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短歌【君想いしとき】

静けさに片割れ時の茜雲 眉月遥か寄る辺なきかな

収めても内なる想い湧き上がり彼の人求め震え止まらず

今宵とて君にいだかれ鼓動する燃ゆる肌そめ陶酔の域

七色のベールに包まる我が心青紫あおむらさきのタンザナイト

過ぎ去りし狭間の色はザクロ石君が心は闇を駆け来る
 
遥かなる銀河の流れ通り抜け彗星ひとつ尾を引きながる