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わたしてき小1の壁

今日は「わたしてき小1の壁」と題しまして
もうすぐ春休みに突入する7歳娘の1年間を振り返ろうかと思います。
色々な観点があるなと思ったのですが、私としては物理的・時間的な壁はあまり感じなかったのですが、逆に娘の精神的な壁をたくさん感じた1年でした。そのあたりを簡単に深堀り、記録してみました。

物理的・時間的な壁はあまり感じなかった理由

小学校に入学する前、ぼやっと心配だったことは3つ。

・小学校生活において持ち物や提出物(準備)など大丈夫だろうか

・学童お迎え時間に間に合うだろうか(フルタイムに復帰)

・学童に行きたくないと言われたらどうしよう

まずは小学校の持ち物や準備ですが、正直この1年は娘1人での用意はほぼ諦めました(笑)最初は「やらせなきゃ!もう1年生だし!」と思い、口をはさむことも多々ありましたが、挟んだところで、本人が「やらなきゃ」と思うまでは動かないことが1学期でわかりました。提出物も自分で聞いてくるので、「?」な曖昧なことが多々・・・

でもこれは先生から聞いたことをちゃんと娘が聞いてくること。そしてそれを親に伝えること。わからなかったら、お友達に聞くか先生に聞いて自分で確認することの練習だと2学期からは本人にお任せしています。「手伝ってほしい」と言われれば手伝いますが、基本的には自分の口で考えや思いを伝えるよう言ってます。が!まだうちは難しそう。これって肌感覚ですが3年生くらいにならないと難しいのでは?と思います。気長にまちます~

学童に関しては、学校から徒歩10分の民間学童へ入れました。理由としては、民間学童は19時までお預かり可能であったこと、また万が一「学童やめたい!」と言われたときに学校の学童に空きがあれば入れるから。

結果的に娘は様々なアクティビティを実施してくれている民間学童が大好きで(預かり中にプログラミングと英語を習っているので、親の送迎なしで最高。。。)他の学校の子とも仲良くなりました。また駅から徒歩1分の好立地で、フルタイムでお迎えが18時過ぎても安心です。

若干、学校の学童に行ってる子に比べると、学校内の知り合いが少ないかなと気になるところではありますが、学童にサードプレイスのような役割をもたせていたため、親としては大変満足しています。なにより娘が楽しいのが1番ですね。結果、物理的・時間的な壁はあまり感じませんでした。
(民間学童は父母会などの集まりや役員も0ですよ~コソコソ・・・)

精神的な壁を感じた理由

こちらは1年を通して本当に感じました。
まずは「ずっと遊んで主体性を育てていた環境(保育園)」からいきなり「社会に適応するための集団生活をまなぶ(学校)」の環境変化に娘はショックを受けていました。

「どうして学校はずっと座ってなきゃいけないの?」
「どうして休み時間が少ないの?」
「どうして国語や算数を勉強しなきゃいけないの?」

ずー--っと上記のような質問を浴びるたびに根気よく答えていました。

「ずっと決められた時間座るのは、大人でそういう場面にでくわしたときの練習をしているんだよ。静かに人の話を聞く時間も多いからね」

「保育園は遊ぶ、食べる、寝るがお仕事だったけど、小学校はお勉強したりする時間が入ってくるから休み時間は短いんだよ」

「きみはいま義務教育という期間にいて、勉強をする権利が国から与えられていて、親も学校に行かせることが仕事で・・・・・」

みたいな内容を根気よく話していたのですが、娘は納得いかないことも多く学校を休んだり遅刻したりしていました。しまいには「私は私だから、みなとあわせて登校しなくてもよくない!?」といい休むこともたまに・・・

先生はとても理解があり、娘の考えや状況を尊重して、休みをとりながら登校できるようサポートしてくれました。電話でも学校でも娘とたくさん話してくださり感謝しかありません~

そんなことから、新規部署に異動して本当に良かったか悩む日々もありましたが、結果的に在宅勤務制度を使えることと、フレックスで勤務できる部署に異動したことは本当に大きかったです。柔軟に対応できました。

2学期の途中からは「学校ってこんなものか」とわかってきたのか、学校に行きたくないは減ってきました。「ママも会社いや~」というと「いや、ママは働いて。お金ほしい」とか言います(笑)そしたら「娘もじゃあ学校で知識つけて、お金稼げるように頑張って」と言い返します(笑)
笑いながら登校できるようになってきたかな~

そんなこんなやりとりをしている中で1つだけ気を付けたのが「今の学校がすべてではない」と毎回話をしています。転校もありだし、もし高校・大学も行きたいと思えば通信制やもっと学びたいことに特化した学校もある。小学校・中学校はフリースクールという選択もあるよと。よくわかってなさそうでしたが、様々な選択肢は見せてあげたいなと感じています。

長々と書きましたがいかがだったでしょうか。
小学校に入学する前は、学校生活やお友達のこと漠然と考えていましたが、自分の娘がここまで精神的に成長していて、色々と考えてるんだと悩みぬいた1年でした。また、なかなか「小1の壁」と検索してもでてこない悩みだと感じたので、記録しました。

ちなみに約1年前のnoteで「もう手をつないで登園するのさいご~」なんて書いてましたが、当時の私に言いたい。徒歩5分の小学校までの距離、まだ手をつないで一緒に登校してます(笑)登校班もなくて・・・

でも正直、行きたくないと泣かれるより、学校の門の前で元気にまたね!とハイタッチできる今の環境が好きです。

いつママこないでと言われるでしょうかね・・・笑





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