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メンヘラコミュ症ホステスになる❊水商売をしようと思ったわけ❊

我が家は特別裕福ではなかったが、お金に困ってはいなかった。

だけど、父と母はお金のことでよく喧嘩をしていた。

理由は分からないけど、父が何か怒鳴りながら母に一万円札を投げつけて家を出ていったのを子供の頃に見た。
大人の男が感情を爆発させ怒鳴るのはとても怖かった。
しばらく胸のドキドキが収まらなくて、誰かに抱きしめてなだめてもらいたかった。

母の顔を見ると、悲しそうな、でも勝ち誇ったような顔でその一万円札を財布にしまっていた。

お金がたくさんあればもっと仲良くできるのかなあ……

子供の頃に湧いた疑念はその後、お金という存在を超えてみたいという想いに変わった。


お金を超えるってなに?
よく分からないけど、お金が腐るほどあったら、人間の心ってどういう境地になるんだろう……


それを確かめるべく、クソほど金稼ぐぞ!とホステスになることを志した。


あと単純に茶パツロングの厚化粧のお姉さんに憧れがあった。

茶パツロングで厚化粧して金稼ぐならやっぱりホステスしかないよね!

そんな感じで私はホステスを志したわけです。

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