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俳句【散り急ぐ木の葉に似るや秋の蝶】

今年は、ヒョウモンチョウの幼虫が少ない夏でしたが、
何処で過ごして居りましたのでしょう、
10月に入ってから羽化したての美しい飛翔を見せてくれます。
豹紋蝶ひょうもんちょうは、褄黒豹紋つまぐろひょうもんと呼ばれるものが雌で、全体的に豹紋柄の美しい雄の飛翔も目を惹きます。近年、ミニパンジーの普及により増えました。

秋の終わりごろには親蝶が所嫌わず地面に卵を産んでいる姿を庭で見掛けます。様々な形で冬越しをする蝶ですが、冬越しの
さなぎの殆どは四十雀しじゅうからなどの小鳥に食べられてしまいます。
自然の厳しさをつくづくと感じてしまいますね。

西洋ニンジンボクの花で蜜を吸うツマグロヒョウモン

✒【乱舞する秋蝶いずこ訪ねけり】

この季節、蝶たちも子孫を残す最後のチャンスとばかりに
様々な種類の蝶が庭中、残り少なくなった花の蜜を求め
飛び交って居ります。