看護師が、がんセンターに転職する場合、押さえておきたいポイントがある。まず、がんセンターに転職する目的を明確化することが大切だ、目的がハッキリしたら、具体的に情報を収集すること、最後に必要な対策を進めることだ。第1に考えなければいけない事は、目的をはっきりと明確することだ。具体的に自分は、がんセンターでどんな看護を希望しているのか。がんセンターという専門性の高い医療を扱う現場を希望するのだから、化学療法緩和の看護を希望するのか、手術前後の看護を希望するのかなど具体的に自分が興味を持ち、携わりたいと考えている看護をはっきりとさせておくことが第1歩だ。

次に、目的を明確化したら、がんセンターの求人は全てそれぞれのホームページで公開されているので、情報は集めやすい。がんセンターは、情報を広く伝えることを目的の1つにしているので、情報は得やすい。また、がんセンターは全国に17カ所しかないので、狭き門となっていることも事実だ。自分の希望するセンターの情報を具体的に集め、年に何度も催されている病院説明会に足を運ぶことが肝心だ。

そして、最後に採用に必要な対策を進めよう。基本としては、書類審査、面接等が行われる。センターによっては、筆記試験が課されるところもあるので注意が必要だ。筆記試験が課される場合は、適正試験と小論文対策は念入りに行う必要がある。以上のように、闇雲に転職活動を行うのではなく、ポイントをしっかりと押さえて着実に目的達成のために準備をすることが非常に大切になってくるのだ。今すぐにできる対策として、まずは(看護師の【がんセンターという選択肢】)に目を通すことをおすすめする。