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【2024年最新版】防災士資格試験問題集/過去問

みなさんこんにちは!防災ラボです。
今回は、過去問を基に防災士試験対策のための試験問題60問を作成しました。

防災士試験対策の仕方が分からない・・・
一発で合格できるか不安・・・
少ない勉強量で効率的に学習したい・・・
そんな人たちのために「これさえやれば合格間違いなし!!」というような問題集を作成しました。
実際、私も勉強法が分からず、周りに防災士試験を受けた人がいなかったので、教本の隅々まで勉強しました。(教本を見れば分かると思いますがとんでもない量でした泣)
おかげで全問正解一発合格することはできましたが、効率の良い勉強法とは言えませんでした。
私自身の「こんな記事あればいいのになあ」を形にし、試験問題60問を作成したのでみなさんの防災士試験合格への一助になれば幸いです。

防災士の試験内容について

  • 試験時間は50分

  • 問題数は30問(24問以上正解で合格)

  • 試験問題は防災士教本の内容から出題

  • 3択式設問(3つの選択肢から1つの正解を選ぶもの)

  • 試験問題は回収される

試験の内容については、本記事で出題する問題と同様もしくは類似問題が出題されます。
類似問題については、明らかに違う選択肢を消去法で消していけばすぐに答えは出ます。
ここで注意すべきことがあります。
        「講義を聞くだけでは合格できません!!!」
一見、講義内容を聞くだけで問題が解けるように思えますが、先述したとおり、試験内容は「防災士教本」から出題されます。

講義は、基本的に防災士教本に沿って行われますが、出題範囲が広いため講義だけでは教えることができない部分も出てきます。
また、講師によっては、実例や自身の実体験をもとに講義を進めていく方もいるので(もちろん自分の知識教養にはなります)教本に沿わないケースもあります。
ですので、試験対策としては防災士教本の内容を勉強するのが一番だと思います。


勉強方法について

勉強時間についてですが、2日ほど前から勉強すれば十分に合格できると思います。
勉強方法については、
1 本記事で掲載する問題60問解く
だけで十分ですが時間のある方は、
2   問題に出てきた語句の意味や関連する事柄を教本で調べる(類似問題対策)
3   問題を繰り返し解く(問題の傾向を掴むため)
この3ステップで試験内容については完全に網羅できると思います。

本記事に掲載している60問は、教本の内容やネットに転がっている過去問、実際に私が受けた試験内容をもとに作成していますので、答えを暗記するだけでなく、問題を基に語句の意味や出題方法を復習するとより高得点が目指せると思います。

ーーーーーーーーーーー以下試験問題60問になりますーーーーーーーーーーーー

試験問題集

*正解は問題の下に記載しています*

問題1 「熊本地震」に関する記述のうち、正しいものはどれか。
①熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード6.5の地震が発生し、熊本県益城町で震度7を観測した。さらに、その28時間後には、同地方を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、熊本県益城町と西原村で震度7を観測した。現在の観測網下で、震度7が2回続けて記録されたのは観測史上初めてのことだった。
②一連の地震より人的被害は、死者273人(2019年4月12日時点)にのぼたが、そのほとんどが直接死で、避難所環境や被災者支援が行き届いたことにより関連死は減少した。
③熊本県は県内一部の市町村に災害救助法の適用を決定した。また、一連の災害を「大規模地震から復興に関する法律」に規定された「非常災害」として同法制定後初の指定がなされた。

正解①

問題2 地震の規模を表す「マグニチュード」に関する記述のうち、正しいものはどれか。
①大きな地震を感じ、情報を得ようとテレビをつけたら市町村各地の「マグニチュード」が伝えられているところだった。
②「マグニチュード」が1.0上がると地震エネルギーは約30倍になる。
③マグニチュード9以上の地震を巨大地震という。

正解②

問題3 「首都直下地震」に関する記述のうち、正しいものはどれか。
①「関東地震」と呼ばれるタイプの地震は太平洋プレートの上面で起きる。
②関東は3つのプレートが積み重なった状態で、日常的に地震が誘発するほか、過去にもM7級の大地震も起きている。
③フィリピン海プレートと太平洋プレートの境界ないしこれらのプレート内部あるいは活断層で起きる可能性のあるM7級の地震はその頻度から30年以内に30%と推定される。

正解②

問題4 「土砂災害の特徴」に関する記述のうち、正しいものはどれか。
①令和元年台風19号では、はじめて土砂災害警戒区域内で、全住民のスムーズな避難が行われた。
②土石流は土砂が通常水で運搬される量よりも異常に多く流出し、土砂と水が一体となった連続体の流れである。
③2013年の伊豆大島災害では、豪雨が広範囲の表層崩壊を起こして土石流が流下し、砂防堰堤では防止軽減できなかった。

正解②

問題5「気象災害」に関する記述のうち、正しいものはどれか。
①ゲリラ豪雨は、地球温暖化や大都市のヒートアイランド化などが原因となって起こるといわれている局地的で突発的な予測の難しい豪雨のことである。
②水量が下水道や排水施設の処理能力を上回ったために、市街地に溢れ出して起こる現象を「外水氾濫」という。
③洪水氾濫による浸水で建物自体が停電する恐れはあるが、マンションでは受電設備の防水化は必要ない。

正解①

問題6 「応急手当」に関する記述のうち、正しいものはどれか。
①人が倒れていたら熱中症を除き衣服や毛布で体を温める。むやみに動かしたりせずにできるだけ静かに手当てを行う。
②突然、心停止が起きた場合には、近くにいる人が一刻も早く救急車を呼び、到着するまで待つ。
③AEDの使用で子供用パッドがない場合、AEDを使用できない。

正解①

問題7 「ボランティア活動の基本」に関する記述のうち、正しいものはどれか。
①発災直後は経験が浅いボランティアでも被災地に入るべきである。
②ボランティアは必要とされたことを行う、ただし危険な作業などは避ける。
③ボランティア活動は自分と被災された方々のために行う行為である。

正解②

問題8 「激甚災害と激甚災害指定」に関する記述のうち、正しいものはどれか。
①激甚災害指定とは、災害対策基本法(1961年)に規定する「著しく激甚である災害が発生した場合」のことを指す。
②激甚災害指定とは、災害復旧事業補助、災害復旧貸付等の総称である。
③激甚災害とは、「激甚災害に対処するための特別な財政援助等に関する法律」(1962年)が適用される災害のことをいう。

正解③

問題9「自主防災活動」に関する記述のうち、正しいものはどれか。
①地域住民同士が話し合い、いざというときに避難の呼びかけ・誘導・救出・救助・初期消火・避難所の運営などを行うために自主的に組織するのが自主防災組織である。
②「自分たちの地域は自分たちで守る」という連帯感を高めるために行政機関の指導のもとに結成された組織が自主防災組織である。
③自主防災組織は、地域において「自助」をなす組織であるため自治会などの地域で生活環境を共有する住民で結成・運営されることが望ましい。

正解①

問題10 「線状降水帯」に関する記述のうち、正しいものはどれか。
①線状降水帯とは、積乱雲の大気下層に、新たに積乱雲が次々と発生するという積乱雲の生成現象が繰り返され(バックビルディング現象)、帯状に連なることである。
②線状降水帯では、大雨になることはあるが、大きな災害となることはない。
③線状降水帯では、いくつかの場所に強い雨が継続して降る。

正解①

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