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ライブレポート その2【ハルカミライ】

2023/10/5(木)
ハルカミライ
ヨーロー劇場tour2023
w/石崎ひゅーい

in Hirishima club Quatre
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やっと見れたハルカミライ
 初めて聞いたのは確か中学2年生位の友達の家だった気がする。「世界を終わらせて」今ではみんな知ってる曲、みんな知ってるバンドかもしれないけどその時はまだまだ小さくてTheインディーズって感じだった。ライブハウスに行く習慣もなくて、CD買う習慣もお金もなかったから一生YouTubeを見てた記憶がある。曖昧な記憶な中で今では一番好きなレーベルThe NINTH APPLOで考えてみれば初めて聞いたのはハルカミライだった気もする。いや、マイヘアかな?どっちにしろ、今では大好きと最初に出会ったその日は運命のような偶然のような。もっと前からライブハウスに行ければ、存在を知ってればなんか違ったのかなとも思ったりたり。そんな昔を思い出した日だった。
 1番手『石崎ひゅーい』
完全に舐めてた。正直に言おう舐めてた。所詮弾き語りシンガーソングライター。バンドを見に来たのになー、、、他の対バン熱いなーとか思ってました。本当に申し訳ないと思ってる。深めに頭下げたい。埋もれたい。
そんな考えになる自分の浅さ、甘さを悔いたよね。とりあえず表面的に「歌うま!表現うま!アコギがカッコ良い!」とか思った。でもなんか初めましてで感じるものはそれだけでは無い気がした。頑張って表現するなら優しさの中に力強さを感じた。声なのか表情なのか。包まれたよね。楽曲提供してる人??なのかな、ちょっとずつ知ってる曲があった。歌詞改めて聞いてもすごくいい。石崎ひゅーいver.も凄くいいなんならそっちの方が好みまである。優しくて暖かいそんな人柄気もする。対バンの良さだよね。新しい人見れるのは。新しい音楽の幅、感じ方を知れた気がする。
 2番手『ハルカミライ』
待ちわびた瞬間。画面の中でしか見た事かった存在が目の前にいる。そんな衝撃を久しぶりに味わった気がする。「圧巻」の二文字でも足らないくらい痺れた。曲も存在も評判も知ってたから覚悟はしていた。でも、でも、そんな覚悟は生半可だった。1曲目の「君にしか」のイントロでおかしくなった。みんなでシンガロング。ダイブの嵐。「ほんとに学と小松はすぐに脱ぐんだ、、、」「うわぁ、Vo.もGt.もまさかのDr.もダイブしてくるんだー」聞いていた情報を目で見て肌で体感して、自分も動いてた。震えてた。スピード感のある曲、走り抜けるLive。「ファイト」「tough to be Hugh」等の色々なショートチューン。MCを挟んでからの別バンドかのような優しいバラード。力強いスピード感のあるライブとふわふわした優しいライブ。同じ時間とは思えない。実質3マンイベントのよう。会場には小さい子供もいて、自分もあの歳にライブハウスに行ってみたかった。「小さなヒーロー」って言い方してたけど、まさにそう。こうやって繋がっていくのかなって思った。
 色々自分の中で広がったそんな3時間。感性も歓声も上がった。またすぐみたい、またすぐ出会いたい。



 


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