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根津のツツジを眺めて、心が丸くなった日曜日

友人と根津にお出かけしてきた。
2人でこの町を訪れるのは2回目。今回は根津神社のツツジが見頃ということで、数日前から楽しみにしていた。

11時半に待ち合わせて、まずは腹ごしらえ。
良さそうなお店を探してウロウロしていて、たまたま通りかかって席が空いていた「CHAI ful NEZU」というお店に入った。
シンプルで可愛い店内で、美味しいドリアとチャイとデザートをいただきながら、お互いに近況を報告した。

お腹も満たされ、ひとまずおしゃべり第1弾は切り上げて、根津神社へ向かった。

境内に入ると、さっそく左手にツツジの群れが見えてきた。
わ~、想像していたよりはるかに壮大!

モコモコしたツツジがこれでもかと並んでいて、眺めていると自分の心もツツジのように丸くなって安らいだ気がした。

こちらは境内の一画で販売していた高級ツツジ。12万5千円也。

鮮やかな新緑の中を散策。やはりたまには外に出て自然に触れることがメンタル安定につながることを実感した。

その後、今回の根津探訪のもう1つの目的地、弥生美術館・竹久夢二美術館へ。

竹久夢二といえば美人画だけれど、現在開催中の展覧会は「夢二がえがく動物ワンダーランド ~大正ロマンのイラスト&デザインを中心に~」と題して、ありとあらゆる動物を描いた作品が飾られていて、面白かった。

夢二の「二」だけなぜか薄い。私の写真の撮り方のせいか…?

そして弥生美術館のほうで開催されていたのは「マツオヒロミ展 レトロモダンファンタジア」。
代表作『百貨店ワルツ』とか『マガジンロンド』とか、Amazonでお見かけしたことはあったけど、これまでじっくり作品を鑑賞したことはなかった。

会場に入るなり、うぉ~っと心の中で叫んだ。
これは可愛い!すごく可愛い!!!
若い女性の来場者が多くて、着物姿の子もちらほらいた。そりゃ、この世界観は令和女子たちに愛されるよね。アラフィフもうっとり堪能いたしました。

文化的な時間を過ごして満足した後は、友人とカフェでおしゃべり第2弾。
店名をチェックし忘れたのだけど、店内に車があって、そこでコーヒーを作ってくれるお洒落なお店。
歩き疲れた後のコーヒーは美味しい。ひとしきり話して、18時頃に解散した。

5年前の私のうつ発症から現在に至る過程を知ってくれている友人と語らうのは、心落ち着くかけがえのない時間だ。彼女とは根津とその近辺の千駄木、谷中が共通のキースポットとなりつつある。

この次来る時も一緒にブラブラ歩いて時に道に迷い、思いがけず素敵なお店を発見してお茶を飲みながら、ゆるーりとおしゃべりに花を咲かせたい。

↓は根津神社で購入したツツジ。700円。
まだだいぶ早いけど、母の日のプレゼントとして、母の写真の横に飾る予定。


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