麻依弥🌹

欧米の文学、音楽などを好んで居ます。 花が好き。猫、猫族が好き。自然が好き。 日本語の…

麻依弥🌹

欧米の文学、音楽などを好んで居ます。 花が好き。猫、猫族が好き。自然が好き。 日本語の美しさを出来るだけ活かして、 POEMや空想物語や我流の俳句、短歌を創作しています。 固定記事は、一定期間で交換します。

マガジン

  • My 創作俳句

    人の集まりが苦手ですので歳時記を師匠に独自の思いで作句しています。 noteで勉強させて頂いてます。

  • My Favorites

    私の作品の中で、特に好きな作品を集めました。

  • My 短歌

    四季の花々と日本の美しい言葉を詠み込んでいます。

  • 自己紹介とエッセー

    自己紹介と申しますか、思い付く儘に綴っています。

  • 短編小説

    フィクションと空想小説を纏めています。

最近の記事

  • 固定された記事

🌹自己紹介-3《思い付く儘》

自己紹介の3ですが、胸を張って書き込める内容が無いものですから、 プロフィール紛いの追想を思い付く儘に綴っています。 そうですね〜子供の頃から引っ込み思案でしたが、秀でた所が無い訳じゃなくて手先は器用なので少しは目立つ処もあったようです。 本人は、目立たないと自認していたのですが。 決して出来の良い子じゃないから虐めに遭いましてね、 先生は気が付いていても不出来な子には目を向けません。 今のようにクラスの全員で無視するような時代では無かったから、 兎に角、耐え切りまし

    • ポエム「愛と絆の語り詩」

      [The prologue] 時は14世紀、地球から遠く離れた宇宙に赤く輝く新しい星が生まれました。 数年後、先に生まれた星と同じぐらい青く輝く星が生まれました。 地球ではイタリアのトスカーナ地方で、其々の星が生まれた時期に男子と 女子が誕生しました。 男の子は代々、国王の側近の騎士を務める家柄に産まれ名前はアンジェーロ、彼が産まれた3年後に貴族の家に産まれた女の子はラピサーナと名付けられました。 やがて、アンジェーロは逞しく美しい若者に成長しました。叉、ラピサーナは思

      • エッセイ「四十雀の話」

        🌷四十雀と玩具のログハウス🌷 去年の話ですが、2月に入った頃から設置いたしました手作りの四十雀の巣箱です。御世辞にもスッキリはしていませんが四十雀には気に入って貰えました。 子供の頃に遊んだ玩具の組み立てログハウスは、特に御気に入りのものでした。半世紀以上、大切に保管されていたもので、何かに役立てたいと考えて居りました。木製のものですから小鳥の巣箱に打って付けです。 深さが20㎝必要なのでピッタリな箱と継ぎ合わせた不細工なものですが力作なんです。 入り口は、四十雀の場

        • 今朝は太陽が眩しい。今年は花水木の花付きが悪いけれど陽当たりの良い場所では既に葉が伸び始め間からピンクの花がチラリと見える様子も好きな物の一つ。 ✒晴天の宙と競うか花水木

        • 固定された記事

        🌹自己紹介-3《思い付く儘》

        • ポエム「愛と絆の語り詩」

        • エッセイ「四十雀の話」

        • 今朝は太陽が眩しい。今年は花水木の花付きが悪いけれど陽当たりの良い場所では既に葉が伸び始め間からピンクの花がチラリと見える様子も好きな物の一つ。 ✒晴天の宙と競うか花水木

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        記事

          短歌「夢の雫」六首

          【満開と淡き彩り萌える中 芽生えし思い逃げ水の如】 【その思ひ散り行く花と儚くも 届かぬ心風に吹かれん】 【風向きの変わりて憂い消え去りし 月の光に浮び来る君】 【彼の人は菖蒲の香り仄かなり この手を取りて誘い行かん】 【夢幻の淡き光ぼうとして 青葉より雫ぽつり落つ】 【微睡みに夢から覚めて春の雨 青葉を滑り嫋やかに落つ】 📝 昨日の夜明けの雨は凄い降りでしたが 其の後からは音もなく静かな降り、そして晴れ間も。 その様な中、庭を眺めて居りました

          短歌「夢の雫」六首

          俳句【雨音】5句

          ✒春霖に一羽二羽飛ぶ小鳥飛ぶ ✒咲く花のゆるり項垂れ春の雨 ✒春愁う雨音にのせショパン弾く ✒雨上り囀るように花咲う ✒催花雨に降られてファイト菓子作り この春も雨が多かったように思いますが、 殆どが春らしいシトシト降りで餌を求めて飛んで来る 小鳥たちもびしょ濡れは少ないでした。 漸く、御馴染のメンバーが揃いました。 メジロを筆頭に四十雀、ツグミ、ヒヨドリ イソヒヨドリ、アオジなど。 今朝は山鳩が姿を見せました。 然し、山雀が姿を見せず寂しいです。 雨降

          俳句【雨音】5句

          短歌 de ポエム【並木】

          この並木 思い出深く 日々歩む 春夏秋冬 折々の花 この並木 フルフルそよぎ 爽やかな 煌めく若葉 頬撫でる風 この並木 マロニエの咲く 初夏近し 愛おしき君と 交わす眼差し この並木 寄り添う二人 見守りて 星霜の日々 散りぬる日々 この並木 片割れ時の 物悲し 君待つ吾そ 独り歩みぬ この並木 ハラハラ零る 心に雨 吾に重なる 黄葉の影 この並木 凍れる風情 冬枯れの 侘しさ漂い 仰ぐ天空 この並木 春の訪れ 感じつつ 独り佇み 懐かしき哉 此

          短歌 de ポエム【並木】

          ポエム【未明の夢】

          久し振りに見た夢 未明の夢 窓から空を眺めていた 南の空に男性か女性か 上半身のシルエットが浮かんでいた 突如、両の目から光の帯が 西の空に向かい流れ消えた 暗くなった空を見上げる 様々な宝石を散りばめたように 星が輝いていた 真正面の天空には オリオン座が輝いていた 庭に出て天上を見上げる 満天の星空に畏敬の念 場面は変わり 山の頂上らしき所 周りには何も無かった 山の頂上 広い空間に一人佇んでいた 辺りは針葉樹の森に囲まれていた それらの木々は果てしな

          ポエム【未明の夢】

          俳句+自由詩「花々の会話」

          2024年3月15日 今日は、暖かく天気も良いですね 秋に風と共に去って行った木の葉たち 地に留まった草木たちは 冬が去る日を待ちながら 寒さに堪えていた  ポカポカ陽気に目を覚ました花々 ✒【花の香を消す恋猫のマーキング】 ✒【春の野に千紫万紅風踊る】 ✒【春空の陽射し儚く小雨降り】 ✒【地に有りて草木も目覚む春陽かな】 ✒【春雨や蕾も咲う木々の枝】 眠りから覚めたクロッカスが 「皆さ~ん、お早う御座いま~す」と ソプラノで挨拶をする 「女神フローラに急かされ

          俳句+自由詩「花々の会話」

          短歌【春の雪】五首

          沫雪や はらりはらりと ハラハラと 傘差し行かば 薄日のさして 泡雪よ かけたき願い 言えぬ間に バトンタッチで 光りは春に 綿雪を 猫も背に乗せ 駆け戻る 風冷やかに ティタティタの咲く  沫雪や 猫も微睡む 穏やかさ 俯き揺れる 寒芍薬 泡雪を 避けて飛ぶよな 小鳥たち 恋のさや当て 巣作り間近 俳句の季語をテーマに季節の花など詠み込んだ我流の短歌です。 上の句で俳句を、全体を通して短歌として詠んでおります。 全く、素人は何をするやら御笑いくださいませ。

          短歌【春の雪】五首

          ポエム【季節の移ろいと貴方】

          〽[林檎の花ほころび   川面にかすみたち   君なき里にも   春は忍びよりぬ] 小さな声で口ずさみたい季節です。 春 柔らかな光の季節 川の流れに陽射しが煌めく 川面に浮かぶ白い花 清純なオフェーリアのようだわ 夏 向日葵は太陽の長女 貴方の横顔に目を留める 端正さの中に優しさが溢れる 神がその面を彫るとき 鑿《のみ》の手元が狂ったのか 完璧さに影を落とす頬の線 それは魅力的なスパイスとなり 出逢った人を魅了する 秋 移り行く季節の儘に 緑の葉を残しつ 黄色から

          ポエム【季節の移ろいと貴方】

          短編【愛猫ナナの思い出】短歌5首

          今日は2月23日 一日遅れですが、昨日に続いて[ニャンニャンさんの日]が有っても良いでしょう❓ 猫大好き人間なんです。 猫、ネコ、ねこ(=^・^=) [ネコ]って単語だけで[可愛い]が浮かびます。 我が家には、既に🌠の国に我が御先祖の元へと旅立って 久しいですが、ナナちゃんって雄猫がいました。 可愛くて[ナコボちゃん][ナコちゃん]とか 複数の名前で呼んで居ました。 出会いは、丁度、自宅介護をしていた母が亡くなり、一つのライフスタイルからピースが抜け落ち

          短編【愛猫ナナの思い出】短歌5首

          🌹自己紹介-2《noteを楽しむ》

          2023年10月28日に自己紹介をさせて頂いて4ヶ月経ちました。 投稿作品は9月28日の初投稿から漸く20作品目です。 《noteとの出会い》は前回に申し上げましたように2年程前に遡ります。 当時2020年の米国大統領選挙の奇妙な選挙結果以降様々な世界情勢に違和感を持ちYouTubeを閲覧している時に或る投稿者の貼り付けURLから此方に投稿されている⛩巫Note:5次元量子世界さんの投稿記事に興味を持った事から始まります。 タイトルの一部は【世界支配構造まとめ:世界を動

          🌹自己紹介-2《noteを楽しむ》

          俳句【春の寒芍薬】五句

          ✒【風光るひと日に揺れて寒芍薬】 キンポウゲ科の花で12月頃から翌年の3月頃とも2月頃から5月頃までと、 何れにしても花期が長く人気のクリスマスローズ。 今回は[春]の季語で、和名の[寒芍薬]を詠んで見ました。 ✒【春風と戯れ遊ぶ寒芍薬】 冬の貴婦人とも、冬の宝石とも言われるクリスマスローズは、明治から大正にかけ日本に薬用植物として導入されたものは一重咲きの原種(ニゲル)と思われます。 現在の品種改良された八重咲や色数の多さによる派手さの無い 俯いた静かな風情から和名は

          俳句【春の寒芍薬】五句

          俳句【福寿草】

          ✒【風そよぐ猫の額の福寿草】 [福寿草]別名は[元日草][朔日草(ついたちそう)] 学名:Adonis ramosa(アドニス・ロモサ) 季語としては[新年]となって居ります。 其れにしても此の冬は暖冬と言われて居りますが、 我が家の庭では未だ存在が認められません。 旧暦の新年なら今の暦では1月20日から2月の20日の間と言う事で 時差を心得た植物は其の季節になると花芽が出るようですが。 現代で俳句を詠む場合は旧暦(現暦より遅い)で考えるのが 正解なのでしょうね。 我

          俳句【福寿草】

          俳句【春と節分草】二句

          ✒【ぽつぽつと夫の育む節分草】 自生地の方から分けて頂き大切に持ち帰り生育地に 似通った場所に環境を作り慈しみながら育てて居られる方を見掛けました。 山林の中で早春の花のない時期に密かに咲き始める節分草。日本原産の固有種で関東から西日本の山地に自生するキンポウゲ科の花。 花言葉は、「気品」「高貴」「微笑み」「人間嫌い」 4つの花言葉の中で少し変わった花言葉「人間嫌い」は、節分の頃に咲くことに由来しているようです。 節分の豆を投げられて追い払われる鬼の気持ちを表現した

          俳句【春と節分草】二句