カルパス

この前、欲しい本が3冊あり
近くのショッピングモールに
小さな娘と一緒に買いに行った。

娘のターゲットは本屋さんの横にある
駄菓子屋さんでお菓子をねだる事

ショッピングモールに入って
まずは駄菓子屋さんに行く事になった

子供なのに〝カルパス〟が好きな娘
上手におねだりされ、駄菓子屋なのに
1000円程のお菓子を買う羽目になった。

娘からすれば任務完了
その後は、ご機嫌よろしく
私の買い物に付き合ってくれた。

そして次は本屋さんである。

買えなかった本

私のターゲット1冊目
〝HUNTER×HUNTER〟37巻、
言わずと知れた冨樫義博先生の漫画で
数年ぶりの新作で、
もの凄く話題になっている。

山の様な平積みからゲット！
足取り軽く次のターゲットを探す

ターゲット2冊目は数年前に出版された、
芥川賞を受賞した文庫本の小説

ターゲット3冊目は新作でAmazonのページには
〝ベストセラー〟と表示されている新書

今回、いろいろなきっかけで
これらを読みたくなったのだが
両方ともに探すが見当たらない。

まさか…いやいや…
芥川賞とベストセラーだよ…

そうだ、この本屋さんの検索機は
探している本がどの棚に並んでいるか
教えてくれる事を私は知っていた

さっそく検索してみると
やはり、共に「在庫0」の文字が。

結局、私の任務はコンプリートできず
無事、任務完了した助手席で
〝カルパス〟を頬張る娘と共に
漫画1冊を手に家に帰る事になった

理想の電子書籍

実は今回、電子書籍と紙の本
どちらで買おうか考えて
今回は紙の本で買おうと決めて
本屋さんへ行ったという経緯があった

最近は電子書籍で本を読んでいた。
そうすると、最後まで読みやすい本と
何か読みづらい本があった。

いつも持ち歩いているスマホで読んだ時
単純に紙の本をそのままスキャンした様な
縦書きのページのまた半分が
縦長で表示されている感じだと

ペラペラ何枚めくって何ページなのか
感覚的に掴みづらく
変なところで切れていたりして
その文章の全体が分かりづらいから
内容が頭に入ってこない感じがするのと

スマホやタブレットを開くと
このnoteアプリも含め
〝お知らせ〟がたくさん出てくるから
チェックしちゃうと本まで辿りつきにくい

と感じている事が理由である



私の理想のスマホの電子書籍としては
横書きでスクロールして欲しい。

やはりスマホで読むなら
横書きの方が読みやすいだろうし

ページをめくるとザッと
画面の文字が全て入れ替わる感じに
今だに何故か慣れないのだ

紙に印刷、製本して梱包し
数々のポイントを経由しながら配送して
実店舗にて陳列された後
レジで人の接客にて販売される

この費用を省いているのに、紙の本と
同料金で販売している電子書籍である

ならば商品として
スマホで読みやすい様に
内容を再構築して
横書きにしてもらっても
バチは当たらないんじゃないか

せめて縦書きでも全ての電子書籍に
〝連続スクロール〟採用してくれよ！
なら、電子書籍で買ったのに！

と思った。

でも本屋さんは好きだし
娘とあーだこーだ言って
出かけたのも楽しかったし
HUNTER×HUNTERは難しいけど
面白かったし、
電子書籍ばかりにもなって欲しくない
とも思っている今日この頃でした。