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まさかそれを知らないとは…

みなさんこんばんわ。
どうもMittsuです。
今日は早起きをして並ばないと買えない噂の餅店に朝6時に向かってなんとか大福を購入することができました。苺大福・豆大福・くるみ大福・生チョコ大福・うぐいす餅・すあま・醤油の串団子を購入してぺっロトお腹の中にw今年も太る一方です。
前置きはさておき、本日は、抗生物質または抗菌薬、いや抗生剤?呼び方もさまざまかなと思いますが、ここでは「抗菌薬」として話させていただきます。

抗菌薬とは、どんな時に内服したり、点滴で投与するものなんでしょうか?「風邪をひいいて熱が下がらないから抗菌薬を出してください。」という方もいると聞いたことがあります。実は、抗菌薬は熱などの症状によって使用するものではありません。これまで、私から微生物のお話してきましたが、この微生物によって引き起こされた感染に対しての治療と使用するものです。

では、どんな微生物に対して効果があるのでしょうか?先ほどお話した「風邪」にも使用して良いのでしょうか?意外と知られていないのですが、風邪のような症状では主にウイルスが原因となった感染症を引き起こしている時が多いため、抗菌薬を使用しても効果がありません!しかも、間違って服用すれば健康な常在菌が抗菌薬よって減少し、さらなる免疫の低下や下痢などの症状を引き起こすこともあります。

ウイルスには、抗ウイルスというお薬があるのですが、特定のウイルスのお薬はあるのですが、風邪などでは原則対症療法しか方法がありません。対症療法とは、水分補給・栄養補給・休息をメインにして、そのほかは解熱剤や咳止め・痛み止めなどを駆使して症状を緩和させて健康な状態に戻していく方法です。

では、どんな時に抗菌薬の使用が必要かというと、微生物のお話しに出てきた「細菌」に対して有効とされています。抗菌薬の種類も複数あり、幅広い細菌に効果を示す強めのものと、ターゲットを絞った細菌にのみ効果を示す抗菌薬など幅広い種類があります。

原因不明の感染症の場合は、命取りとなる可能性もあるので、まずは、幅広い細菌に効果を示す強めの抗菌薬を使用することが多いです。
どんな微生物が原因で感染症を発症しているかと突き止めるために、「血液」、「痰」、「尿」、「便」などに細菌が潜んでいないかを検査し、その結果で得られた細菌に効果のある抗菌薬へ変更をして治癒を目指していきます。
幅広い抗菌薬をなおるまでずっと使えばいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、幅広い抗菌薬は、自らの常在菌も倒してしまうため、免疫力の低下や副反応が出たりと影響もあるため、ターゲットを絞った抗菌薬を使用するわけです。

少し、難しいお話になってしましたましたが、本日わかってほしいことは、「ウイルスには抗菌薬は効かない」ということ、「細菌による感染が起こった際には、細菌の種類を突き止め、ターゲットを絞った抗菌薬を使用する」ということをご理解いただければと思います。

はい、ちょっと内容も長くなってしましましたが、本日もこの辺で終わりにします。
おやすMittsu💤

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