美鳥を見つけた4人、だったのかも
ドラマ「いちばんすきな花」についてのグルグル思考が、止まりません。
このドラマを見た人の感想って
二極化しそうだなと思います。
なんか被害者ぶっててめんどくさ
繊細かよ笑
と思う人と
わかるーわかり過ぎるー
ありがとう泣
と思う人に。
note以外のSNSしてないし
友だちも1人しかいないし
ドラマを録画して見る以外
ほとんどテレビも見ないし
だから世論というものを
わたしは知る由もないのですけれど。
***
偶然出会った4人と、それぞれが過去、別々の時期に出会っていた「美鳥ちゃん」と、奇跡のような再会を果たした第9話まで見ました。
今夜、第10話ですね。
4+1=5、とは限らない感じ
仕上がっている4に混じるときに
1が扉を開けるのを一瞬躊躇う感じ
わかるわー
noteで「いちばんすきな花」を語る記事は多く、わたしもむさぼるように読むわけですけれども
というような感想を書いている人が幾人か、いらっしゃいました。
確かに。
いつのことだったでしょう。
朝ドラを見ていて、わたしも同じようなことを思った覚えがあります。
主人公の周りだけが善人尽くしで、それぞれ素晴らしく完璧なタイミングで手を差し伸べてくれるから、主人公は何の苦労も迷いも無くすすーっと前向きに進むべき道を歩んで行く…みたいなストーリーを目の当たりにしたとき。
いやいや、現実的に考えてそんなうまく行かんだろと、ちょっと冷めるあの感じ。
でも「いちばんすきな花」は
それとは違う気がするのです。
彼ら4人は、行く先々で疎まれ厄介がられていた美鳥を、「みんなから嫌われているから」という理由で排除しなかった人たち、なのではないかと思うのです。
嫌われ者にはとりあえず近付かないでおこうと思う人は多いでしょう。
「君子危うきに近寄らず」
慎重な姿勢は、基本的には美徳ですからね。
出会った時期は異なれど、彼らは多数派の評判や噂を鵜呑みにせず、美鳥本人と一対一で向き合おうとした4人だったのではないか。
4人が出会って、お互いを人として好もしく思ったのは根底に「美鳥を見つけた」という共通点があったからなのではないか。
みんなの「嫌い」より
自分の「好き」を大事にできるから
4人はそれぞれ
美鳥を見つけることができたのではないか。
…
実際には起こり得ないファンタジー的要素も確かにありながら、でもそんなこともあるかもしれないな、あったらいいなとわたしは、思うのです。
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