見出し画像

面接で緊張し過ぎてもいけないが、全く緊張していないのもどうかと。。。

そもそも初対面の人と話をするのは、誰でも緊張するものです。
かく言う私も、初対面の人と話すのは苦手です。
相手に緊張を悟られず、うまく話の穂を継ぐことに慣れていますが。
面接を受けて緊張するのは、次のような理由です。
①   その会社に憧れがあったりして、入社を熱望している。
②   そもそも初対面の人と話すのが苦手。
③ 面接という特殊なシチュエーションが緊張する。
④   特定の年齢・性別・タイプの人と話すと緊張が増す。
⑤   相手が大人数だったり、会議室がやたら大きかったり、座ったこともないような革張りのソファに座っている。
⑥   この会社に落ちたら後がないと思っている。
等があるでしょう。
緊張に特効薬はありません。
よく、相手をカボチャと思え、っていう人がいますが、私にはそんな想像力はありません。
慣れと暗示くらいかな?暗示っていうのは、手のひらに人と言う字を10回書いて飲む、みたいなことです。
そんなまじないみたいなことを信じてるの?と言われそうですが、まじないではなく、「自分はこうすると緊張がほぐれる」と信じるルーティンがあるということです。
私は昔、部活をやっているとき、スパイクの紐は必ず右から結んで、グラウンドにも右足から入るようにしていました。
バカみたいと思うかもしれませんが、本当に舞い上がっていたらそのルーティンも忘れてしまうので、ちゃんとできれば自分はそんなに舞い上がっていないな、と安心する材料にもなります。
この稿は、実はそんなことを言いたいのではなくて、緊張は敵ではないということです。
もちろん、以前に書いたように、自分の名前も言えなくなるくらいに緊張したら、面接もうまくはいかないでしょう。
でも、面接官から見て、緊張していることでマイナスに評価することはないです。
むしろ、①のように、この会社への志望度が高いんだな、と思うかもしれません。
どんな面接でも緊張するのか、志望度が高いので緊張しているのか、そんなに区別はつかないでしょう。真面目な人ほど緊張するものだし。
逆に、この人は面接でも全く緊張してないな、と思ったとします。
中には、初対面の人と話すのに、全く緊張せず、むしろ楽しんでいるような人もいるにはいます。100人に1人くらいは。
でも、多くの場合、緊張していない人は、この会社に入る気が全然ないか、滑り止めか、練習で来ている人です。
これは話しているとすぐにわかります。全く熱意が感じられなかったり、会社や職種のことを何も知らないで面接に来ていたりします。(同業をたくさん受けているのか、社名を間違って言う人も結構いました)
私なら、そういう人でも何とか志望度を上げてほしいので、ちゃんと面接をしますが、多分多くの面接官は、この時点でマイナス評価をつけて、面接を切り上げようとするでしょう。
どんなに優秀な人でも、やる気がなかったら内定出しても仕方ない。
入社に結びつかないか、入社したとしても、すぐに離職する可能性が高いです。
面接で緊張するな、という話ではなくて、緊張はしてても大丈夫、緊張は敵ではないというお話しでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?