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キッズフェスタに初参加

4月20日21日に東京で開催された子どもの福祉用具展キッズフェスタに初めて参加してきました。

1日目の開場直後に行き、2時間半ほど滞在しました。みるみる人が多くなって、場所によってはバギーで動くのが困難なほどでしたが、こどものためにいいものを見つけたいママやパパたち、障害児の暮らしを豊かにするいいものを提供したいという企業さんの熱意を感じた素敵な空間でした。

娘とダイニングテーブルを一緒に囲みたくて、昇降式の座位保持装置を検討中なので、いくつか乗せていただきました。座位保持装置にしてもバギーにしても、一度にたくさんの種類のものを目にしたり試乗できる機会は、このような福祉用具のイベントでしかないと思いますが、そのようなイベント自体も多く行われているわけではないのでとても貴重な体験です。

会場には、障害児やその家族だけでなく、支援者もたくさん来場していた印象でした。

今回娘を連れて、障害児家族としての参加がメインだったのですが、いろんな福祉用具を目の当たりにしたら、支援者として、娘の状態には当てはまらないものでもなんでもすべてが興味深かったです。こんな素敵なカラーやデザインの吸引器あるんだーとか、この機能すごい、これあったらあの子の注入の時いいかも、これあの子に使えないかな、とか。

知らなかった福祉用具や福祉機器がたくさんありました。人も多かったし、すべてのお話を聞けるわけではなかったので、パンフレットなどの資料はその分いただいてきました。

今は、InstagramなどのSNSで多くの障害児ママたちが体験談や日常を投稿していて、福祉用具についてもレビューしてくれています。多くの情報が得やすく、内容によってはセラピストを含む支援者よりも、障害児ママたちの方が有益な情報を持っていたり、情報がアップデートされている場合もあるような気がしています。私ももちろんですが、当事者家族なので、みんな自分のこどもの困り事に対して、どんなものがいいんだろう、こういうのは他の人はどうしているんだろう、とそれはそれは必死に情報を掴みにいくわけなので。

たくさんのがんばりっ子やその家族たちが集まりあたたかい気持ちになれたり、娘のためにいい情報も得られたキッズフェスタでしたが、支援者としても、福祉用具や福祉機器についてのある程度の知識を得て、時々アップデートもしていきたいな、と感じた良い機会でした。

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