よろしくお付き合いいただけましたら幸いです❤️

前回の記事はこちら⬇️⬇️



吐き気やイライラに悩まされた1月でしたが、やっと私に適したお薬が見つかりました💐
それが「メイラックス」というお薬です。

その日は2月下旬の大学病院。精神科の受診日でした🏥

主治医③(精神科)「Mayuさん、こちらのお薬を試して欲しいの。」
私「もう吐き気もすごいしイライラするし、以前服薬していた抗うつ薬を再開したいです」
主治医③「私は反対よ。吐き気の原因って不安になっているからだと私は判断した。そこで、メイラックスというお薬を試して欲しいの。メイラックスは気持ちを落ち着かせたり、緊張や不安を和らげたりする効果があるの。」
私「でも、私に合うかわからないし😖」
主治医③「騙されたと思って試してもらえない?それでもあわないようなら私ももう一度Mayuさんに適した薬を考え直すから🙏」

私は正直悩みました……薬を服薬して合わなかったら、また私は今まで通り罵詈雑言を夫に浴びせる。それは嫌だけど、でもこれ以上周りの人を傷つけたくない😢😭

私「今回だけ、私は先生のことを信じます。それでも合わなかったら考え直してください」
主治医③「わかった。約束する」
と言って、私はメイラックスの服薬を開始しました。
主治医③「それから、イライラしているとのことだから、抗てんかん薬を減薬しましょう。それがあなたにとって最適だと思う」
私「減薬はかまいませんよ。むしろ減薬によってイライラが少しでも軽減するのなら嬉しいです🙋」
主治医③「元々あなたはイーケプラという薬を1日6錠服薬しているわね。それを思い切って3錠減らしましょう。その代わり、一度減らしたリボトリールというお薬を1錠増やしましょう。リボトリール自体も本当は減らしたいところだけれど、副作用も心配しているの」
私「わかりました。ところで先生、イーケプラを3錠減らすとなると、服薬は毎日3錠となります。毎日朝晩1.5錠ずつか、朝1錠、夜2錠など選択肢がありますか、どのように服薬したら良いですか?」
主治医③「私は毎朝晩と1.5錠ずつでもいいし、Mayuさんのお好きなようにしてくれれば良いわよ🙆」
私「じゃあ私は夜にてんかん発作が起こって誰にも気づいてもらえず朝を迎えるのが怖いので、朝1錠、夜2錠服薬することにします💊」

メイラックスを服薬することによって私は眠気に襲われることになりました。でも、抗てんかん薬を減らしたことによって眠気が少し改善されたような気もして、なんだかよくわからないけれど、モヤモヤした気持ちが少しだけ晴れたような気になりました☀️
そして、メイラックスを服薬しているうちに、なんだか吐き気とイライラの両方が改善されました◎ もちろん、吐き気がある時は吐き気止めを服薬しますが、少しホッとした気持ちになり、心も落ち着きました☺️このお薬が私には適していたようです☺️😄



それから、脳神経外科の主治医と精神科の主治医③から紹介状をいただき、私は国立精神・神経医療研究センター病院に向かうことになりました🚗抗てんかん薬が私にとって合っているのか確認する、そして合わなければ最適なお薬を処方していただきたいと思ったからです。加えて、高次脳機能障害(※)のことも相談したいと考えていました。

(※) 脳卒中などの病気や交通事故などで脳の一部を損傷したために、思考・記憶・行為・言語・注意などの脳機能の一部に障害が起きた状態をいいます。 外見からは分かりにくい障害であるために、周りの人から十分に理解を得ることが難しく誤解されてしまうことがあります。(Safariより抜粋)


車で数時間かかるちょっと遠い距離にありましたが、到着するとそこにはたくさんの患者さんがおられました。

受付を済ませ、待合室で待つこと数時間。私の名前が呼ばれて私と夫は病室に入室しました。


私「失礼します。初めまして。Mayuと申します。」
先生「こんにちは。初めまして。私はてんかん外来の部長をしています。今回はどのような症状でうちにいらしたのかな?」
私「私は脳腫瘍の後遺症でてんかんになりました。それから高次脳機能障害も発症しています。今回は抗てんかん薬が私に合っているのか、高次脳機能障害でイライラしていること等についてご相談に参りました🙇」
先生「まず、お薬手帳を見せてください」
とのことで、お薬手帳をお見せしました。
先生「ふむふむ。まずは最近イーケプラを更に減薬したことは賛成です⭕️イーケプラは良い薬ですが、精神面での副作用が出やすいので、高次脳機能障害でストレスに弱くなっていることも副作用が出やすくなっている要因だと言えるでしょう。
次にビムパットは精神面への影響が少なく、Mayuさんの症状にも合っている事から今の量で良いと思う。ただ、これ以上増薬すると、めまい・ふらつきがもっと出てしまう可能性があるから増やす場合は慎重にならないといけないかな💦
最後にリボトリールは不随意運動に効く薬で身体の緊張を和らげる効果があるからゆっくり減薬しても良いと思う。ただ、減薬は慎重に慎重にね。
全体的に今のMayuさんの症状を伺う限りベストな処方だと思います👍この処方は脳外科の先生が処方しているけど、誰か他の先生がアドバイスしているの?」
私「てんかん関係では、脳外科の主治医②がアドバイザリーとして私の診察をしてくださっています。」
先生「そうか!主治医②は私の元同僚でとても信頼出来る先生なんだよ!それなら安心だ👌安心して任せられる。」
私「そうですか。そのようでしたら私は主治医②、また精神科の主治医③を信じててんかん薬の診察を受ければよろしいですか?」
先生「そうしてください。良い先生に出会えて良かったじゃない😉」
私「わかりました。それから、高次脳機能障害のことでも悩んでいます😞ちょっとしたことでイライラしたり、悲しんだり、喜怒哀楽が激しいんです。」
先生「でも、こうやって会話している限り、あなたは普通に言葉のキャッチボールができているよ👏そこまで過度に心配する必要はないよ✨心配しすぎるのもあなたにとってストレスになるし、適度に休憩することがてんかん発作を起こさない鍵🔑イライラせずに済むと思うよ😃」
と励ましの言葉をいただきました🙇

また、夫が家族は高次脳機能障害とどのように向き合っていくのか、質問をしていました。
先生からは、「Mayuさんは脳の手術をした関係で仕方ないのだが、ストレスにとても弱くなっている状況。また、一度マイナスの感情を持ってしまうとその気持ちを切り替える事が難しい状態になっていることが予想される。薬で増やして制御する方法はあるが、本質的な解決ではなく、明確に決まったリハビリ方法はないが、周りの家族がそのような状況を理解し、徐々にMayuさんがストレスに耐えられるようになっていくことが一番のリハビリになると思う」とのアドバイスをしていただいたそうです。

今の処方で問題ないというお話を他の先生からも聞けてホッとしたのを今でも覚えています😌😌


紆余曲折ありましたが、最終的に1日あたり以下の抗てんかん薬の量に落ち着きました。

《減薬前(2021年入院前》
・イーケプラ:3000mg(12錠※MAX量)
・リボトリール:4mg(8錠※MAX量)
・ビムパット:200mg(4錠)
合計24錠

《減薬後》
・イーケプラ:750mg(3錠)
・リボトリール:1.5mg(3錠)
・ビムパット:300mg(6錠)
合計12錠

※この服薬量は今現在(2023年12月)も変更なし

最後までお読みくださりありがとうございました🙏


おそらく今年最後の投稿になるかと思います。
今年よりnoteを始め、色々な方と繋がり、交流することができました。本当に貴重な経験をすることができ、心より感謝申し上げます😊😘
今年の漢字を一言で表すなら、まさに【繋】「つながる」です🥰❣️


どうぞ良いお年をお迎えください💓😘
そして来年もどうぞよろしくお願いいたします🎍🪁


(本内容は2022年に私の身に起こった内容を振り返りながら記事にしています)


2023.12.10記

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