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鬼平犯科帳

ずーっと、読書をしていなくて、今回台湾へ行く道中に久しぶりに本、読んでみよう。と、思った。

本屋が楽しいのは知っている。

随分小説などから遠ざかっていたため、何を基準にして選べばいいのか分からない。

ただ、本棚をぐるぐる、ぐるぐると歩きまわるだけ。

推理小説が好きだけど、どれがいいかわからない。

どハマりした本があんなにあって、欲しくて読みたい本がたくさん渋滞していたのに。

今は、選ぶ入り口にも立てなくて、イライラする。

あんなに選ぶのが楽しかったのに。悩むのも楽しかったのに。

今はちょっと苦しくて、ちょっと苛立つ。

あんなに楽しくて、良い時間を手放してしまった事に気がついた。

取り戻す為に母が勧めてくれた池波正太郎。

まずは、そこから戻ってみますかね。

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