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リセット 北村薫 【ゆるっと感想文】1

みなさん今日もお疲れ様でした。
何も書く気になれぬが
毎日更新は死守したいシリーズの一つです。

読了済みの本(読んでる途中はNG)で
心に残ったワンフレーズだけを残していきます。

「ワンフレーズだけしか記せない」ってとこがミソ。原稿用紙1枚程度の感想もゆるっと残したい。



とにかく、磨きながら考えたんだ。
《毎日やって来る、こんな平凡な瞬間なんて、絶対に記憶にのこらないなあ》と。

辛いこと、哀しいことを忘れられるから、
人間は生きていける。

水に流す——というように、
心の棘も時に流せるんだ。

今の自分を消すから、次の自分が生まれる。
そういうものだ。

リセット 北村薫


『スキップ』『ターン』と
こちらの『リセット』で三部作になっています。

昔図書館で借りて全部読んだことがあるけど
久々読みたくなり、一番好きなシリーズがこの『リセット』だと思って購入したら違った。


私が好きなのは
17歳の主人公がいきなり見知らぬ部屋で目覚め42歳の自分として生きていく『スキップ』。(読んだ当時は17歳のほうに感情移入して読んだというのに時の流れよ…)


ちなみに二番目に好きなのは『ターン』。
同じ時間を何度も何度も繰り返してしまう感じの内容だったかな。

実際そんなことあったら
怖いと思ったことしか覚えてないけど
今読んだらまたちがう感想を持つのかもなので
今度読んでみよっと。


今回読了した『リセット』は
なかなかファンタジーで

身も蓋もない書き方をすれば、
輪廻転生した男女が最終的には夫婦となって添い遂げるってお話です。

本当はもっと壮大で
魂レベルの物語なんですが

私が抱いた感想は
「ラブラブでええなぁ。」でした。
そんな感じです。


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