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Premiere League 第11節 Man City VS Bournemouth



両クラブの状況

◆Man City
前節、ライバルのユナイテッド相手にアウェイで3-0と大勝したシティ
大きな怪我人も出ずに、CLも全勝中と波に乗っている。
今節は、ホームに今シーズン僅か1勝のボーンマスを迎えた一戦。
次のCLを考えるとターンオーバーも視野に入れたいところだが
侮れない相手である。

◆Bournemouth
第9節、バーンリー相手に今季初勝利を収めたボーンマス。
前節のリヴァプール戦ではホームで2-1で敗戦を喫した。
バーンリー戦の勝利や、リヴァプールを相手にした試合を観ても
上手く戦っているボーンマス。
過去13試合で一度も勝利していないシティ相手に大番狂わせとなるか。


スタメン/フォーメーション

◆Man City
シティは3-2-4-1の布陣
2ボランチにはロドリ、ストーンズが入りCBには久々にストーンズが選ばれた。
また、左ウイングは今回ドクが先発となった。


◆Bournemouth
ボーンマスはこの試合、5-4-1で後ろの守りを固めた布陣
主にカップ戦で起用されていたラドゥはプレミア2試合目の先発となった。
エースのソランキはこの試合でも先発、シティ相手にどのような攻撃を見せるか。


前半

多彩なプレイで翻弄するドク

前半がスタート、毎回の試合通りシティが支配する展開が続く
ビルドアップ時にはロドリが全体の押し上げに貢献し、ドクとシルバで
両サイドから攻めていくが、この試合最も活躍したのは左のドク
ワンツーからのシュートや、ドリブルで仕掛けてマイナスのクロスでアシストする場面など単独突破と周りへの供給でベストコンディションをアピールした。
その他もシルバの積極的なロングシュートやウォーカーのカウンター阻止など攻守に渡ってシティがポジティブな内容を見せる
結果3-0でリードしたシティ、後半どこまでゴールを量産できるか。


全員守備で守るも崩れてしまうボーンマス

アウェイのボーンマスはハーフウェーラインから深い位置の自陣で
守備に徹する時間がほとんどになってしまう。
シティのチャンスの際は全員がボックス内に入るような形で失点を0に抑えていく。
しかし、30分に牙城が崩れる。
ドクの仕掛けからのゴールや、シルバのゴールで7分間で一気に3失点を許してしまう。支配率も71%と圧倒されてしまうが、タバーニアの献身的な守備やザバル二ィのハーランドへの対応など上手く機能している部分もあった。
後半でどこまで自分たちのプレイが展開できるか。


後半

ドクを中心に展開する攻撃

3点リードで迎えた後半、前半に変わらずシティがペースを握るも
ボーンマスのプレスに押され、自陣で守備に徹する時間が増えてしまう。
そんな中変わらずクオリティを発揮したのはドクを中心にした攻撃陣
ドクのアシストからフォーデン、シルバがそれぞれゴールを決めた。
ドクは狭いエリアを通す楔のパスやロングパスの精度などアシスト面でも
大いに貢献して見せた。
途中交代したボブも素早いクロスでアシストをマークし、若い選手で
勝利を彩って見せた。


イラオラの修正力

3点ビハインドで迎えたボーンマス率いるイラオラ監督は前半より
ハイプレスで仕掛けるような戦術に変更を行った。
そうすることでロドリへのマークやクリスティ、タバーニアらが積極的に
前に出てインターセプトを仕掛けに行く。
後半の変更も功を奏し、アーロンズのクロスから̪シニステラが加入後
初ゴールを決め1点を返すも、その後もシティの猛攻に耐えることが出来ず
最終的には6-1という大敗を喫した。


試合結果

Man City 6 - 1 Bournemouth
◆Man City
Doku ( 30')
Silva ( 33' 83')
Akanji ( 37')
Foden ( 64')
Ake ( 88') 


◆Bournemouth
Sinisterra ( 74')


Pick up

◆Man City
11.Doku
この試合、左ウイングで先発したベルギー人ドリブラーのドク
個での仕掛け、長短精度の高いパス、周りの生かしたキーパスなど
この試合1G4Aの大活躍となった。


◆Bournemouth
17.Sinisterra
72分に途中交代した̪リーズからローンで加入したシニステラ
主に右ウイングを主戦場とするシニステラが途中出場ながら1ゴール決め
負けてはしまったものの、意地を見せた。


総評(個人的な感想含む)

好調シティ対、未だリーグ1勝に留まっているボーンマスの試合!

まずはホームのシティ
この試合では、ドクが見事にハマっていた。
ドリブルで単独突破する展開や、ショート、ロング両方で精度の高い
パスを多用しチャンスメイクの要となっていた。
それに応えるようにシルバ、フォーデンもゴールを決め攻撃陣全体でクオリティの高い試合が出来ていたと思う!

一方のボーンマスは、後半での修正から攻撃に転じる時間が増え
ゴールに迫ったシーンも何度かあり、その点はとても良かったが
シティの圧倒的な攻撃力に耐えれずに大量失点となってしまった。
でも、ソランキの惜しいシーンだったり、̪シニステラの加入後初ゴール
ザバルニィのチャンスを潰す守備など良い点も多くあった。

シティは圧倒的な強さで勝利しこのままCLへ!

ここまで読んでいただきありがとうございます!
ではまた次の試合で!!

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