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それさえ愛おしく感じると思う

野花や鳥、虫(一部例外あり)、犬猫
可愛いなぁ、きれいだなぁ、
そんなに可愛くて綺麗でありがとうと思いながら見つめる。


そんな彼らがもし、
生きているのが辛いよ
苦しいよ寂しくてたまらないよ
助けてほしい寄り添って、と
泣いたりうずくまっていたとしたら
どうするだろう。



この世界は怖いことばかりだ、
あなたも私のことを無視するんだね、と
怯えたり震えたり、
時には怒っていたとしたら
どうするだろう。




申し訳ないが
それさえ愛おしく感じると思う。

それでもきみがそこに咲いていること、
生きていること、
存在していることが
可愛いし、嬉しいんだよと
抱きしめたくなるだろう。


ふと、
もしかして神様の視点ってこんな感じなのかな?と思った。





自虐して
泣きわめいて駄々を捏ね、
膨れっ面で嘆いて
舌を出し、中指を立ててみても

それでもきみが生きていること、
存在していることが
可愛いし、嬉しいんだよ
かわいいね、よしよし、

なんて
神様は思ってるかもしれない。
(なかなかハードなSっ気)






笑顔で空を見上げることも
地面に唾を吐くことも
どちらもすべて丸ごと包み込んで許してくれる。

それが大いなる神、
私如きがたどり着くことさえできない
愛の境地なのかもしれない。








こんな壮大なことを書いていてなんだが
今日のリアルな私は
仕事のことで心がぬかるんでいて

「でも私は間違ってなかった」
「なぜ私の方を信じてくれないのか」

なんて言う幼稚なイライラ、モヤモヤを
蒙古タンメンの辛さと
炭酸水の心地よい痛みで紛らわせ
撃沈せず済んでいるような状況だ。


仕事は仕事と割り切ってるつもりで
全然割り切れずにしっかりメンタル削がれてるんだから面白い。



神様はこんな私でも

「それでもきみが生きていること、
存在していることが
可愛いし、嬉しいんだよ
かわいいね、よしよし」

なんて思ってくれるだろうか。


自分で書いたからには
そうに違いないと信じ込んで
眠ることにしよう。


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