顔文字を使わなくなって久しい。

顔文字や絵文字を使うのはおじさんの特徴とまで言われてしまう。

たしかにおじさんだけどいいじゃないか(´・ω・｀)

顔文字全盛期には句読点だけだと冷たい印象を与える、ということで皆こぞって顔文字や絵文字を使っていた。

自ら開発して楽しむ人も多かった。

職人のような人もちらほら。

今でも「かお」と入力すると様々な顔文字が候補にでてくる。

ブームは巡るというからそのうち顔文字がエモいということで再燃するかもしれない。

どっかのインフルエンサーが使うのを待つしかないな。

コミュニケーションツールとして活躍した顔文字だが、その顔が意図することを全員が共有していたわけではない。

(´ε｀ )←これはどういう感情？
(~_~メ)←これは？

みんななんとなくで使っていたのだ。

今のスタンプなんかに比べると感情をうまく表現することは難しい。

そのうち顔文字の横に補足の文字をいれるようになる。

( ^ω^ )ﾆｺﾆｺ
(´Д⊂ｸﾞｽﾝ
( ´,_ゝ｀)ﾌﾟｯ

などなど。

わかりやすくなってはいるが、メールでそこまでして感情を表現しないといけないの？と感じる人も多いだろう。

必要だったのだ。

昔は電話がかけ放題じゃなかった。

気軽に電話することは学生には出来なかった。

メールもパケット通信料というのが発生して送り放題というわけでもなかった。

そういう時代には一通のメールの重みが今とは大きく違う。

メールで個性を出す時代だったのだ。

顔文字は個性を出す最先端ツール。

誰しもが文章で個性を出せたわけではない。

月額サービスで絵文字や顔文字を沢山選べるようなモノもあったと記憶している。

それらすべてをひっくるめてエモい。

さてこのおじさんの象徴となった顔文字たち。

noteで活躍することは出来ないか。

noteにスタンプ機能はない。

絵文字は使えるが使用者は少ないように見える。

文章で勝負したい！

そんな気合を感じるのは僕だけかな？

絵文字を使うとカラーなのでどうしてもそこに目がいってしまう。

見て欲しいのは文章なのに。

でも、顔文字ならどうだろう。

文字の延長線にある記号の羅列。

それでいてその文章の感情を如実に物語る。

そしてnoteは横文字表記というのが相性がいい。

ほらそそられて来たでしょう？

文豪たちも横書きならきっと顔文字を使ってみようとみようと思ったはずだ。

「メロスは激怒した٩(๑`^´๑)۶」

「吾輩は猫である(o・ω・o)」

「恥の多い生涯を送って来ました(´・ω・｀)ｼｮﾎﾞｰﾝ」

などなど、より登場人物の感情を表現できただろう。

風情は死ぬがまぁしょうがない。

顔文字を使いたいけどダサいと思われたくない。

そんな気持ちをお持ちのそこのあなた。

あなたがブームの火付け役となって顔文字を盛り込んだ記事を量産する。

すると僕も気兼ねなく使うことができる。

WIN WINというやつだね。

ささ、著作権フリーだよ。

使い放題だよ。

よろしくね。

ではまた。

　　　　　　　　(´・ω・｀)ｽｷｼﾃﾐﾃ