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【俳句】秋/アサギマダラの話

✒【藤袴アサギマダラの影ひとつ】

開花始めたフジバカマ

八ケ岳では初夏から夏の終わり、時には秋半ばまで身近に
見かける浅葱斑あさぎまだら

羽根を広げれば10㎝前後の蝶が日本列島を縦断、
さらに南の沖縄や台湾や香港まで2500キロ以上の旅をするのですね。

この蝶が兵庫県の我が家の庭に藤袴を植えて数年、
2020年に飛来してくれました。
同じ地域でも毎年、噂は聞くのですが我が家は以降避けられております。

羽化したてだったのか元気が良くて、この写真1枚、
止まった所を何とか撮影したものです。

幼虫の食草は、ガガイモやキジョラン、イケマ、カモメヅルなどです。
藤袴の蜜を吸いに来るのは成虫です。
藤袴に来る秋色の蝶、ステンドグラスのようです。

✒【秋蝶や今宵の宿は何処なり】

【晩秋にアサギマダラを待ちわびる】

アサギマダラ、「旅する蝶」として有名ですが、
その姿は宝石のような輝きで別名「21℃の宝石」とも呼ばれています。