見出し画像

「明日やろうはバカ野郎」だと誰かがいっていた。ほんとにそう思う。

経験や体験って、人生を豊かにするな~とふと思う。


経験したことないことを人からただ聞くだけで、あ、こんなモノかと、自分の中で似たような経験を思い出し、経験したつもりになることってないだろうか。


だったら別に経験しなくてもいいや、めんどくさいし、みたいな。わたしはわりとそればっかりだった気がする。


たとえば昔、先輩からディスコに誘われたことがある。テレビでちらっと見たことがある程度で、行ったこともなければ、実際に行った人の話も聞いたことがない。


その先輩は何度かディスコに行ったことがあって、その話を聞いただけで、行かなくてもテレビで見た感じと同じだと思った。


お金払ってまで経験する必要ある?と思ったわたしは、先輩の誘いを断ったが、大丈夫大丈夫と呪文をとなえられながら連行されたのだ。


実際に経験した結果、行ってよかった!である。


体験しないとわからないこと。爆音がなっていて最初はびっくりしたが、あのベースやドラムが体にひびいてくる感じは、テレビや話からだけでは絶対にわからないよね。


ダンスはのちに出てくるパラパラみたいな型なんてものはなく、自由に体が動くまま感性のまま動けばいいってのも解放感をあじわえて気持ちよかった。


若いときは、興味や好奇心のまま経験することができたが、今では億劫になり、聞いた話や見ただけでこんなもんと斜に構えて、経験しなくてもイメージでだいたいわかると決めつけて知ったかぶる。


なんてもったいないんだーーーーと、すでに人生に対して後悔している。


経験や体験って、実際やってみないと得られないものばかりなのに、やらずにいたら死ぬまぎわに、あれもこれももっと経験しとけばよかったな~なんて思っても遅いのだ!


バンジージャンプなんて怖いことしたかないけれど、スカイダイビングはしてみたいなとか、食べるの大好きだけど断食道場行ってみたいなとか、外国は治安が悪くて怖いけど一度は海外行ってみたいなとか。


小さいけど今すぐできることもいっぱいある。それすらも"いつか"とあと回しにして、いつまでたってもその"いつか"はやってこない。


いつかといってあと回しにしてできなかったことがある。それは観覧車に乗ること。沖縄に唯一あった大きな観覧車。


できた当時はすごい賑わいを見せていたのだが、いつか乗ろうと思っていて、結局乗ることないまま観覧車は撤去された。22年間あったのに、だ。


いつかっていつまでもあるわけじゃないとなぜ疑わなかったのか不思議なくらい、観覧車に乗るという"いつか"は来ることはなかった。


だから死ぬまでにしたい100のリスト的な本が、人気になったんだな~。わたしってばなんて遅い気づき。


「明日やろうはバカ野郎」だと誰かがいっていた。ほんとにそう思う。明日も本当にやってくるのか確証はないのに、明日とかいつかなんていわず、今できることからはじめようよ。


経験や体験からしか得られないことがたくさんあるってーのに、めんどくさがりの自分に少し腹がたった。


でも、気づいたんだから、だったらやるしかないっしょ!


あ~今日もほんとどうでもいい話だったわ。笑


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?