先週、夫が出走した東京マラソンの応援に行って来ました。
8回目の応募にして、やっと目出たくの当選。
応募倍率が猛烈に高い東京マラソン。
今回より、3回連続で外れた人は抽選チャンスが1回分プラスされ、そのチャンスが活かされました。

通常のマラソン大会では、手荷物の預かりがあるのですが、東京マラソンは有料のさらに事前申し込み。
なので、応援を兼ねての荷物持ちで出動です！
ゲート近くまで付いて行き、着替え等が入ったリュックを受け取ってお見送り。

その後は、お目当てのトップ選手を応援のために、地下鉄を乗り継ぎながらの先回り。
都会って、便利！

5㎞飯田橋、15㎞水天宮（往復で2回通過）41㎞ゴール直前で張り込みです。
トップ選手の美しい走りを堪能。コースいっぱいに走るランナーの中から、無事に夫の姿も見つけられ、目的達成。

40㎞付近で、休憩しながら夫を待つ事に。
ここまで（4時間以上）休憩なし。
場所を移動しながら、選手を待って、応援して、また次のポイントに移動して、を繰り返していたら、あっと言う間に時間が経ち。
暇潰しに本やPCを持っていたのですが、全く出番なし。
単なる重い荷物と化しました…

走る市民ランナーの皆さんを横目で眺めながら、カフェ探し。
でも、都心のカフェって高そうだなぁ。
チェーン店だったら、大丈夫かな。
そんな事を考えながら、勘に従って闇雲に進みます。（この間、オシャレ過ぎて尻込みしたお店あり）

晴海通りのコースに沿ったお店を発見。
3階建で、見上げるとコースを見渡せる窓際の席も空いている様子。
ここ良いなーと、入り口に置かれたメニュー表を確認（ここ大切）

何と、コーヒーが800円以上！
高ーい！これって日比谷価格？
ホテルのラウンジ並みじゃないの。

ナシだなーと、お店を探そうと行きかけたのですが、メニュー表の1番下にあった一文が目に入りました。

『国内初　ゲイシャ専門店』

あーゲイシャだ…
思わず足が止まりました。
そりゃ、高いわな。いや、ゲイシャにしてはお安めと言うべきか？

ゲイシャ、今最も人気がある豆の１つですよね。
市場に登場したのは、21世紀に入ってからと歴史は浅いのですが最高級品種の１つで、パナマのオークションで史上最高額で落札され、世界に衝撃を与えた品種。
高地を好み、栽培が難しいため、希少種とされているため高価のようです。

特徴としては、花の様な華やかな香りとそれを生かすために焙煎は浅めのため、飲み口は軽くフレッシュな感じ（あくまでも個人的な感想）
苦味よりも酸味。香水の様な香りと称される事も。
強めの焙煎が好きな人には、物足りないかも。

ちなみに名前は、元々自生していた地域からによるらしいです。

で、結局入ってしまいました…
以前から、ごくたまーに豆を購入して家で挽いて飲む事はあったのですが、カフェでというのは1度もなし。
プロが入れたゲイシャを飲んでみたい誘惑に抗えず。

今更ながらですが、コーヒーが好きなんです。
世の中から、アルコールと甘い物が無くなっても生きて行けますが、コーヒーが無くなったら生きていけないかも。

入ってカウンターで注文とお会計方式。
初めてなので、じっくりメニューを見て検討。
ブラックだと5種類程あり、値段も様々。

スタッフさんに「ゲイシャがお好きなら、ぜひこちらを！」と勧められたのは、1番高い¥2500！
思わず「高ーい」と言葉が飛び出てしまい…でもスタッフさんには「これでも市場の半額ぐらいなんです」と苦笑いをされてしまう。
うん。多分そうなんでしょうね。理解はしてます。

いつもは、コーヒー通販専門店のお手頃コーヒーを愛用。
このゲイシャ一杯で、いつものコーヒー60杯分以上！

「ゲイシャ・オ・レやシェイクもお勧めです」
とさらにお勧めされる。
えー！要はミルク入りって事でしょう！肝心要の香りはどうなるの!?何かもったいない。
いや、飲み慣れている人からしたら、それもアリなのかしら？

で、選んだのがこちら。
1400円ぐらいだったかと。
いやーいつもの感覚なら、絶対に行かない選択です。

都会に出て来たアドレナリンのせいか。
後、これから目の前を走って来るハズの夫の待ち受けに最適の場所だと言い訳してみる。

因みに、コースの真上でもお店は比較的空いていました。
やっぱり、高価格のためかしら。
内容も海外からのツーリストが殆どな感じ。
その分、静かにゆっくりとは出来ました。

ゴールドブリューの試飲とゲイシャを使ったスイーツの試食付き。
ゴールドブリュー、物凄く美味しかったです。
ゲイシャの香りと味が最大限引き出されている様に感じました。
コーヒーは断然ホット派ですが、ゲイシャに限ってはコチラの方が良いかも。

どうせ飲むなら、美味しく幸せな気分で頂きます♪
再びある経験かは分かりませんが、確かに良い経験した！満足、満足！