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筋トレで高身長が不利!?

 日本人の平均身長は172㎝前後です。とは言っても世の中には色んな身長の人がいるわけで、実は筋トレにも身長が大きく影響します。今回は低身長を170㎝以下くらいの人、高身長を175㎝以上くらいとして、なぜ高身長が筋トレをする上で不利なのかをまとめました。

1.筋肉が太く見えづらい

 例えば前腕40㎝を考えた時に、低身長の人と高身長の人とでは必要な筋肉量が異なります。もちろん低身長の人の方が少ない筋肉量で済みますよね。しかも同じだけ筋肉が付いたとしても(ここでいうと上腕40㎝にしたとしても)、高身長の人は骨が長い分、見た目が細く見えてしまいます。

2.仕事量が増える

 高身長=骨が長いので、低身長の人に比べ、より可動域が広く(必要に)なり、その分、仕事量が必要。同じ条件であれば低身長の人の方がより高重量を扱いやすいです。

3.関節の負担が大きい

 同じ重量で同じ条件の時に、より骨が長い高身長の人の方が必要な力が大きくなるため関節への負担が多くなります。高身長だろうが低身長だろうが骨の材質は同じなので、短い方が骨の強度が高く壊れにくい、つまり、ケガをしにくいわけです。

4.同じ重量を扱う場合、より力が必要

 先述した2.のように、高身長の人はより仕事量が必要となるので、低身長の人と同じ重量、レップ数でトレーニングしようとするとボリュームに差が出ます。高身長の人が低身長の人のトレーニングのボリュームを参考にメニューをこなそうとすると、ケガのリスクが増えるので丸々同じメニューとするのは注意が必要です。よく「ベンチプレスは体重の〇倍挙げないと!」みたいなのを見ますが、身長で全然必要な力が異なるので参考程度でいいと思います。

まとめ

 以上、高身長の人が筋トレにおいて不利な理由についてでした。かくいう私は身長が181㎝ですが、逆にやる気が出ます(笑)
結論、筋トレ・ボディメイクにおいては圧倒的に低身長の人が有利です。SNSを見ていても圧倒的に低身長の人で筋肉でかい(でかく見える)人が多いのでうらやましく思っています。でも、みんな努力していることにかわりありません。そこはお互いリスペクトして、それぞれに合ったトレーニングができればいいいと思います。筋トレのボリュームやフォームを参考にするのは、なるべく同じくらいの身長の人のやり方を取り入れた方がケガのリスクも抑え、参考になると思います。


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