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コンプレックスという名の自分いじめをしている人は、いますぐやめたほうがいい

わたしのコンプレックスは背が低いこと。だからチビって言葉が嫌いだったし、チビといわれるとバカにされた気分になりめちゃくちゃ腹が立っていた。


次女が友だちに、"家族みんなチビだね"っていわれた話を聞きわたしのコンプレックス毒が発動。


わたしの大切な家族をバカにして傷つけやがって。鳥のフンが頭に落ちてビックリした勢いで転んで足でも擦りむきやがれガキが。


心の中は一瞬で怒りに飲み込まれ、ふと考える。


嫌いな言葉だけどなんでわたし、こんなにムキになってチビって言葉に反応してるんだ?と。


子どものころ、チービといわれバカにされてきてとても傷つき悲しかったのを思い出す。


それからはチビとバカにするやつらに負けたくなくて、ケンカばかりしてきた。


その辺の記憶はあいまいだが、自分を守るため手段がそれしか思い浮かばなかったのだろう。


自分の背の低さを親のせいにしたり、背の伸びない自分の体を呪ったりしたこともある。


わたしのように背の低い人を見つけると勝手に仲間意識を持ち、お前も苦労してるんだな、と心の中で励ましたりなんかしたりしていま考えると、どんだけ上から目線なんだよ。


今度はふと夫にの言葉を思い出した。


夫も小学生のころとても背が小さかったけど、まったく、1ミリも気にしたことがないと。


で、夫に聞く。チビっていわれて、バカにされてるとムカついたことないの?


ない!

なんで?傷つかなかったの?

全然。


夫の話を聞いてると、そもそも大きくなりたいと思ったことすらないと。


むしろいまの自分で完ぺきとさえ思ってるように感じる。

神だこの人。


ハッとなった。そうか、周りがわたしをバカにしていたんじゃない。わたしが自分をバカにしてきたんだ、と。


ほらまたチビっていわれた。あんたが小さいからバカにされるんだよ!早く大きくなれよ!いつまでチビでいる気だ?


みたいな感じで自分をいじめてたんだ。


コンプレックスって要は、自分いじめの材料ってことじゃん。


わたしが自分をそういう風に見て扱うから、もれなく周りも同じように扱ってくる。


現実はずっとわたしに間違ってる考えかたを、周りを使って教えていただけにすぎない。

ずっと自分をいじめてるのだから、そりゃ〜生きづらいしいじめっこの自分のことなんて好きになれるわけもないわけで。


は〜、本当にごめんね。そして、客観的な正直な意見を述べた娘の友だちにも申し訳ない気持ちでいっぱい。

コンプレックスという名の自分いじめをしている人は、いますぐやめたほうがいい。


もしコンプレックス毒が発動したら、頭の中でAdoを大音量で流せばいい。

"うっせぇうっせぇうっせぇわ!!"と。


いいところ悪いところ、好きなところ嫌いなところ、まじめなところクズなところ、やさしいところイジワルなところ、すべてがあってこそ完ぺきなんだとわたしは思う。


あなたもわたしも、わたしの家族もみんなパーフェクト。そして、やっぱりAdoがいってるように『わたしは最強』なんだ!!


100日チャレンジDay65クリア♪





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