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応募することと落ちることの重み

以前こんな投稿をしました。

https://note.com/clever_coyote275/n/n137123cc4a66

今、企業の採用のお手伝いをしたり、反対に就業を希望する人の支援をしたり相談を受けている中で、応募するチャネルの多さ、応募の手軽さは格段に進んでいる半面、マッチングする確率が大きく下がっていると実感します。

ネットでの応募が一般的になる前は、例えば中途採用活動で10社落ちるということは由々しきことでした。

10社落ちるということは、10枚の履歴書を手書きで書き、職務経歴書を添え、デジタルではない写真を貼って、郵便で応募していたわけです。
コストも手間も、今とは比較にならないくらいでした。

今は、最初の登録の手間さえクリアすれば、(それも簡単に登録できるように各社・各媒体工夫しています)あとはクリックひとつで応募が完了します。
応募者にとっては、切実さのない応募も多くなります。
求人側の会社でも、業種や職種によっては、一人の枠に三桁の応募があったりすることでしょう。

求人側の企業もまた、クリック一つで不合格を通知することができるようになっています。

こういう状況ですので、100社に応募して、全て落ちる、というようなことはそんなに珍しい話でもないのかもしれません。

求人側の企業にしても、応募者に連絡しても全くレスポンスがない、ということもかなり増えています。

今回、みなさんにお伝えしたいことは二つです。

一つ目:
応募するのが簡単になった分、書類選考で落ちることも相対的に増えています。何のデータもありませんが、体感的には、30年前の10倍くらい、落ちてもおかしくない感じ。
書類選考で落ちた会社は、カウントする必要はありません。気にするな、ということですね。


二つ目:
それでも、一つの応募、一つの求人を丁寧に、大事にしている求職者や企業もたくさんあります。そこを何とか感じ取って、いい就職、いい求人が成功するよう願っています。

https://note.com/clever_coyote275/n/n137123cc4a66

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