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「99%カット」の危険性

こながはツイッターをやっていません。

主な理由は、

①イーロン・マスクが買収するまで検閲がひどかったこと。

②少ない文字数では正しい情報を伝えられないこと(書いているうちに、どうしても長くなってしまう)。

③読み手も斜め読み・飛ばし読みするので誤解されるおそれがあること。

④ろくな知識もないくせに他人にかみつく輩が多いこと。

などです。

でも、「こながしんたろう」でリアルタイム検索すると、幾つかの記事がリツイートされていて、プチプチプチバズリ(?)していて驚きます。
noteのほうでも、かなりフォロワーが増えてきました。ありがとうございます。
しょせんは、公権力とマスメディア相手に「焼け石に水」でしょうが、私の記事を読んで、たとえ1人でも接種を止めたり、マスクを外すことができれば「御の字」です。

もしツイッターをされている方がいらっしゃいましたら、一度検索してみてください(皆様のご期待が多ければ、いつかツイッターを開設するかもしれません)。


さて、「パンデミックごっこ」に便乗して、さまざまな「クリーン商品」が発売されています。
その多くが「ウィルス・細菌を99%カット!」という触れ込みですが、真偽はともかく、それがどれほど「危険な行為」か、99%の消費者が気づいていないようです。

どんなに優れた商品でも、ウィルス・細菌を100%防ぐことはできません。必ず「変わり種」が混じっていて、そいつが網の目をすり抜けていくからです。

当該商品が99%の「ライバル」を消してくれたおかげで、すり抜けた1%のウィルス・細菌の行く手には、手つかずの更地が広がっています。
まさに「夢の新天地」。なぜなら、ライバルが存在しないせいで、思う存分、自分の系統のみを増やすことができるからです。

しかも、この系統は「99%カット」のハードル(障害)を乗り越えてきた遺伝的特徴を備えています。つまり、同じハードルで防ごうとしても、簡単にそれを回避してしまうわけです。

言い換えるなら、我々がそうしたハードルを設けることで、ウィルスや細菌を「よりタフなもの」へと鍛え上げているのです。嗚呼恐ろしや。
こうして、今問題になっている「多剤耐性菌」のようなものが生まれてくるというしだい。

何でもかんでも清潔にすればいいというわけではありません。比較的害の少ないウィルス・細菌はいてくれたほうがいい。ハードルを突破した「精鋭部隊」が無尽蔵に増えていくことを食い止めてくれます。
いわゆる「細菌フローラ」です。

また、ウィルス・細菌のうち、害をなすものはごくわずかで、ほとんどは人体に無害か、むしろ有益です。こうしたウィルス・細菌に時折感染することで、我々の免疫も活性状態をキープできるのです。
「無菌室」のような環境は、免疫を衰弱させ、人間を脆弱にします。そこに「99%ハードル」を乗り越えた強力な「精鋭ウィルス・細菌」が入り込んだら、どんな惨状になるか想像してみてください。

あなたや大切な人がこれからも健康に過ごしたいなら、「適度に不潔な環境」こそが最善なのです。
「潔癖神話」に騙されないでください。



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