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サースペンド高校 34話

ストライカーが刺されたテロリストではなくネットストーカーによるものだ。直後機動隊や、警察によってテロリスト共はどんどん捕まり連行されていく。ロジャーは爆発音に近い銃声でまだ正気ではない、負傷者はこのまま病院だが中には助からずこの世を去った生徒もいる、ロミーやピテラは無事だった、エマはもちろん無事、彼女はこの戦場で勇敢?な女性兵士?だった。メグとリンは無事だがリンはまたショックを受けただろう。ボニーやダニエル、グレタそしてストライカーは負傷安否は不明だ。シズナはボニーが撃たれたことでショックで泣いていて会話できる状態ではない。この後の授業やその後のクラブは当然中止、準備ができ次第スクールバスが出て行った。ロミーは自動車通学なため車で帰る。辺りの店が炎上しているのを見た、周辺40件の店舗で同時爆発テロ、ひき逃げが起きていた。その数負傷者243名死亡者19名。ロミーは帰宅後ピタ子の家族と食事だが泣いていた、そしてパーセクもライクと連絡が取れなくなり泣く。他の生徒もこの出来事で負傷せずとも今日一日だけではすまない、見舞われただろう。特に校長だ。

ターボ校長は気分転換にパリに行く。
ターボ「エブリン、そろそろ行かないと飛行機乗り遅れるぞ!」
エブリン「待ってよ!」
若い時の雰囲気が抜けない老夫婦だ。子供やの仕事で中々休みも取れなかった。
ターボ「もう限界なんだ。だから一度旅行に行って気分転換したいと思う。」
数時間にも渡るフライトでパリのシャルル・ド・ゴール空港に到着する。大きな空港なのにどこか閑散とした雰囲気だ。
マカロン「待ってたよ。パリ市市内まで送る。」
マカロン氏は彼の高校時代出会ったフランス人留学生。たまに連絡を取り合う仲だ。
ターボ「久しぶりだね。20年ぶりだね。」
エブリン「あの時私達50代だったわね。パリの雰囲気も変わったわね。」
マカロン「まだここは郊外だ。」
ターボ「18区行った時はミサンガ売りがいて危なかったな。」
エブリン「あからさまなことやる人がいるのね。」
彼らはパリの3区に着く。
エブリン「到着したわ。」
マカロン「ここで待ってるよ。」
ホテルに荷物を置き、カフェで話して、その後二人きりになり、トロカデロからエッフェル塔を眺める。そこから見るエッフェル塔はきらびやかだ。ターボはエブリンの後ろ姿を見る。
ターボ「エブリン、一緒に写真撮ろう!!」
カミーラ「良いよ!どう?セクシーかしら?」
エブリンがいつの間にかカミーラになっていた。
ターボ「うわーー!」
ターボは見たのは全て悪夢だった。

エブリン「あなた、大丈夫?」
突然起きるターボをエブリンは心配した。
エブリン「昨日あんなことあったら無理ないわ。」
ターボ「全て俺の責任だ。俺がちゃんと慎重に話し合わずに解雇したらからあんな結果になってしまった。50人くらいの生徒が銃弾を喰らったんだ。」
エブリン「どうして、いつも一人で問題を抱えるの。こんなエヌスク見てられないよ。」
ターボ「その名前外で言うなよ。」
エブリン「もう、今はそんなことどうでも良いでしょ!これからどうするつもり?」
ターボ「今必死で考えるんだ。だけど頭がパンクしてるんだ。安心しろ。これ以上エブリンは巻き込まない。」
エブリン「本当に大丈夫なの?」
エブリンは元気のないターボを見て泣いた。
ターボ「泣かないで。」
エブリン「こうなったらもう学校を畳みましょう。」
ターボは無言だった。
エブリン「こんな色んな人を巻き込んだ事件が起きた以上再開は難しいし、ここは手を引くことも大事。」
ターボ「それはだけは絶対に出来ない。姉貴が作った学校を俺は背負ってるんだ。そんながっかりさせるような終わらせ方は出来ない。姉貴の宝物は守り抜く。」
ターボには養母のアクトロシーの意志を継ぐものとして学校を畳む選択肢はなかった。
ターボ「何としても復興させないと駄目なんだ。今頃、姉貴がこれを見てガッカリしてる。そんなことは絶対に望んでない。それに生徒達に寄り添わなかったら事件のトラウマだけが残る。」
エブリン「こうなったらあなたに付き合うわ。」
ターボ「エブリン…ありがとう。お前のことは信頼してる。」
二人は抱き合ってキスをした。
ターボ「こうなったら、今日校内に立ち合う。」
エブリン「ついてくわ。」
車に乗って、高校まで向かった。
記者「これから方針について教えてください!」
記者「この問題どう対応されるつもりですか?答えてください。」
記者からの質問の嵐だった。その後は校内を点検したり、警察の調査に協力した。

ロミー「ピテラ、準備出来た?」
ピテラ「もう少し!」
ロミー「今日はピテラの車で行くからね。」
準備が終わると車に乗った。
ロミー「まずはヘネシーを迎えに行くわ。」
ヘネシーと合流した。
ピテラ「次にマリね。」  
マリも迎えに行った。
マリ「例のお見舞い?」
ヘネシー「そうよ。早く乗って!行くよ。」
マリ「分かったよ。」
4人で病院に向かう。
マリ「シゲミ病院とか久しぶりだ。」
受付「面会ですか?」
ロミー「そうです。」
そしてボニーのいる病室に行った。
リリー「こちらです。」
ロミー「ボニー、こんなになってたなんて…」
ボニーはベッドで寝ていた。まだ意識が戻っていない状態だった。
リリー「ロミー、久しぶりね。」
ピテラ「えっ?知り合いなの?」
ロミー「そうだよ。リリー姉さん、患者のこと殺しかねないから怖いんだよね。」
リリー「失礼ね!私とのおしゃべりはあとよ。今はこの子とよく向き合って。」
ロミー「ボニー、聞こえないからもしれないけど、早く元気になって。これでも少しは変わったからね。」
ピテラ「ボニー、作った服とかダサいとか言ったけどあんたの服正直すごいお洒落だと思った。また今度素敵な服を見せて。」
ヘネシー「ボニー、あんたこんなところで死なないで。」
マリ「ボニー、またお見舞い来るからね。」
ロミー達は病室を去る。次にストライカーの所に向かう。
ストライカー「ロ、ロミー…」
ストライカーはまだ完全ではないが意識を戻した。
ロミー「あんたの忘れ物よ!」
なんとロミーの部屋に忘れたネックウォーマーを持って来た。
ピテラ「意識が戻って良かったわ。」
ヘネシー「ストライカー、ストーカーに刺されたんだよ。」
ストライカー「知ってる。」
マリ「あの女は捕まったよ。州をまたいで来るとか鳥肌モノでしょ。サイコホラーね。」
ストライカー「知ってる。」
一方、ダーク・ウィッチズもボニーの見舞いに来た。
エマ「これボニーに渡してください。」
看護師のリリーは預かった。
4人は静かにボニーのことを見つめた。
リン「また学校で会おうね。」
テバクル「行くよ。」
メグ「うん。」
エルサとアレス、カマロと鉢合わせる。
メグ「あんた達もお見舞い?」
アレス「そうだな。何故かカマロもついて来たけどな。」
カマロ「ストライカーの奴あまり話した事ないけど、心配になって来た。」
エルサ「まさかストーカーに襲われるなんてね。」
エマ「また今度よ。」
シズナは女子生徒襲撃の日に傷の舐め合いをした女子生徒達とお見舞いに来た。
ジョセリン「シズナ…大切な子のそばにいて。私も大事な友達が死んじゃったの…他人事に思えない。」
シズナは面会室に入り、女子生徒数人は外で待った。
シズナ「あんたと会ったのは去年の9月だよね。あんたがいなかったら誰も友達なんていなかった。異国の地で出来た始めて友達だなんだ。私は旅行で他の国行くくらいで外国に住んだのははじめてだった。住んでみるとアメリカ嫌いになる事だってあったけど、ボニーが私のアメリカの生活を楽しくしてくれた。ボニーを失ってチェコに戻りたくない。お願いだから目を覚まして。」
ボニーは目を覚ます気配が無かった。
シズナ「ボニー…どうしてこんな事になったの…」
涙が止まらいまま病室を出た。
シズナ「ボニー、目を覚まして…死なないで…」
ジョセリン「大丈夫。友達を信じて。」
シズナと仲良くなった女子生徒達数人は同じように友達が襲撃の時に銃で撃たれた。
ニコラス「坊ちゃん、行きましょう。」
ニゲル「うん。」
ニコラスとニゲルはダニエルの病室に行った。
ニゲル「ダニエル…」
目を覚さないダニエルを見つめる。
ニゲル「誰よりも授業頑張ってたのは僕は見てたよ。どんなに嫌われてたとしても君に良いところがないわけではないよ。」
何回か語りかけて病室を出た。悲しい表情を浮かべた。
ニゲル「ジンジャー。君もお見舞い?」
ジンジャー「うん、ダニエルにようがあるんだ。」
ジンジャーがダニエルの病室に入る。
ジンジャー「ダニエル、イヴァンの奴酷いよな。最後にあんな仕打ちはないよな。これ以上イヴァンのことで苦しむ必要なんかない。イヴァンの操り人形としての人生じゃなくて、ダニエルの人生を歩めよ。まずは絶対こんな所で死なないで。早い回復を願ってる。」
彼はしばらくダニエルを見つめて、病室を出た。
ジンジャー「ロジャー帰るぞ。」
ロジャー「うん。」
グレタも同じ病院に入院していた。
ムムナ「グレタ、この梨食べて元気出して。」
エイセーブ「あの威張ってるグレタはどこに行ったんだよ。また目を覚ませよ。」
ムムナ「起きる気配がないわ。」
マリ「エイセーブ、ここにいたのね。」
リリー「病室で騒がないの。」
二人は看護師に怒られた。
ムムナ「私、帰るね。」
シゲミ病院にはたくさんのサースペンド高校の生徒達が出入りした。
ロミー「皆んな帰るよ。」
ピテラ「どうせなら、ヘネシーとマリ。今日はうちの家で泊まらない?」
ヘネシー「あんたとずっと絡んでたのに家に招待されたことないわ。上がらせてもらうわ。」
マリ「私もよ。」
ロミー「二人とも親は大丈夫?」
ヘネシー「ロミーとピテラのことはよく家族に話してるわ。」
皆んなでピテラの家に行く事になった。
ピテラ「もう着いたよ。皆んな起きて。」
4人はピテラの家に着く。
ピテラ「隣がロミーの家よ。」
ロミー「うちらよく家を行き来してるけどね。」
ピテラ母「友達?」
ピテラ「そうよ。この子がヘネシーでこの子がマリよ。4人でお泊まり会するのよ。」
ピテラ母「あら、楽しんでね。」
二人はピテラの母親に挨拶する。
ピテラ母「上がって。お茶とお菓子を用意するわ。」
4人ともピテラの部屋に入る。
マリ「ピテラの部屋っておしゃれ。」
ピテラ「ロミー以外は基本的に部屋に入れた事ないわ。ちょっと勝手にクローゼット開けないで。」
マリ「何これ?ピテラ鳥嫌いじゃ無かったっけ?」
ピテラ「あれ、これはその…」
ロミー「ついにバレたね。」
ピテラ「あれは恥ずかしいから隠してたのよ。」
ヘネシー「すごい意外ね。あまり動物とか興味なさそうだからさ。」
ロミー「私は幼馴染だから知ってたけど。」
クローゼットの中には鳥の写真コレクション、鳥のぬいぐるみなどが鍵付きで厳重に保管されていた。小さい頃にロミー以外の友達を家に上げたら大事な鳥のぬいぐるみを盗まれたことがある為、セキュリティを強化している。
ピテラ「あんた達以外は基本家にあげないからね。」
マリ「分かってるって。」
皆んな、ピテラ母親が作ったレモングラスティーを飲んだ。
ロミー「これ、ピテラが育てたレモングラスで作ったお茶よ。」
ヘネシー「ピテラって、ガーデニングも出来るんだ。」
マリ「お菓子も美味しいわ。」
ロミー「これ、昨日私が作ったグルテンフリーブラウニーよ。」
ヘネシー「美味しそう。」
ピテラ「材料何使ったの?」
ロミー「さつま芋にアーモンドバター、バナナ、ブラウンシュガー、ココアパウダー、ベーキングパウダーとか色々使ったわ。」
ヘネシー「ロミーって意外と料理出来るのね。」
ピテラ「最近はインドカレー作り張り切ってんだよ。」
ロミー「今度、遊びに行く時一緒に作ってみない?」
ヘネシー「賛成ね。そう言えばケンジとはどんな感じなの?」
ロミー「この前、二人でデートしたわ。そこをエマにまた邪魔されたわ。」
ヘネシー「あんな良い男エマなんか取られちゃ駄目よ。」
ロミー「その後はテバクルに邪魔されたわ。」
マリ「競争率が高いわね。」
ピテラ「ヘネシーは誰が好きなわけ?」
ヘネシー「この学校にはいないわ。」
マリ「出来ないだけでしょ。」
ヘネシー「そんなにモテないあんただけに言われたくないわ。」
マリ「私にだって良い人の一人や二人くらいいるのよ。」
ピテラ「そう言えば、マリってエイセーブと付き合ってるんじゃなかったっけ?」
マリ「は?そんなわけ無いでしょ。」
ヘネシー「エイセーブならあんたお似合いね。」
マリ「ピテラ、そんなのどこで聞いたのよ。」
ピテラ「半分信じてないけど、授業同じ子から聞いたわ。」
ロミー「この際だから付き合いなよ!」 
ヘネシー「お似合いじゃん!」
マリ「絶対嫌!」
噂を広めたのはサラだった。
マリ「噂広めたのマジで誰だよ⁉︎」
ロミー「うわ、気持ち悪!」
ピテラ「どうしたの?」
ヘネシー「何?何があったの?」
ロミー「私の投稿見て、足の裏占いやってるから足の裏の写真を見せろってコメント来たんだけど。キモすぎて速攻でブロックしたわ。」
ヘネシー「そう言う奴は速攻ブロックして正解よ。」
マリ「きもすぎだわ。そいつロミーの何なのよ!」
ピテラ「それどんなアイコンか覚えてる?」
ピテラが心配しながらロミーを見た。
ピテラ「きっとそいつ懲りずに同じことしてるわ。」
夜になると皆んな、就寝の準備をした。
マリ「おやすみ。皆んな寝るの早いな。」

ターボ「今日は1日付き合ってくれてありがとう。」
エブリン「あなたが戦う時はいつも一緒なのよ。」
ターボ「そうだな。若い時も難題と何度も戦ってきたもんな。校舎は銃弾の跡が残った所を直してもらわないといけないな。」
ニュースをつけると襲撃の一連の報道が続いた。アメリカだけではなく世界中の色んな国でこのことは報道された。ニュース曲だけではなくソーシャルメディアにもたくさんの情報が流れた。
ターボ「悪い意味で世界中で有名になったな。」
エブリン「そうしたのはあの元教師達よ。」
ターボ「そうやって責めても問題は解決しない。何としても高校を立て直さないといけない。今度記者会見がある。しばらくメディアがつきっきりになる。生徒達のこともあるから家庭訪問をする。」
エブリン「アナログなやり方ね。まずは生徒がどうしたいか聞かないといけないわね。」
校長は家庭訪問をすることになった。


キャラクター紹介
元になったキャラクターを紹介していきます。
(今回新しく登場したキャラクターの解説です)

例:
本作キャラ名:(本編と違う場合元のキャラ名)
(元のキャラの設定説明)

マカロン:
ピタ子ワールドのキャラクター。その名前の通りマカロンのお菓子の形状をしていて頭にアクセサリーを付けている。てこのアクセサリーの形状は星形ハート型三日月型などとバラエティー豊かパティシエをしていて英語とフランス語を喋れるバイリンガル。犬を飼っている

シゲミ病院:シゲミ
ピタ子ワールドのキャラクター。緑色の鳥、山頂で病院を営んでいる医学部卒業してからの経緯は不明、しかしツアー客を守るため常に見えないシールドをはっているため山岳救助隊の経歴があるかもしれない。彼女あまりメイクをしないらしいがおそらく医療業務を行う上でそこまで重要ではないからなのかもしれない(元から綺麗なため不要だ)

リリー:リリー(K.シャイン)
ロンローの作品Galaxy scale pythonsに登場する青地に黄色いぶち模様に濃いピンク(牡丹色)っぽい波線がある毒蛇ラスボスの王妃(実写化可能な世界線ロンロー🐍の妻)彼女はエナジードリンクが大好きだ、サウルスラビアのテテン州の蛇壺レース1600mでで男女含めて州6位の競技者、そしてターボ(エヌスク)が彼女の推し。

※ジョセリン:
今回登場したピタ子オリジナルのキャラクターで、本作サースペンド高校の作中でシズナの心の傷を癒してくれた存在だが、彼女の友達は前話の高校襲撃によって亡くなってしまったようだった。


※戦争や何か特殊工作などの設定ではなくて、ここまでが恋愛面や学校内での問題教師の観点が置かれている話というのもあり死や殺しがより現実的な恐怖と有耶無耶にできない何かを感じる。





ロンローM.O🐴(本体)
※以下ロンローM.O「リリーさんお疲れ様ブィィさすが本当の看護師みたいに見えた素早い動きだったブィィ」

リリー「ありがとうロンロ?…やっぱ変だからヒートデーモンって呼んでもいい、私にとってロンローは🐍だから」

ロンローM.O「あぁそんなわざわざ聞かなくてもいいブィィよ、リリーさん演じてみてどうだっったブィィか?」

リリー「うーん女言葉(女子っぽい語尾)が結構しんどいかな、普段じゃ私らしくないしあんまり使わないから」

ロンローM.O「あぁ確かにリリーさんはあんまりそういう言い方じゃないブィィなピタ子さんから言ったら中性系の表現ばっかりとかそういうと思うブィィだろうなぁ。多分女性名刺とかとはちょっと違..よくわかないブィィ」

リリー「あの人は何種類も言語できてすごいよねー。ヒートデーモンさんは人間に化けないの、ロンローの馬版ならそれなりのイケメンと思うけど?」

ロンローM.O「それができないブィィ、宗教上の都合でそれを行なってしまうと、こうやってリリーさんをニンゲンの姿に化かせなくなってしまうブィィだからロミー(ロンロー🐍女体化)も戻せなくなるし、当然他のキャラもブィィ」

リリー「わぁーちょっと嫌だなぁそれ、ロンロー🐍女子のまんまになっちゃうってことでしょ、コズミクさんもパーセク君あんな育ったままだったらマズイでしょ」

ロンローM.O「あぁ確かに、彼…いや彼女(ロミー)はあのまま戻らなかったらモーラー君とエルガちゃんへの説明も、"ママが2名"ってことになっちゃうブィィややこしい事態。あとそれ以上に、僕が人間に化けちゃうとターボ(エヌスク)、エブリンが年取った…

リリー「…ん?…はっ嫌!ダメ!皆まで言わないで!、十分だよ分かったから。ごめん聞いた私がいけなかった」

ロンローM.O「えっ、わっ泣く!!わっ本当申し訳ないブィィ、どうしよ🐍の奥さんを泣かせてしまったブィィ」

リリー🐍はロンロー🐴(本体)が人間に化けた際に起こることについて少し説明したら泣き出してしまった、おそらくターボ(エヌスク)が彼女の推しだから、そして推しの彼女も重要、そんな2匹が人間の姿それも老体から戻れないって考えただけで悪夢でしかない、

老体故に自分より先に彼らが死ぬのが見えていること、そして彼女は魔女に車に化かされて怖い思いをしたターボを目の前で見ている。

それを考えるだけで恐ろしく思えたのかもしれない。このような種族転換や年齢層差、性転換は既存の状態に戻れる"可逆性"が保証されているが故に楽しんで行える、じゃなければ死んだ方がマシかもしれない。

リリー「ヒトデさんのせいじゃないよ…そっか、あなたが人間に化けちゃうと皆元の姿に戻れなくなっちゃうんだね、じゃぁ絶対絶対ゼータイ化けたらダメだね」

ロンローM.O「うん化けないブィィよ、破壊神との契約の都合上人間に化けたら能力を失うブィィ…えっとヒトデ?」

リリー「"ヒートデーモン"じゃ長いからヒトデさんって呼んでいい?ヒトデって星みたいで可愛いしいいでしょ?」

ロンローM.O「あぁー前にもどこかで誰かにヒトデって言われた気がするブィィ、でも泣かせてしまったことのお詫びさせて欲しいブィィ、あくまで、もしも人間に化けたら話したとはいえ、そのようなことを想像するだけで心理的に負担がかけてしまったしまったのは事実ブィィ」

リリー「良いよ良いよ、嫌なことあってもエナドリ飲んだら忘れられる。」

ロンローM.O「…OK分かったリリーさん、エナドリ奢るブィィ」

リリー「えっいいの!やったぁ異世界のエナドリ!ゲットだぜぇ、」

ロンローM.O「いや待て待てブィィ、えっリリーさんがよく飲んでる"アルマゲドン"1箱で奢ろうかと」

リリー「"近頃少しー地球(この世界)のエナドリに飽きたところよ!"行こうあなたの世界線のエナドリを買いに行こう何種類も欲しい。もちろん箱でいくつも欲しいから、奢ってもらうのは悪いよ」

リリー🐍はロンローM.O🐴(本体)の背中に足をつたって数秒かからず登ってしまった。



ロンローM.O「えっワッちょっ待ってなら鞍とか召喚するブィィ」
リリー「そんなのいらないよ、蛇壺レースで体鍛えてるし、双子のママなめないで ハイヤー!」

ロンローM.O「(心の声(やばいリリーさん自分蛇だったとしてもリリーさんは彼女にはできないブィィ、このテンションについていけない可能性が高い、患者殺しかねないって言ってたのも納得できるけど、良く言ったらそこに彼女の強さがあるんだと思うブィィ)」

このまま彼が本来いる世界線(Ω)オメガ(Δ0)へリリーを乗せて向かった、そしてその世界線でリリーは人間に化かしてもらって、エナドリを何種類も箱買いした、彼も競走馬なため体を鍛えているのでここで重いと言ったらどこか負けだと思いわなかった。

結果彼女はいくつも店を周り13箱と単品で15本、305本のエナドリを爆買い、重量は150kgを超え流石に背中に乗せるのは重たくなってきたため、荷馬車を召喚した。

ロンローM.O「リリーさんまさかそんなに独りで飲む気ブィィか」
リリー「まさかぁロンロー🐍と飲んだり、お裾分けしたりだよ」
ロンローM.O「それを聞いて少し安心したブィィ、エナドリは美味しいけど飲み過ぎには注意ブィィな。」



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