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受賞作書籍化のお知らせ

初書籍発売について

前回の記事から時間が空いてしまいましたが、今回は初書籍の発売が決定したことをお知らせに参りました。発売予定は2023年7月10日頃です。
2022年、アルファポリスで開催されていた第5回キャラ文芸大賞家族賞を受賞し、そこから改稿を経ての書籍化となります。
タイトルは「半妖のいもうと あやかしの妹が家族になります」
詳しくはこちらの刊行予定をご覧ください。
たくさんの発売予定一覧にちゃんと掲載されてますので、嘘でも冗談でもありません(と言いつつ作者が何度でも確認しにいってますが)
ある日突然現れた角があるあやかしの幼女を妹として迎え入れたことで始まる、ほっこりじんわりな家族ファンタジーです。

タイトルについて

デビュー作は「半妖のいもうと あやかしの妹が家族になります」
というタイトルであることはお伝えした通りなのですが、実はこのタイトル
キャラ文芸大賞応募時からほぼ変わっていません。

実はアルファポリス様より書籍化の打診をいただいた際、
「改稿に合わせ、タイトルも変更になるかもしれませんが、御理解いただけますか?」
といった内容の連絡をいただきました。
どんな作者様もそうだと思いますが、自分で考えたタイトルに愛着も自分なりのこだわりもありましたので、タイトル変更は残念ではありました。
でも私にとってはデビュー作となるため、タイトルにとことんこだわって書籍化に問題が生じるよりも、タイトル変更するかもしれないという提案を受け入れるほうが重要だと判断しました。
というわけで「タイトル変更になるかも」ということを頭に入れたうえで改稿を進めました。担当編集様とは「半妖のいもうと」というファイル名でやりとりをしていました。仮タイトルではありましたが、お互い一番わかりやすいタイトルだと思ったからです。
改稿やカバーイラストデザインなどを担当編集様と相談しながら書籍化作業を進めていましたが、その間担当様から「タイトルはこんなものにしましょう」というお話はありませんでした。
「おや?」と思ったものの、小説本体を改稿することに集中したため、私から特にお聞きすることはしませんでした。
そして時は経ち、いよいよ発売予定が決まった際のタイトルは
「半妖のいもうと あやかしの妹が家族になります」でした。

た、タイトル(応募時から)変わってないっ!

嬉しかったですね。私が考えたタイトルを採用してくれたわけですから。
くりかえしお伝えしますが、私から「タイトルはそのまま、絶対変えないで!」とお願いしたことはありません。

サブタイトルである、「あやかしの妹が家族になります」は話の内容そのまままですが、私がこだわったのは、「半妖のいもうと」という部分でした。
「半妖」はその名の通り、人間とあやかし(妖怪)の両親から生まれた子
という意味ですが、それをそのまま「半妖の妹」にすると、若干タイトルが
堅苦しいなと思ったのです。
そこで、「妹」を「いもうと」とひらがなにすることで物語の優しさと柔らかさが読者様にも伝わりやすいかな?と考えたのです。
表紙になったときもフォントなどで「いもうと」の部分をやわらかく表現することも可能ですしね。
担当様にこのことをお伝えしたことは特にないのですが、一番良いタイトルと判断してくださったのかもしれません。
続刊の夢が叶ったら、担当様にそっとお聞きしてみようかな……?と思っています。(今はまだ怖くて聞けません……)

今後の予定

書籍発売は2023年7月10日頃ですが、こちらは出荷日となりますので
実際に書店に並ぶのは7月12日頃になると思います。
残念ながら入荷しない書店もあると思いますので、予約していただくのが
一番確実だと思います。
詳しい情報がわかり次第、またお伝えさせていただきますね。
書影(カバーイラスト)の公開許可はまだ出てませんので、そちらもまた
後日ということで。
とっても素敵で可愛いイラストを描いていただきましたので、楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。
ではでは、どうぞよろしくお願い致します!

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